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May 20, 2004

『砂の女』by安部公房

砂の女
安部 公房

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先日、『燃えつきた地図』を読み終え、さらに『箱男』を買い、すっかり「I LOVE 安部先生」状態ですが、
先生との出会いは二ヶ月前・・・
もちろん『砂の女』です。

演劇部にかつて所属しておりましたので、劇団を自ら主催されていた安部先生のお名前は存じておりました。
放送部の先輩が、コンクールで『棒になった男』を朗読されているのも聞きました。
落語研究会では・・・
(3つとも所属していたのは事実です。笑)

それなのに、今まで安部公房を読まなかったなんて!
私、一生の不覚です。
実家にだって『砂の女』はあったのに・・・
高校生の私に向かって「あなたにはまだ早いわ」といった母。
今頃、『蛇にピアス』を読んで、ひっくりかえっている事だろう。

そうそう、『砂の女』です。
もう、ゾクゾクだ。
砂に埋もれた村。
順応していく男。
どこかの独裁国家を思わせる。

自由でない環境に、ヒトはこうして慣れていってしまうのですね。
オソロシイ・・・
私たち自身、砂の穴にいないといいきれるのだろうか。

安部先生は引き続き、他の作品も読んでいく予定です。

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Comments

ボクも一時ハマって『箱男』『砂の女』『笑う月』を読みました。
内容は・・・・残念ながら覚えてないので、読み返してみます。
本読むの久しぶり!

Posted by: okuyama | May 20, 2004 at 19:12

okuyamaさんもはまりましたか!
はまりますよね〜

そうそう、U市は昨夜、大変でしたね。
ご無事で何よりです。

“シナプス結合”なんてむずかしいテーマだなあと読んでみたら
ピザの話かよっ!(笑)

Posted by: LIN | May 20, 2004 at 21:12

LINさん、はじめまして。
いつも楽しみに拝見させてもらっておりますひとりです。
安部公房と聞いて、やってまいりました。
『砂の女』は、ざらざらする感じが気持ち悪くて好きです。
わたしのおすすめなんですが、『壁』なんてどうですか?

Posted by: Rym | June 08, 2004 at 15:13

>いつも楽しみに拝見させてもらっておりますひとりです。
ありがとうございますっ!

「気持ち悪くて好き」という表現、すごくよくわかります〜

『壁』未読でした。
早速、買ってきました。
おもしろそうです。
これも気持ち悪いんでしょうか?( ̄ー ̄)ニヤリ
読み終わったら感想、UPします。
これからもよろしくお願いします。

Posted by: LIN | June 08, 2004 at 22:04

もう買ったのですか。行動、早いですね。さすが。
『壁』、もちろん気持ち悪いですよ変ですよ。
うちにあるのは新潮文庫版なんですが、
石川淳の「序」からしてすでに気持ち悪いです文章が。
それから安部公房はよく文字がゴシック体になります。
それから安部公房は、はっきりいって文章が下手ですね。
そこがまた物語の気持ち悪さを助長しているような。
よく考え抜かれた下手さというか。
レビュー楽しみにしてます。
これを機会にわたしも再読しようかしら。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

Posted by: Rym | June 08, 2004 at 23:15

こちらこそ♪
今日あたり『燃えつきた地図』の感想をUPするかもしれません。

Posted by: LIN | June 09, 2004 at 09:41

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