« 『編集狂時代』by松田哲夫 | Main | 今週の哲っちゃん »

May 08, 2004

『幻夜』by東野圭吾

幻夜
東野 圭吾

発売日 2004/01
売り上げランキング 13,429

Amazonで詳しく見る4087746682

名作「白夜行」から4年半、あの衝撃が、今ここに蘇る。

ということで、『白夜行』の続編といわれている『幻夜』。
『白夜行』の雪穂は『幻夜』の主人公美冬と同一人物らしい。
そうと思わせる箇所が多々ある。

●雪穂が食べた<ハーモニー>のプリン、美冬が食べた<ハーモニー>のシュークリーム
●美冬が勤めていたブティックの名前は<ホワイトナイト>(=白夜)

しかし、私の頭の中で雪穂=美冬にならない。

まず、美冬しゃべりすぎ!それも関西弁。それも本音。
雪穂は多くを語らず、いつも冷静だった。
亮司との接触場面も一切ない。
一方、美冬は「あいつ、邪魔だから何とかして」と雅也にはっきり依頼する。

だからといって『幻夜』がつまらないわけではない。
『白夜行』で見せなかった雪穂の裏の顔を見せるのが作者の意図かもしれない。
でも、雪穂=美冬にはどうしてもならない。

最後に雅也は思う。
“彼女の目指したものが何なのか、雅也にはとうとうわからなかった・・・”

私も、それがいいたい。
多くの罪を犯し、自分を愛した二人の男を死なせ、結局、彼女は何が欲しかったのか。
金?権力?美貌?

CROSSBREEDのayuさんによると
>次回作も出るんじゃないかとウワサされています
だそうで・・・

(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル ((((

|

« 『編集狂時代』by松田哲夫 | Main | 今週の哲っちゃん »

Comments

こんばんは。

やっと手元にきたので読んでみました。
ちょっとだらだら感は否めませんが、
おもしろかったです。

確かに関西弁の美冬はちょっと無理が(^_^;)

Posted by: 知恵蔵 | February 22, 2005 at 22:47

>知恵蔵さん
私は『白夜行』の衝撃がすごかったんで、
とても楽しみに読んだ分、ショックが大きかったです。
でも『白夜行』はつまらなかったっていう人もいるんですよねえ。

>関西弁の美冬はちょっと無理が(^_^;)
ホント、ホント。
あまり登場しなかった分、クールに見えた雪穂の本当の姿が
美冬だったというのはがっかりです。

Posted by: LIN | February 23, 2005 at 09:56

The comments to this entry are closed.

« 『編集狂時代』by松田哲夫 | Main | 今週の哲っちゃん »