« 『ダ・ヴィンチ・コード』byダン・ブラウン | Main | 『東京湾景』by吉田修一 »

June 30, 2004

『イエスの生涯』by遠藤周作

syuusaku.jpg


イエスの生涯
遠藤 周作

発売日 1973/10
売り上げランキング 1,224,944

Amazonで詳しく見る4103035072

『ダ・ヴィンチ・コード』がらみでキリスト教についてもうちょっと知りたくて読んでみました。
遠藤周作さんご自身がカトリック信者という事でどうかなと思ったのですが、
無宗教の私でも嫌悪感なく読む事ができました。
イエスは奇跡を起こしたりはしていないが、その深い愛こそが奇跡なのだと書いています。
また、死後、生き返ったという復活神話も、それは弟子たちの心にイエスの教えが復活したという風に
とらえています。

最近、映画の「パッション」が話題になりましたが、考え方としては遠藤周作さんの方が人間的かも・・・

それでも、素朴な疑問。
「自分の深い愛を示すためにあえてエルサレムにもどり処刑された」というのはどうなんでしょう?
もっと人々を救う他の方法はなかったのかと、宗教に無知な私はちょっと思ったりするわけです。

ダ・ヴィンチ・コード』についてはGyutoNETさんの記事をそのまま参考資料として
追加しました。
是非、ご覧ください。

|

« 『ダ・ヴィンチ・コード』byダン・ブラウン | Main | 『東京湾景』by吉田修一 »

Comments

遠藤周作はたくさん読んでいるわけではないのですが、宗教観ならやっぱり『沈黙』かなあと思います。わたしはこれを読んでかなりショックを受けました。キリスト教徒がみんな遠藤周作のような考え方なら世界はもっとよくなっていたかもしれない、と思ったり。『深い河』も考えさせられますね。

キリスト教徒の作家の作品は(キリスト教に限らないかも知れませんが)どうしても宗教臭が鼻につくことがありますよね…。わたしは三浦綾子の『氷点』が大好きなんですが、『続氷点』はちょっと辟易しました。

Posted by: ちょろいも | June 30, 2004 at 23:22

さ、さすが、ちょろいもさん
正直、この作品にはコメントつかないかなと思ってました。
『沈黙』『深い河』『氷点』未読です。
申し訳ない・・・^^;

そうそう、ウチのこうさぎLINが初めて投稿したんですけど
あまりにまぬけな投稿だったので(飼い主に似て)削除しちゃいました。
ちょろいもさんには見ていただけばよかったな〜

Posted by: LIN | July 01, 2004 at 00:28

LINさん、こんにちわっ!
遠藤周作氏と言えば「黄色い人」くらいしか読んだ事ないボンクラponsukeですが、三浦綾子氏は結構読みましたね〜。最初はキリスト教徒ということを知らなかったけど、読み進むうちに「ん?」と引っかかる部分が多くなって・・・
宗教に限らずですが「啓蒙系」(変な言い方ですな、すいません)の作品て頷けるところもあるけど、鼻につくところも多いですね。ヒトそれぞれポイントは違うでしょうけど。

同じように宗教を基盤としてても、海外のものには押付けがましさはあまり感じないなぁ。「あって当然」という書き手・読み手の暗黙の了解というか、距離感がちょうどよく取れるせいかな〜?
それとも翻訳家の腕のおかげでしょか?(沢山読んでるわけじゃないので何ともはや、ですが)

Posted by: ponsuke | July 01, 2004 at 16:54

>ponsukeさん
ちょろいもさんも三浦綾子さんの『続・氷点』は辟易されたということですから
宗教がらみの小説は、その宗教にあまり肩入れされちゃうと、ちょっと読みにくいですよね。

海外作品は宗教が生活に根付いているというのもあるかもしれませんね。
映画とか見ていても、日曜日に普通に教会に行くじゃないですか。

それにくらべて、お宮参りは神社、お墓参りは寺、結婚式は教会という
日本人ってステキ(笑)

Posted by: LIN | July 01, 2004 at 20:52

遠藤周作だったら、
「わたしが・棄てた・女」もいいですよ。

Posted by: ne_san | July 03, 2004 at 02:39

>ne_sanさん
本屋さんで何度か見た事があります。
タイトルが強烈!
ne_sanさんも「わたしが・棄てた・男」がたくさんいるんじゃないですか?(笑)

Posted by: LIN | July 03, 2004 at 10:08

The comments to this entry are closed.

« 『ダ・ヴィンチ・コード』byダン・ブラウン | Main | 『東京湾景』by吉田修一 »