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June 10, 2004

『燃えつきた地図』by安倍公房

燃えつきた地図
安部 公房

発売日 1980/01
売り上げランキング 35,708

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最近、流行りの脱出系ゲーム。
私もかなりはまっている。

安部公房の『燃えつきた地図』は脱出系ゲームに似ている。

主人公は探偵。
失踪した夫さがしを妻から依頼される。

アイテムは・・・
●古いマッチ箱
●公衆電話ボックス
●レモン色のカーテン
●コーヒー店「つばき」

そして街中を歩きまわり、様々な人間と話すけれど、何も見つからない。
ゲームでいえばクリックしまくりだ。

ゲームなら、攻略ガイドがある。
どうしても解けないならやめればいい。
それに何といっても、ゲームは脱出できる事が前提で作られている。

主人公も探偵のプロとして、したり顔で調査を始める。
どうしても見つからなければ、調査実費だけもらって断ればいいと考えていた。
しかし・・・

ところで『砂の女』といい『燃えつきた地図』といい、安部先生は失踪がお好きです。
もしかしてご自身も失踪願望があったのでしょうか?

安部作品は『箱男』と『壁』がすでに購入済み。
感想はまた・・・

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