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July 08, 2004

『女ごころ』byモーム

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女ごころ
モーム, 竜口 直太郎, William Somerset Maugham

発売日 1960/07
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金も名誉もあり誠実な年上男A
貧しくて逃亡中の身である年下男B
見た目イマイチなのにナンパなモテ男C

アナタなら誰を選びますか?

<ストーリー>
主人公メアリイは30才の未亡人。
長年、メアリイを慕ってきた年上男Aにプロポーズされる。
ところが、同時にモテモテ男Cにもプロポーズされる。
そんな時、年下男Bに出会ってしまう。

最近のドラマでありがちな設定です。
まあ、大抵、女は「年下男」に走ってしまうわけです。
なぜなんでしょうか?

私の周りでも「年下男」がちょっとしたブームです。
母性本能がくすぐられるんだそうです。
そのくせ、しっかりしているんだそうです。
マクドナルドとかでデートするそうです。
結構、楽しいらしいです。(うらやましいぞ!)

おそらく「年下男」との恋の醍醐味は

先行きが見えない不安定さ
矛盾しているようですが不安定感は恋をもりあげます。遠距離恋愛とかね。

自分の知らない世界をのぞける
女友達が突然、HIPHOPの話をし出したらその裏に「年下男」が必ずいる!

新鮮
普段フレンチばかり食べているとマクドナルドでのデートとか新鮮なわけです

自分も若くなった気になる
実年齢は若くなりませんよ(笑)

情熱的
男も年を取ってくると計算高くなって女が自分をどう思っているか慎重に探ってくるんですね。
その点、年下男はいきなり「好き!」ときます。

ってな所でしょうか?(あくまで推論)

しかしその一方で、「年下男」との恋は危険をはらんでいます。
そのあたりはこの『女ごころ』を読んでみてください。
古典作品ですが現代の恋愛に通ずる部分もかなりあると思われます。

ちなみに私の場合は、「年下男」たちに姐さん扱いされているので、何も起こりようがありません。
あしからず。

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Comments

サガンにも、30代くらいの素敵な女性が主人公で、年上と年下から言いよられて、ってのがありましたが、
女心がよくわかって、きゅんきゅん、した覚えがあります。

ダンナ様や彼氏が年下、というのは、周りにめちゃめちゃ多いですね。多分、年上より多いと思う。
ただ、年下と言ったって、もう30代、なわけです。私や私の友人たちの場合。
マックでデートもないし、HipHopも詳しくないし、ばりばり仕事もこなし、
お金だってそこそこ持ってる、もうとっても大人なのだ。

LINさんの言ってる年下って、きっともっと、若い青年をさしているんだろうなぁ。
そうなるともう、ちょっと緊張しちゃいます。

Posted by: きみ駒 | July 08, 2004 at 23:17

きみ駒さん、こんばんは。
サガンもいいですね。

私の女友達は20代前半の男性に次々と手をつけてまして・・・(苦笑)
「それは犯罪じゃないのか、君たち」って思うんですが・・・

>そうなるともう、ちょっと緊張しちゃいます。
また〜、ご冗談ばっかり!
きみ駒さんからはいい女の匂いがぷんぷんしますよ。
年下男がほっとかないんじゃないですか?

それはさておき、北欧ジャズの記事、拝見しました。
要チェックですね。

Posted by: LIN | July 09, 2004 at 01:01

年はそれなりにいってても気分は年下男代表のmowです、こんにちは。

今回のエントリーは大変勉強になりました。僕もHIP-HOP好きですしね(^^)きみ駒さんのお勧めも含めてモームとサガン、時間ができたら読んでみます(全く未読でした)。年下男との「恋の醍醐味」に挙げられていた分析は、全て「よくわかってはるな~さすが『姐さん』と呼ばれるだけはある」と思いました。ですが、「情熱的」の項だけはちょっと微妙かもしれませんね?意外と若い者でも、ドラマとかの影響もあるでしょうけど、怖い物知らず=直接的な関わり方というのを「若さ=年下」の特権として売りにしてるかもしれませんからね。とはいえ現象としてはLINさんの言ってはるとおりだと思います。

ちょっと僕の戦略の底が露呈されたような格好になったので(^^)またモームとサガン読んで練り直したいと思います。

Posted by: mow | July 09, 2004 at 02:25

たぶん、10年くらい前に読んだことがあり、細かいことは覚えていませんが、モーム先生は女を見下してるのか?と思ったことを覚えています。

女性の前では理解を示すような態度でいながら、女性の眼の届かないところでは「だから女は馬鹿なんだよ」とほくそえんでいるような光景が目に浮かびます。

私だったら「金も名誉もあり誠実な年上男A」を選びますね。誠実な人が好きだし、逆に不誠実な人と生活を共にして、私が迷惑を被るなんて、死んでも嫌です。

Posted by: 島流製作所 | July 09, 2004 at 05:23

>mowさん
まだ、旅の途中ですか?
旅をしているっていうのも、年上女をキュンキュンさせますね。
たとえ、そのあいまに合コンなんかやってても・・・(笑)

>「若さ=年下」の特権として売りにしてるかもしれませんからね。
いる!いる!そういう男!
私の友達連中がその類に引っかかっていない事を祈るばかりです。

ドストエフスキーやジジェクを読んでいる方にはモームやサガンは退屈かもしれません。
あれ?読了済リストからジジェクが消えてません?

Posted by: LIN | July 09, 2004 at 11:55

>島流製作所さん
最近、掲示板の方へいらっしゃいませんね。
島流製作所さんの辛口批評(笑)が読めなくてさびしいです。

>「だから女は馬鹿なんだよ」とほくそえんでいるような・・・
確かに・・・
この作品の主人公もバカっぽいですもん。

>私だったら「金も名誉もあり誠実な年上男A」を選びますね。
同感ですね。
ただ、幼稚な国「日本」ではそんな大人な男はなかなか見当たりません。

『女ごころ』ではそんな年上男にも欠点があると示唆しています。

Posted by: LIN | July 09, 2004 at 12:25

あれ?読了済リストからジジェクが消えてません?

読了済みリストは…確か20件までしか表示されないんですよね。というわけでジジェクは消えてしまいました。またきっとそのうち読むのでupします。新作『イラク』も翻訳されましたしね。それにしてもLINさんがジジェクを御存知だということには少々驚きでした。現代思想家ですし、それほど一般的な人でもないんですけど。LINさんなかなか謎めいた読書経験ではないですか…。

Posted by: mow | July 09, 2004 at 18:31

残念ながら私自身はジジェクを読んだ事はありません。
いつか読みたいと思っています。
こちらのblogとかでも記事になっています↓
http://www.kenyama.net/htdocs/mt/archives/000087.html
mowさんが何を研究されているかはっきりはわかりませんが
何か興味あるんですよね〜

Posted by: LIN | July 10, 2004 at 02:20

あんたって、いやな女だよな。

彼女がいる男のところのサイトとかに、イチイチ、一緒に
飲みたいだの、会いたいだの、話が合いそうだのって、
媚売ってんね。

誰が読んでるかわからんし、そのサイトの男の彼女とかが、
苦労してて、そんなの読んだときに、いい気しないのとか
は考えんのやろうな。
そういうことで、読んでてムカついてる俺みたいなのとか。

ネット上で、媚売るのは勝手か知らんが、それでも話
合わせなきゃしょうがなくて迷惑してる奴や、読んで
不愉快に思ってる人間いることも考えて、媚売るんだね。

あと、メールも受け取らないくせに、世間に意見こくな。

Posted by: トム | July 11, 2004 at 00:40

>あんたって、いやな女だよな。
よくいわれます(笑)

トムさんが不快に感じられたコメントを教えていただければ
今後、そのようなコメントは控えますが・・・
トムさんは私がコメントした男性の彼女なのでしょうか?
それともコメントされたご本人なのでしょうか?

色々、謎は残りますが、当分、異性へのコメントは自分のblog以外では控える事にいたしましょう。

Posted by: LIN | July 11, 2004 at 01:07

どっちも知ってる男だ!

Posted by: トム | July 11, 2004 at 01:56

どのblogか教えていただければbloglistから削除して二度とコメントしませんが・・・
あのblogかなとちょっと心当たりはありますが・・・

Posted by: LIN | July 11, 2004 at 02:22

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