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October 04, 2004

塔に魅了される人々

ブルータワー
石田 衣良

発売日 2004/09/16
売り上げランキング 171

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お厚いのがお好き?』の続編『なおかつ、お厚いのがお好き?』が発売されたようなので 近所の書店に寄ってみた。

ところが「ただ今、在庫がございませんので、お取り寄せでよければ・・・」という。

「いいえ、結構です(本屋で取り寄せするくらいならAmazonで買います)」と丁重に
お断りする。
カッコの中はもちろん心の中の声です。

こうして、買おうと思っていた本がリアル書店にないと、がっかりする。
しかし、その、一方で、Amazonで購入した本をリアル書店で見つけると、これまたがっかりする。
勝手なものである。

さて、もちろん、私のこと。
一度、書店に足をふみいれたら、絶対、手ぶらでは帰りません。
(↑それが自分の首を絞めているという事に気づいていないのだろうか・・・)

今日は3冊。
①『塩壷の匙』by車谷長吉
第6回三島由紀夫賞受賞作品。
本物の私小説作家。
自分の身近に起こった事をただ書き連ねて私小説だと思っている作家は反省してほしい。

②『痴人の愛』by谷崎潤一郎
私が参加している「毎月一冊一緒に小説を読みませんか」というトピ
今月の課題本。
未読の方は、ご一緒にいかがですか?

③『ブルータワー』by石田衣良
すでに、3、4回、手に取っているのだが、今まで買わなかった本。
ついに買ってしまった.......(;__)/|
著者初のファンタジー作品。
ファンタジーがとかロマンティックとかラブとか超苦手なので、買うわけがない作品なのだが
overQさんRymさんに「塔」に関する暗示をかけられたせいだと、いいわけしてみる(笑)
overQさんがお書きになった「塔の中の姫」は必見!

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Comments

「痴人の愛」これから、読むんですね。
私は去年の年末に読みました。
ナオミの小悪魔的魅力よりもダメ男ぶりがすごくって、驚いた作品でした。
LINさんの感想のUP楽しみにしています。

Posted by: まき | October 04, 2004 at 22:14

>まきさん
>「痴人の愛」これから、読むんですね。
そうなんです(;^_^A アセアセ・・・
こんなにマジメに読書するようになったのは今年になってからなんですよ♪
積読本が50冊近くありますが、これはYahooのトピの課題本なので
割と早めに読むと思います。
感想、待っていてくださいね♪

Posted by: LIN | October 04, 2004 at 23:01

みんなで一緒に読む「痴人の愛」。
なんか、すごいです。。
男性参加者に理不尽な難癖をつけて、いじめてあげると喜ばれそうな(^O^)

何を隠そう、私は、
「肩までまったり」でne_sanさんに火あぶりを宣告され(バッハ「マタイ受難曲」に合う本として、サド「ソドム百二十日」を提唱の罪)、
先日はワルツさんから焚書坑儒も受けたまわった身(皇帝のわがままで2月が28日になったことを批判した罪)。
快楽の日々を過ごしておりますw

「塔の中の姫」、ご紹介いただき、アリガト!(´▽`)ございます。
思えば、私が書くものは、塔の話がとても多い。自分ではあまり自覚がないまま多いので、不思議です。塔フェチか。。ナニソレ

Posted by: overQ | October 04, 2004 at 23:39

わたしにとって「塔」にまつわる作品といえば、福永武彦ですね。小説というよりは散文詩に近い、すばり『塔』という作品。しかし河出文庫の作品集はアマゾーンでも「現在お取り扱いできません」レヴェルです。残念。overQさんの「塔の中の姫」からは真っ先に「六の宮の姫君」を連想して、勝手に「お、芥川か」と。でも芥川よりもむしろデビッド・マコーレイ。彼の『道具と機械の本—てこからコンピューターまで』ではマンモスがネジの原理で塔をぐるぐるとまわして地中に埋め込み、囚われた姫君を救出するくだりがあって、そのユーモアには衝撃を受けました。ってそれもあんまり関係ないですね。あ、こちらの本はいまでも手に入ります。子ども向けの図鑑ですが、傑作ですよ。

Posted by: 塔フェチ | October 05, 2004 at 00:30

車谷長吉さん全然知りませんでした。
今度チェックしてみようっと♪

あ、そうそう、

>自分の身近に起こった事をただ書き連ねて私小説だと思っている作家は反省してほしい。

↑コレ。
これ以外の私小説ってヤツを僕は知りませんが? …っていうか私小説って、日記を少しエッセイ風にアレンジしたものだと僕は思ってましたが… 違いましたっけ?
自分の心の内面をあんまり反映していくと、それはもう、「私小説」じゃなくて「エッセイ」のたぐいになるんじゃないでしょうかね?

…んまぁそもそも、最近の雑誌等の書評にも言える事だけど、こういうグループ分け自体がナンセンスだと思いますけどね(笑)。
「彼は○○のジャンルだ」と決め付けちゃうのはちょっと寂しいですもん。実際、村上春樹氏とか栗本薫氏のようにマルチな文を書く作家さんも多いですしね。

Posted by: ろぷ | October 05, 2004 at 04:15

こんにちは!
『痴人の愛』読まれるのですね~。
LINさんがどんな感想を持たれるのか、楽しみです。

ちなみにわたしの中で塔の文学といえば、うーん、
やっぱり『指輪物語』かな…?
この『ブルータワー』、すごく気になっているのですが、
今ちょっと読む本セーブ中なので、手に取るのは
きっとまだまだ先になりそうです(苦笑)。

「自分の身近に起こったことをただ書き連ねている」のは
私小説ではない、という意見には個人的には賛成です。(笑)

Posted by: ちょろいも | October 05, 2004 at 08:52

お引越しおめでとうございます♪
ライブドア、激重ですよね・・・。

「痴人の愛」、LINさんとご一緒しようかな。

>自分の身近に起こった事をただ書き連ねて私小説だと思っている作家は反省してほしい。
私もこれには賛成です。(>ねぇ!ちょろいもさん(笑))
最近読んだ中で「これぞ私小説!」と思ったのは、アニー・エルノーの「嫉妬」です。
自分の感情をどこまでも客観的に捕らえているのがすごいと思いましたよ~。

Posted by: せいこ | October 05, 2004 at 09:33

>overQさん
>みんなで一緒に読む「痴人の愛」。
確かにスゴイかも~(笑)
ちなみに先月は『停電の夜に』でした。

>ワルツさんから焚書坑儒も受けたまわった身・・・
わはは。罪状はわかったけど刑罰はないの?(笑)
六十六夜を千一夜に変更しますとか・・・(まだいってる 笑)

塔フェチかあ・・・
塔って男性の象徴じゃなかったっけ?
私は地底派かなあ。
最近、パリの地下に秘密社会が発見されたそうです。
古代トンネルにバー付き映画館が見つかって、
「捜すな」という張り紙が残されていたそうです。
芸術家たちのサロンになっていたらしい。
すばらすぃ~。
今度、地下の話も書いてください♪


Posted by: LIN | October 05, 2004 at 09:42

>塔フェチ様
福永武彦の作品は実家にごろごろあったような気がするので
今度、さがしてみます。

>デビッド・マコーレイ
何なんだ!このチャーミングな作家は!
塔フェチさんが紹介してくださった本もいいですが
一連の『ピラミッド』『カテドラル』『キャッスル』『都市』『アンダーグラウンド』といった
シリーズが興味深いですねえ。
ん?また買わせようという魂胆だな(笑)
あれ、講談社のまわしものじゃなかったっけ?
これは岩波書店だね(笑)

Posted by: LIN | October 05, 2004 at 09:58

>ろぷさん
私小説については車谷氏がご自身の著書『業柱抱き』でこう書かれています。

私小説は自己の存在の根源を問うものである。
己れの心に立ち迷う生への恐れを問うものである。
そうであるがゆえに、生への祈りである。
(中略)
私小説家自体が、自己の存在の根源に迫ることを恐れ、
毒にも薬にもならない日常の瑣事を、したり顔で書いて来たのだった。

>グループ分け自体がナンセンス
おっしゃる通りですね。
ただ、車谷さんに関していえば、彼自身が私小説家である事にこだわっていらっしゃいますし
高村薫さんは「私はミステリ作家ではない」といってます。
とかく器用な作家が増えていくなかで、お二人のような頑固な作家が
私は好きだったりします(笑)

Posted by: LIN | October 05, 2004 at 10:35

>ちょろいもさん
>『痴人の愛』読まれるのですね~。
そうなんです。今頃になって・・・^^;

>どんな感想を持たれるのか、楽しみです。
三島の時みたいに暴れるかもしれません(笑)

例のサイト、見ましたよー
今回はちょろいもさんらしき人は見当たらないので、いよいよ次回から?
楽しみ~
アップされたら、ここで紹介しちゃってもいい?
今回の課題図書に『ダンテクラブ』ありますね。
今、買おうかどうしようか迷ってます。
ちょろいもさんの感想、見てから決めようっと♪

Posted by: LIN | October 05, 2004 at 10:49

>せいこさん
▼o・_・o▼コンニチワン♪

>ライブドア、激重ですよね・・・。
昨日なんて平日なのに、livedoorの人のブログにコメントしようとしたら
できなかった_| ̄|○
そういう時は、書いたコメントを保存しておいて翌朝、アップしなおすんですが、
朝になって「ちょっと違うな」ってまたコメントを書き直したりして二度手間(笑)
おかげさまでココログは快適そのものです。

>「痴人の愛」、LINさんとご一緒しようかな。
是非!是非!
そうだ!ここでも、今月の課題本やってみようかなー。
みんなに「それ、もう読んだっ!」「それも読んだっ!」って叱られそうだが(笑)

>ねぇ!ちょろいもさん(笑)
二人で「この作家はダメだ」っていってる作家がいるんでしょう?(笑)
私にも教えてよー♪

>アニー・エルノーの「嫉妬」です。
せいこさんの感想を拝見しようとblogにうかがって、見当たらないので
HPに行ったら、「うわっ!リニューアルしてる!」
おおっ、本はJUGEMなのね。
そ、それにしてもJUGEM、朝から重いぞー。
『嫉妬』の感想、拝見しました。
おもしろそう!
でも、ハードカバーなんですね。
ハヤカワepi文庫になるまで待っちゃダメ?(笑)
 

Posted by: LIN | October 05, 2004 at 11:03

LINさん、今夜も重いlivedoorからこんばんは(笑)。

>アップされたら、ここで紹介しちゃってもいい?

これなんですが…
LINさんのところは見てる人たちも多そうなので…
さすがに今回は遠慮させてくださいね~~。
あちらではHNもちょろいもじゃないんで(苦笑)。

『ダンテクラブ』は明日アタリから読み始める予定です。
おもしろいかな? わくわく…。

Posted by: ちょろいも | October 06, 2004 at 23:06

>ちょろいもさん
了解です!(゜◇゜)ゞラジャ
『ダンテクラブ』は気になっています。
今日も例によって書店に寄ったのですが、『ダヴィンチコード』の影響なのか、
やたら暗号物が目につきました(笑)
『ブルータワー』は半分ほど読み終えたのですが、なかなかいいですよー。
近いうちに感想をアップしますので、よかったら見てくださいね。
今日も新たに3冊、買ってきました(←バカ 笑)

Posted by: LIN | October 06, 2004 at 23:52

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