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October 15, 2004

『痴人の愛』by谷崎潤一郎

痴人の愛
谷崎 潤一郎

発売日 
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<ストーリー>
カフェで見初めた美少女ナオミを妻にした譲治が、彼女の肉体に翻弄され身を滅ぼしていく

感想 → _| ̄|○

当時は画期的な作品だったのかもしれないが、若い女の肉体に翻弄されるという設定がありがちで退屈。

そもそも、昨今の男性は進化してもっと賢くなっている。
自分の生活を脅かさない程度に、バランスよく女性とつきあっている。
ゆえに、女性に溺れたりはしない。
と、私は思っている。

先週のYomiuriWeeklyで「結婚できない男たち 30代男の未婚率急上昇」という特集が
組まれていた。
「責任負いたくないビビリー君、増殖中」だそうで・・・
「負け犬」と開きなおった女たちとビビリー君増殖中の日本は、一体、どうなっていくのであろうか(笑)

ところで、譲治は15才のナオミを見初めたわけで、まあロリコンである。
実は文豪にロリコンは多いらしい。

コウカイニッシ。」さんで見つけた記事である。
エキサイトブックスの今回の特集がなんと「萌える文学ロリロリ篇
ゲーテもドストエフスキーも太宰もみんなロリコン・・・だそうです。
この記事を読んでいたら文豪がみんな変態に見えてきました(笑)

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Comments

文豪のみならず、文章を書く人間の多くは変態であります。
いや、男はみんな変態なのかもしれない。

Posted by: 多摩のいずみ | October 15, 2004 at 20:55

そうですね・・・。
変態です、確実に。
私も・・・。

Posted by: take | October 15, 2004 at 23:00

LINさん、こんばんは。
TBありがとうございます~。
『痴人の愛』は未読なのですが、ぜひ読んでみたい1冊です。
た、たしかに、文豪はなんだか変態多そうですよね…(笑)

Posted by: あさこ | October 15, 2004 at 23:16

「痴人の愛」、私は面白く読みました。恋の独りよがりぶりや、ダメ男ぶりが面白かったです。
ダメ男ぶりもダメ男になるなってわかっていながらも、そのまま、堕ちてしまうところなど、むふふふって感じで良かったんですけれどね。
NOW READING!の「火車」の感想のアップ楽しみにしています。

Posted by: まき | October 16, 2004 at 00:05

LINさんこんばんは。
自分好みの女性して妻にするという、美女養成ドラマで、源氏物語の「源氏」と「紫の君」を思い出しました。
結局、男性は、自分好みになってほしいのか!・・でも、女性は、昔も今も、強いの~&したたか~(笑)。結局男性がしっぺ返しを食らってる。(笑)源氏も譲治も。
それにしても、ナオミが男たちを引き連れて、鎌倉の海岸で羽織ってたマントをぱっとめくると裸っていうのは・・。(^_^;)

あっ、ホント!今度は「火車」読んでおられるんですね。またシビアな感想が楽しみです。

新撰組読本、購入されたのはLINさんの本棚を前にお尋ねさせてもらって(笑)存じ上げておりました。とっても光栄で嬉しかったんですが、やはり、「燃えよ剣」の方が感動的で面白いかな・・と自己反省してましたよ~。どうでしょうか?心配(^_^;)

Posted by: ワルツ | October 16, 2004 at 00:28

やはり、Naomi&Georgeっていう名前からして、
「バタ臭い」感じでたまらんわけです。
谷崎は、足がすき、それもぽっちゃり目の。
女の柔らかい足の裏でふんずけてほしいという願望です。
あと、マザコンも。

どんなんやねん。大谷崎。
でも、こういう人が文豪であることが妙にうれしかったりもする、今日この頃です。


Posted by: ne_san | October 16, 2004 at 01:47

>多摩のいずみさん
>男はみんな変態なのかもしれない。
ではマダム達を狂乱させているあのヨン様も?
しかし、なぜ「冬のソナタ」なんてあんなベタな恋愛ドラマが人気なのでしょうか。
私は何を考えているのかわからないような男が好きなので
ベタな男が苦手です。
そんな私が一番、変態(笑)

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:00

>takeさん
takeさんは変態というよりナイーブな少年というイメージですが
私の勝手な妄想ですか?(笑)

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:02

>あさこさん
あのエキサイトブックスの特集、おもしろかったですー。
純文学をあんな風にとらえる事もできるんですね。
『痴人の愛』、あさこさんの感想を楽しみにしています。

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:06

>まきさん
ダメ男をダメと見捨ててしまう私とそれを「むふふ」と見ているまきさん。
女って怖いっ(笑)
『火車』はずっと読もう読もうと思って読みそこねていました。
また辛口批評になってしまったらどうしよう。わはは。

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:10

>ワルツさん
>結局、男性は、自分好みになってほしいのか!
バカですよねえ(笑)
結局、そう思って結婚して操縦されてるのは男性側という・・・苦笑
ナオミがやたらアホっぽいと思うのは私だけでしょうか?
ああいう風に描く事で譲治がナオミ自身ではなく肉欲に溺れたという事を
強調したかったのかなあとは思うのですが・・・

『新撰組読本』、ぱらぱらっと見てみたのですが、まさにああいう本を
さがしていたのです。
脚色なしで歴史的事実だけを知りたかったので・・・
d(-_^)good!!です。
ご紹介、ありがとうございました。

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:24

>ne_sanさん
>女の柔らかい足の裏でふんずけてほしいという願望です。
谷崎もやはり変態であったか(笑)
そういう意味で最近の作家は変態度が足りないので
作品にパンチがないのかもしれませんね。

>こういう人が文豪であることが妙にうれしかったりもする・・・
私も引き続き、谷崎の作品を読み、早くne_sanさんの域に達したいです(笑)

Posted by: LIN | October 16, 2004 at 11:36

ダメ男って言葉に思わずドキっ
としました。いや、もっと言ってください。

僕の女性の好みは幅広いですよ
妊娠3ケ月から死後3ケ月ぐらいまでオッケーです。

Posted by: シン・オオバ | October 16, 2004 at 22:17

(*≧m≦*)ぶはっ!

・・・失礼いたしました。
やっとおいらの読んだ本が~☆って書くつもりだったのに
シン・オオバさんのコメントで爆笑してしまいましただ。

谷崎ね、十数年前にヒトに勧められて「細雪」を読んで好きになったんだけど、こないだ久々に「痴人の愛」を読み返したら
(○ ̄ ~  ̄○;)ウーン・・・
って感じだったっけ。
(有吉佐和子の「非色」もそんなだったけど。>だんだんスレてきてるのかしらん、おいら?)
翻弄するつもりだった譲治が、翻弄されていく姿が歯噛みする思いだったじょ。

ところで変態といえば、斉藤茂吉もそんななの?
昔、大の茂吉ファン!という♀友達が「彼は変態」と言ってたような記憶があるんだけど・・・あ、話がぶっ飛んじゃった。ごめんなさーい!

Posted by: ponsuke | October 16, 2004 at 23:05

 なつかしい谷崎ですね。 馬乗りごっことかいろいろ美味しいアイテムですら今なら普通?なのだけど当時は驚いたのでしょうね。(森鴎外のヰタ程度が載ったスバルも発禁になったはず。 あ、外したかも・・・。)
 一度谷崎の源氏物語現代語訳読み始めたがさっぱり意味がわからず挫折。 それからは読まず嫌いだった。

Posted by: 神田アレイ | October 16, 2004 at 23:50

>シン・オオバさん
シン・オオバさんのコメントにpon嬢がオオウケしてます↑

>妊娠3ケ月から死後3ケ月ぐらいまでオッケーです。
だけど美人で八頭身で矢田亜希子みたいなタイプがいいとかいうのでは?(笑)

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 09:09

>ponちゃん
実はこの記事、今ひとつ、歯切れが悪いのはponちゃんの事が気にかかっていたのだよー。
ponちゃんとこのサイドバーに『痴人の愛』があるのは知っていたので、この記事で
私とponちゃんの仲にヒビが入ったら・・・とドキドキしながら書いたのだ。
「痴人の愛を酷評しますが、ponちゃんの事は変わらず愛しています」とメールしようかと思ったくらい(笑)

>だんだんスレてきてるのかしらん
おいしいもの食べていると、段々、味覚が鋭くなるじゃない?
読書もたくさん本を読むにつれて、読書力みたいなものがつくんじゃないかなあ。
とエラソーに書いたくせに、有吉佐和子も斉藤茂吉も未読( ̄∀ ̄*)イヒッ
精進しま~す♪

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 09:22

読書力アップで読後の感想が変わる、というのももちろんですが、
ま、年齢を経て、大人になって、感想が変わったってこともあるんやろね。普通のこと言うて、ごめんなさい。

私は変態ではありませんが(きっぱり)、えっちです(更にきっぱり)。

Posted by: きみ駒 | October 17, 2004 at 09:45

>神田アレイさん
恐らく、当時はこの『痴人の愛』もかなり過激な小説だったんだと思います。
しかし何のタブーもない現代、ナオミのバカっぷりばかりがやたら目だってしまって・・・

>馬乗りごっことかいろいろ美味しいアイテムですら今なら普通?
(゜∇゜ ;)エッ!?
私は残念ながら未体験です(笑)
それをやるためには、まず、体重落とさなくちゃ・・・

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 10:05

>きみ駒さん
>えっちです(更にきっぱり)。
(゜∇゜ ;)エッ!?カミングアウト?
こんな事書いて、きみ駒さんのブログに男性が殺到しても知~らない(笑)

>年齢を経て、大人になって、感想が変わった・・・
あ、それはありますね!
ある意味、すれてしまったのかもしれない。シクシク。

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 10:51

> >馬乗りごっことかいろいろ美味しいアイテムですら今なら普通?
> (゜∇゜ ;)エッ!?
> 私は残念ながら未体験です(笑)

 小説とか映画とかの中だけで十分。 LINさん!やらなくていいですよ。 残念がる必要はないですよ~。(爆笑)

 午前中ずっとビジネス書を読んでたのでやたらこのブログの話題新鮮です。
(もの造りに必要なのは組織的なアーキテクチュアであり、それは日本的統合型システムにおける・・・ あーあ嘆息。)

Posted by: 神田アレイ | October 17, 2004 at 14:52

>神田アレイさん
>午前中ずっとビジネス書を読んでたので・・・
お疲れさまです。
今日はいい天気でしたね。
私も布団干したり、洗濯したり、その合間にちょっと料理したり、
気がつけば夕方です.......(;__)/|

>もの造りに必要なのは組織的なアーキテクチュアであり・・・
マーケティングの本ですか?

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 16:36

>マーケティングの本ですか?
「日本のもの造り哲学」(藤本隆宏)という生産管理の本です。 今は本社勤務ですが前線に行くこともありますのでこんなものも時々読んでいます。 ・・・ ☆∮。・。・★。・。☆・∮。・★・。

Posted by: 神田アレイ | October 17, 2004 at 20:18

>神田アレイさん
マーケティングなら多少わかるんですが、生産管理はお手上げです(_ _)/~~
神田アレイさんは生産管理がご専門だったのですね♪
今頃、スコッチ片手にお勉強されているのでしょうか(^^)

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 21:10

 すっかりメールモードですが(笑)、仕事は企画・管理というややこしいカテゴリーです。 何でも屋というか、その他大勢のようなものですよ・・・ 
 お察しの通りスコッチを飲んでます。(見られているようだ) 勉強もあとひとふんばり。

Posted by: 神田アレイ | October 17, 2004 at 21:45

生産管理、懐かしい。以前、TPMや方針管理の本も作って
いました。それから、人事管理や研究開発関係も。テーラーの
『科学的管理法』も読みました。ああ、古いなあ。

Posted by: 多摩のいずみ | October 17, 2004 at 21:58

>神田アレイさん
私は、今日は昨夜の2度にわたる地震で、寝不足気味です。
ヽ(  ̄○)ゞ。o○ファ~~♪
今夜はスコッチも飲まず、そろそろ寝る事にいたします。
おやすみなさ~い。( ̄O ̄)(-.-)(_ _).zZ

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 23:46

>多摩のいずみさん
文学だけでなく、生産管理にまでお詳しいとは!
多摩のいずみさんに苦手なジャンルなんてあるのでしょうか?(@_@)

Posted by: LIN | October 17, 2004 at 23:55

 こんばんは。またしてもメールモードの続きですが・・・ おお、昨日はLINさんはガソリン補給をせずに早くオヤスミの様子。良く眠れましたか~?
 
多摩のいずみさんはじめまして。おお、生産管理用語が・・・さすがです。

Posted by: 神田アレイ | October 18, 2004 at 20:34

>神田アレイさん
( ゜▽゜)/こんばんわ♪

>ガソリン補給をせずに早くオヤスミの様子。
寄る年波には勝てませぬ(笑)
最後に朝まで飲んだのはいつだったでしょうか。...( = =) トオイメ
最近、バーもとんとごぶさたです。
家でまったりスコッチを飲みながら本を読む方をつい選んでしまいます。
これはますます自宅用にいいスコッチを手に入れねば!

Posted by: LIN | October 18, 2004 at 21:29

>神田アレイさん
始めまして。恐縮であります。
などと、またよそ様のお宅を勝手に使ってしまった。反省。

Posted by: 多摩のいずみ | October 19, 2004 at 02:53

>多摩のいずみさん
>よそ様のお宅を勝手に使ってしまった。
どうぞ!どうぞ!
じゃんじゃん使ってくださいませ(^^)
神田アレイさんは音楽にも造詣が深く、ブログではいつもその知識量に驚かされます。
是非、一度、ご覧になってみてください♪
http://jazzinme.cocolog-nifty.com/data/

Posted by: LIN | October 19, 2004 at 10:10

谷崎のコレは、僕も読んだんですが… 内容、忘れちゃいました。
(・_・ゞ-☆
っていうか谷崎作品って僕は内容よりも文章の勉強材料として読んでるから「この表現ウマイ!」とか「あ、こういう伏線を張ってるから自然なのね」とかいった印象しか残ってないですなぁ。

…そういえばロリコン話だったような気がする。

ところで。
コメントの最初の方で語られてる変態論。
僕も賛成です(笑)。
文章を書く人って少なからず変態ですよ。きっと。

だって、作品を書くたびに思考形態がキャラクターになりきったりしますからね。そんな事を何度も続けてれば少なからず人格が破綻しますって(笑)

…僕もあまり人の事言えないくらい変態だけどね。

Posted by: ろぷ | February 14, 2005 at 06:46

>ろぷさん
谷崎は『細雪』あたりを読むべきなのかもしれません。
この『痴人の愛』はあまりエロスも感じないんですよねえ。
ただのバカップルって感じです。

>僕もあまり人の事言えないくらい変態だけどね。
Blogを拝見している限りそうは思えませんが
普段は隠しているんですね(笑)

Posted by: LIN | February 14, 2005 at 10:39

トラックバックさせていただきました(感謝)。

何で譲治はナオミにはまっていくのだろうと、考えれば考えるほどわからなくなりました(^^ゞそれと、川端康成の「眠れる美女」を読むと、やっぱり文豪は…と思ってしまいます。

Posted by: 早乙女 | July 21, 2005 at 21:25

>早乙女さん
こんな古い記事を見つけていただきありがとうございます。
(*- -)(*_ _)ペコリ
谷崎はこれしか読んでいないのですが
何かバカップルって感じで好きになれないのですよ。
人物描写も浅い気がします。
谷崎は芥川との文学論争でも「小説は多数の読者を
相手にする限り、筋のあるおもしろさでいいのだ」と
いいきっちゃってますし、シンプルな人だったのかも
しれません。

Posted by: LIN | July 22, 2005 at 10:12

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