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November 21, 2004

『センセイの鞄』by川上弘美

センセイの鞄
川上 弘美

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37才で独身のツキコさんが、ある日、高校の恩師であるセンセイと駅前の飲み屋で
十数年ぶりに再会する。
それをきっかけに30才年上のセンセイと飲み友達としてのつきあいが始まる。

うわっ!負け犬小説じゃん!(笑)
37才の女が恋人もなく、駅前の飲み屋で日本酒を手酌で飲み、
ひさしぶりに会った恩師を好きになる。
孤独な女心につけこんだようなストーリーである。

センセイもセンセイで、ツキコさんに好意を持っているくせに、
つかずはなれずの距離でいる。
そんなセンセイにツキコさんはますます魅かれていく。

正直、この恋愛に共感はできないが、そういう女性もいるかもしれない・・・とは思う。
30代後半はむずかしいお年頃なのである。

小泉今日子さん主演でDVDにもなってます。

センセイの鞄
大村英治 藤田純夫

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Comments

うひょ~(=≧ ェ ≦=)
私は、この小説、大好きです!!!
静かで激しい。
この間が好きですね。
美しい日本語だなぁと感動しました。
で、実は、この小説の中の登場人物に
一番共感するのは、センセイの奥さんだったりします。笑

Posted by: pico | November 21, 2004 at 17:30

ドラマの中でキョンキョンが何の違和感もなく37歳に見えたことにちょっと悲しくなってしまいました。

昔はCMクイーンだったのに……。

Posted by: 地獄変00 | November 21, 2004 at 17:45

picoさん同様、私も好きな小説です。
ま、この小説で1番好きなのは美味しそうな酒のつまみやらの表現だったりもするのですが・・・・・。
歳をとることに対しての怖さというほどでもないけれど、小さな恐怖心みたいなものは実際にあって、この小説を読んで、こんな恋愛の仕方も残っているんだなぁと。
いろんな意味で甘ちゃんの私には歳をとることに対してのちょっとした恐怖心がほーんのちょっと、薄れた小説でもあったのですけれどね。

Posted by: まき | November 21, 2004 at 18:28

あわあわと、きれいな空気が溢れ出して来る様な小説ですね。
共感できない(?)というLINさんに、私もふふふ・・。
川上さんは、生物の先生だったので、動物ものも面白い。
(『神様』とか)
何の違和感もなく、同じアパートにクマが引っ越してきたり・・。

Posted by: ワルツ | November 21, 2004 at 21:20

LINさーん(⌒∇⌒)ノ"フリフリ

>恋人もなく、駅前の飲み屋で日本酒を手酌で飲み、

こっこれは!負け犬ponと一緒だワン▽・w・▽ワン!
おいらにもこんな出会いがあるのかしらん。ふっふっふ
あ、ひとりで飲んだくれても孤独感じてないから期待薄か☆ぷ
でも所帯持ちは面倒くさそうで、ぐーたらには無理だなぁ。
ね~、LINさん。>無理やり同意を求める(● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり

Posted by: ponsuke | November 21, 2004 at 22:14

>picoさん
センセイがつぶやく伊良子清白の歌なんかいいですよねえ。
食べ物や景色の描写もいいと思うのですが、どうも川上弘美が
30代独身女性の弱みにつけこんだような気がしてならない(笑)
ツキコさんとセンセイがどうにもくたびれているように思えてしまって・・・

>一番共感するのは、センセイの奥さんだったりします。
あ!私もです。
ワライタケ食べちゃったり、お茶目ですよね。

Posted by: LIN | November 22, 2004 at 10:17

>地獄変さん
キョンキョンとか飯島直子とかおばさんになっちゃいましたよねー。
若いところでは、梨花とかさとう珠緒もおばさんくさい。
あれは何が原因なんでしょうか?
男運が悪い人はおばさんくさいのかもしれないですね(笑)

Posted by: LIN | November 22, 2004 at 10:20

>まきさん
食べるものは確かにおいしそうです。
私は小島孝がツキコさんを旅行に誘ったときに話していた地元の野菜を使った
「みずみずしい茄子をうすぎりにしていため、しょうがじょうゆを添えたもの」が
食べたいです。
スーパーで売っている野菜は味が薄くていけません。

>歳をとることに対してのちょっとした恐怖心・・・
ああ、そういう事ってあるかもしれないですねえ。
でも歳をとったからこそ楽しめる事もたくさんありますから
まきさんも早くこちらにいらしてね(笑)

Posted by: LIN | November 22, 2004 at 10:34

>ワルツさん
どうもツキコさんがくたびれた中年女みたいで苦手なんですよー。
まあ、私もはたから見たら似たりよったりなのかもしれないですが・・・(笑)
ツキコさん、枯れすぎのような気がするんです。
男性ももっと精力的な人の方が好きだしなあ・・・
まだまだ、私も若いってことでしょうか?
Ψ( ̄∇ ̄)Ψワッハッハ~♪

Posted by: LIN | November 22, 2004 at 10:42

>ponちゃん
風邪の具合はいかが?

>所帯持ちは面倒くさそうで・・・
あ、ごめん、説明不足だったけど、センセイは妻に逃げられて一応、独身なんだよ。

>負け犬ponと一緒だ
えー?だって、ponちゃん、日本酒派じゃないじゃん。
シェリーでしょ?
全然、意味が違うよー。
駅前の飲み屋で手酌で日本酒ってわびしくない?

>おいらにもこんな出会いがあるのかしらん。
ponちゃんはおっとりしてるから、出会いがあっても見逃すタイプだと思う(笑)

Posted by: LIN | November 22, 2004 at 10:47

どちらも、未読&未観なの。とっても興味があるんだけど。
なかなか評判がいいですね。やっぱり読まねば。

川上弘美、この人の小説は嫌いじゃないけど、この人が絶賛している小説(川上さんはよく書評を書いてる)は、いつもあんまり面白くない。何故なんだろう、不思議。

上のコメントの「男運が悪い人はおばさんくさい」には笑ってしまいました。すごいや、LINさん。
そうか、きょんきょんも飯島直子も、離婚してるのよね。
30代後半にもなると、普段は元気に明るく綺麗にしていても、なんかのはずみに「あーしんどいなぁ」「面倒だなぁ」「私って全然あかんなぁ」って感じではまり込んじゃうと、一気に老け込む気がする。
わかっちゃいるけど、ずっと元気にはいられないからさ、時々はそうなるじゃない。その時にたまたま会って、「きみ駒も年とったよなぁ」なんて言わないでほしいわ、知り合いのKくん。あ、途中から個人的な愚痴になってしまいました。失礼。

Posted by: きみ駒 | November 23, 2004 at 10:24

>きみ駒さん
この作品、悪くないです。
私も素直に読めばいいものの、「まだ枯れてなるものか」という意固地な気持ちがありまして(笑)

>「きみ駒も年とったよなぁ」なんて言わないでほしいわ
Kくん、ひどいっ!
女にそれをいっちゃ( ´ω`X( ´ω`X<ダメダーメ

>なんかのはずみに「あーしんどいなぁ」
その気持ち、すごくよくわかるわっ。
♪ダキ♪(●´Д`人´Д`●)ギュッ♪
私も街を歩いていて、ショーウィンドウに移る自分を見て、はっとする時がありますよ。
あとはショットバーに20代女性がいっぱいいる時とか・・・
でもあんな小雀どもに負けてはいられないので、高級コスメで対抗しましょう。
私たちには金がある(笑)
ところで、クリスマス限定コスメ、何か買いました?
私はディオールのキーホルダー型のリップが欲しいんだけど、
もうないだろうなあ・・・

Posted by: LIN | November 23, 2004 at 10:54

はじめまして☆
私もこの小説好きで、ドラマの方も見ました。
この恋愛は私も正直共感できないのですが、なんとなく
この小説(ドラマもそうだったけど)が持っている‘間’が好きです。
あと上の「男運が悪い人はおばさんくさい」というコメントに
私も大きくうなずいてしまいました。(笑)

Posted by: ひかりん | November 24, 2004 at 02:11

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