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February 03, 2005

『イン・ザ・プール』by奥田英朗

イン・ザ・プール
奥田 英朗

文芸春秋 2002-05
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伊良部総合病院の地下1階にある神経科。
そこの担当医である伊良部医師は注射フェチでマザコンで
そして変人。
患者も水泳中毒、ケータイ中毒、持続勃起症と変わった病状ばかり。

伊良部医師は診察らしい診察はしない。
水泳中毒患者には、自分も一緒になって水泳に夢中になる。
ケータイ中毒患者の時も、携帯に夢中になって患者にメールを打ちまくる。
どこまで本気かわからない。

おもしろいんだけど、患者への対処が全部同じ方法なので飽きるかなあ・・・
続編である『空中ブランコ』もこんな感じなのかなあ・・・

読書って人によって目的が違うと思うのですが、
私の場合はわからない本が好きなんだと思う。
読んだ後に「ああ、何いってんだかわかんない」と頭をかきむしりたい(笑)

あとは、せこいかもしれないけど、本は“買う派”なので
払った分の元を取りたいと思っちゃう。
わーっとジェットコースターみたいに、2時間くらいで読み終わっちゃうと
何かもったいない気分になる。
それでも、「おおっ!」と何か感じるものがひとつでもあればいいんだけど
最近の本ってそれらしくまとまっているだけで芯がない。

そんな本が30冊ほどたまって邪魔なのでどうにかしたい・・・

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Comments

LINさん、こんばんは~~。
『イン・ザ・プール』読み終えられたのですね!
>続編である『空中ブランコ』もこんな感じなのかなあ・・・
私もどっちも読みましたが、『空中ブランコ』の方が、面白かったように思いますよ!
やはり『空中ブランコ』の方で直木賞受賞はわかるような気がしました。

Posted by: ワルツ | February 03, 2005 at 19:31

こんばんわ。

空中ブランコもおもしろいですよ!
おもいっきり笑いたいときには
もってこいでした。

確かに読後感は
気分すっきり。それだけですが(^_^;)

>私の場合はわからない本が好きなんだと思う。

わからないってことは未開拓の脳を
開拓されている証拠ですからね。

やっぱり世界観を広げるには困難は
つきものですね(^_^)

Posted by: 知恵蔵 | February 03, 2005 at 21:46

>そんな本が30冊ほどたまって
私も「とにかく買って家で読む派」なので、買って後悔した本が
何百冊あるのかわかりません。どんどん部屋が狭くなる。嗚呼。

Posted by: 多摩のいずみ | February 04, 2005 at 04:38

>ワルツさん
~~~ヾ(^∇^)おはようございま~す♪
さすがに、最近、いろんな本にケチつけすぎかと
反省しているLINです(笑)
『空中ブランコ』どうしようかと思っていたのですが
読んでみようと思います。
でも、こういう本こそ図書館で借りて済ませたいです・・・
以前、どなたかが「Blogの仲間同士、本を交換し合えたらいいのに」と
書いていらしたのですが、ホント、何かいいシステムがあればいいのにと
いつも思います。
ワルツさん、今度、私の本、もらっていただけないですか?(切実)

Posted by: LIN | February 04, 2005 at 09:37

>知恵蔵さん
確かに読後感はすっきりしました。
精神的悩みを抱えた方も、これを読めば治るかも!?

わからない本を読みたい欲求って何なんでしょう?
知識欲なのかなあ・・・

今、ふと気づいたんですが、昔は言論の自由がなかったから
社会への反抗みたいなものを、それとはすぐわからないように
小説の中に書いたというのはあると思うんです。
だけど、現代の日本は何いってもいいわけだから、
作家の表現がストレート過ぎてつまらないのかもしれません。

Posted by: LIN | February 04, 2005 at 09:49

>多摩のいずみさん
本って場所、取りますよねえ。
外国のお屋敷みたいな書庫がほしいです・・・
○ックオフに売るのは抵抗があるんですよねえ。
あそこで本を買う人が増えると、1冊を2人が読むとして
単純に換算しても、作家の印税が半分になっちゃうわけですから・・・

Posted by: LIN | February 04, 2005 at 10:10

初めまして、LINさん、
今までずっと、ROMだったのですが、
私もインザプール読んだのでTBさせてもらいました。。

>おもしろいんだけど、患者への対処が全部同じ方法なので飽きるかなあ・・

そうなんですよね、同意します。
私はインザプール、空中ブランコ2冊同時に買い込んで、
立て続けに読んだので、空中ブランコも同じように見えてしまいました。
ちょっと間を空けてから読んだら印象違ったかもなぁ。。

ちなみに私、アメリカに住んでいて、
本への出費は高いです。こちらで買おうと思うと、
日本での定価の1.5倍くらいします。

あー、もっとたくさん読みたい。。

Posted by: Taus | February 06, 2005 at 03:48

>Tausさん
はじめまして♪
Tausさんはアメリカにお住まいなのですね。
定価の1.5倍は確かに大変!

>あー、もっとたくさん読みたい。
わかります、わかります、その気持ち。
TausさんのBlogを拝見したのですが、
『サタンの僧院』がちょっと気になりました。

これをご縁に、今後とも仲良くしてくださいね♪

Posted by: LIN | February 06, 2005 at 11:36

(⌒-⌒)ニコニコ...←深い意味はない。
今日はなんだか、な~んにもする気が起きなくてヒマ・エンジョイ中なの♪
単細胞なおいらは、ジャカジャカ♪スピーディに読めちゃうのが嬉しいので伊良部医師シリーズが好きなのかな~。(厚さはカンケーない。え?せっかち?)

世間体とか体裁とか、自分がそう思い込んじゃってるもので自らをがんじがらめにしなくっても、いいじゃーん☆って言ってるような、
しかぁ~~~~~しっΣ☆o( ̄‥ ̄)ドンッ!!
これも限度を越えると「タガが外れてる」と言う、みたいな・・・
どっちに転んでも、脱力してる?┐(´(エ)`)┌ フッ
ところで伊良部医師は、本能的に計算してやってるような気がするんだけど、LINさんはどー思ったのかなぁ~?
(ココが一番気になる所でもあったりする)

「真夜中のマーチ」もオススメしまーす☆
“元取れない”感さらにアップ!てことで・・・
タタタタッッ≡≡≡ナンデヤネン!( *゚∇)/☆(ノ゚⊿゚)ノハウッ!

Posted by: ponsuke | February 06, 2005 at 17:07

>ponちゃん
それじゃ、私もd(*⌒▽⌒*)b ニコニコッ

『イン・ザ・プール』はおもしろかったし、
伊良部医師についてもわかっていてわざととぼけているという
ponちゃんの意見に賛成なんだけど、毎回、とぼけ方が同じなので
「またなの?」って気になっちゃうんだよね~。
でも、昨日、いつも行くバーのお店の人(花村萬月ファン)に
「何かおもしろい本ないですか?」といわれたので
『イン・ザ・プール』をあげる事にしました♪

Posted by: LIN | February 06, 2005 at 18:04

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