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February 10, 2005

『魍魎の匣』by京極夏彦

魍魎の匣―文庫版
京極 夏彦

講談社 1999-09
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京極堂シリーズ2作目。
姑獲鳥(うぶめ)の夏』は正直、ストーリーも忘れてしまったし、
いまひとつよさがわからなかったのですが、
これはおもしろかった!

前回、つまらないと思った京極堂の薀蓄も「おお、そうなのか!」と感心したし
榎木津のすっとぼけた感じもよかったですねえ。

メインキャラクターは
京極堂 古本屋の店主であり陰陽師でもある。
関口 作家。
榎木津 探偵。他人の記憶を映像で見ることができる不思議な力を持つ。
木場 刑事

旧知の間柄である4人は京極堂の家に集まって、
ああでもないこうでもないと事件を解明していく。
というか、ほとんど京極堂が謎を解くんですけどね。

今回のストーリー、キーワードは箱。
次々と発見される少女のバラバラ死体。
それは、箱に右腕だけ左足だけというように入れられている。
森の中にある箱型の建物の不思議な研究所。
そして、それぞれ事件に巻き込まれた関口、榎木津、木場は
京極堂のところへやってくる。

さて、京極堂シリーズ3作目である『狂骨の夢』を買いにいかなくちゃ♪

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Comments

「ほう・・」ですね。^^
あの月の光りのシーンが、とても好きです。
それと、呪いについての講釈!
あ~でも、LINさんにきにいって頂いてよかったぁ。

Posted by: pico | February 10, 2005 at 16:29

おお、LINさん、読まれましたね!
picoさんのおっしゃる「ほう…」、
そして「みっしり」です、「みっしり」!!(笑)
ねっ、『姑獲鳥…』でシリーズを見放さなくって
よかったでしょう(笑)。
ちなみにわたしは次の『狂骨…』と『鉄鼠…』で
またまた投げ出しそうになり、『絡新婦…』で
再びシリーズを読んでいてよかった!と思いました
よ(笑)。

Posted by: ちょろいも | February 10, 2005 at 16:54

私も「ほう・」が好き!(笑)
読んでから、ちょっと真似して言ってみたりするんですが、あんなに美しくできない。
憧れます~~。
私は、「狂骨の夢」が一番好きなので、LINさんの次の感想が楽しみです。(でも辛口も楽しみ!(^o^)丿
ちょろいもさんのお好きなの『絡新婦~』
picoさんは『鉄鼠の~』なんですよね~~♪

Posted by: ワルツ | February 10, 2005 at 19:30

LINさん、こんにちは。ご無沙汰してます~。
先日はこちらでのお返事を、うちで読めるように気遣ってくださってありがとう!やっと戻ってこれました。

京極堂シリーズ、今日たまたま本屋で目にして「あー、これも読みたいんだった!」って思い出してたところです。
LINさんや、ここにこられる皆さまの感想を参考にしつつ、後ろから追っかけていきます!ってだいぶ遅れそうだけど^^;

Posted by: | February 10, 2005 at 22:52

壁|m`)ムフッ
とうとう、『匣』、読まれましたか。

僕的には京極作品で一番お気に入りはこの『匣』ですね。次巻の『狂骨』は僕には少し難解でした(おもしろかったけどね)。
んでもこのシリーズって、通して全て読むと壮大な絵が浮かんで来るんですよねぇ♪ たしか『匣』でも前巻『夏』の事が触れられてたりしますもんね。
そのあたりの京極さんの伏線などのプロット力は凄まじいですな。いちファンとしてはたまりませんです。はい。

…そういえば今回はLINさん、辛口じゃないですな?どうしたの?(笑)

Posted by: ろぷ | February 11, 2005 at 07:09

あぁ、まさにこの本で挫折している私です。
何年かかってるんでしょう・・・
LINさんも読まれましたかー
みなさんのコメントでも高評価のようですし、続き読んでみようかな・・・ 自滅かしら・・・^^;

Posted by: maria | February 11, 2005 at 08:55

>picoさん
>「ほう・・」ですね。^^
「ほう・・」です。^^

>それと、呪いについての講釈!
そう!そう!
あの部分はおもしろかった。
ハリーポッターの呪文はいかにもお子様的ですが
京極堂の「臨兵 闘者皆陣列在前」という呪文は、
かっこいい。
私も陰陽師になりたいくらいです(笑)
でも、あの後、呪文の話について関口に聞かれ
「あれは口から出任せだ」と京極堂はいってます。
嘘なのかよっ!ミ(ο_ _)ο ドテッ…

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 09:24

>ちょろいもさん
そうそう、「みっしり」(笑)

>『姑獲鳥…』でシリーズを見放さなくってよかったでしょう
京極さんは『姑獲鳥~』を書き直すか、もしくはシリーズの最初をいっそ
『魍魎~』にしちゃえばいいのにね。
『姑獲鳥~』はこのシリーズをもっと読みたいという気には
させないですよねえ。
あとがきにも、『魍魎~』で一気にブレイクしたと
書いてあります。
あとがきを書いた山口氏は『姑獲鳥~』で大層、感激したようですが・・・

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 09:35

>ワルツさん
私も今、「ほう…」とやってみましたが、全然ダメ・・・
『姑獲鳥~』が映画化されますから、『魍魎~』も
そのうち映画化されると思うのです。
その時、誰が「ほう…」とやるのか楽しみですね♪
というか、むしろ『魍魎~』の方が映画化しやすいんじゃないだろうか?

>「狂骨の夢」が一番好きなので・・・
私も宗教研究家として(笑)楽しみです。
カトリックやプロテスタントの話も出てくるんですよね?

京極ってホント、好きな作品がみなさん、バラバラでおもしろいですね。

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 09:43

>藍さん
無事、ネットに復活できてよかったですね♪
ピアノもがんばっていらっしゃるみたいだし
『カラマーゾフ~』にも挑戦中とは充実してますね(*^^*)
私も藍さんの記事を拝見しては「ピアノ、たまには弾こう」と
思ってはいるんですが・・・(^^;
春からお仕事されるなら、ますますお忙しくなりそうですが
がんばってください。
いやあ、若いってすばらしい(笑)

『魍魎~』おもしろかったですよー。
是非、藍さんも読んでみてね。

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 10:14

>ろぷさん
そうそう、ろぷさんはまさに電車で旅行している時に
これを読んだんですよね。
それを思い出して、私もぶるると震えてしまいましたよー。

>『狂骨』は僕には少し難解でした
ワルツさんのお話ではカトリックやプロテスタントについて
書かれているようですから、宗教好きじゃないと
そのあたりはとっつきにくいかもしれないですね。
といっても私もまだ読んでいないので何ともいえませんが・・・(^^;

>今回はLINさん、辛口じゃないですな?
いやいや、他にもほめてる本、ありますって(笑)
死生感や自分の哲学がきちんとある作家の本は好きなんですけど
そういう事を悩みぬいてから書いていない作家は
どうも薄っぺらな感じがします。
まあ、最近の出版社も作家も「売れればいい」のかも
しれませんが・・・

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 10:38

>mariaさん
>まさにこの本で挫折している私です。
私も前半、何度も挫折しそうでした。
木場や関口のくだりは地味ですから。
京極堂や榎木津が出てくるとすらすら読めますよー。
何しろ彼らは人間じゃないですから(笑)
特に『魍魎~』の榎木津はよりキャラクターが強力になっているので
その部分だけでも是非、読んでみて~。

Posted by: LIN | February 11, 2005 at 10:50

僕もLINさんに触発されて、「狂骨の夢」読み返してます。6年前くらいに読んだから全然覚えてなくて面白い(笑)なんだか初めて読んだときより文章がするする頭に入ってきます。成長したってことかしら。

はやく「絡新婦~」まで読んでください(笑)僕も全部読み返そうっと。

Posted by: bicco | February 12, 2005 at 18:53

>biccoさん
『狂骨の夢』、私も買ってきました。
キリスト教にまで話がおよぶらしいので、
どういう解釈なのか非常に楽しみです。

>成長したってことかしら。
恋をしたから?うふふ。

>はやく「絡新婦~」まで読んでください
あんまり早く読んじゃうと、楽しみがなくなっちゃうと
思ったりもして。
カフカや安部公房なんかは作者がもう死んでしまっていて
これ以上、作品が増えないので、ケチケチとちょっとずつ
読んでます(笑)

Posted by: LIN | February 14, 2005 at 09:56

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