古書2冊
いくら本が好きでも、古本だけは買わずにまいりましたが
とうとう禁断の園に足を踏み入れてしまいました・・・
欲しい本に限って絶版なんだから。んもう、ぷんぷん。
閉じている方の本は瀬戸内晴海さんが書いた『美は乱調にあり』
伊藤野枝の半生を描いた作品。
<伊藤野枝>
雑誌『青鞜』で活躍。わがままと言われる反面、現代的自我の精神を50年以上先取りした。
不倫 を堂々と行ない、結婚制度を否定する論文を書き、戸籍上の夫である辻潤を捨てて
大杉栄の妻、愛人と四角関係を演じた。
人工妊娠中絶(堕胎)、売買春 (廃娼)、性の自己決定(貞操)など、
今日でも問題となっている課題に取り組み、多くの評論 、小説 や翻訳 を発表した。
開いている本はoverQさんにこの記事で教えていただいたマンデヴィルの『東方旅行記』
初版本ですよー。
昭和39年ですよー。
それも送料含めて890円で買えちゃった。
こうして、人は古本にはまっていくのかもしれないですね。
それにしても古本をさわって、プチ潔癖の私は手がかゆいです。
そういえば、今日から公開の映画「アビエイター」
映画のモデルであるハワード・ヒューズは異常な潔癖症だったらしいですね。
コチラのフィルムクリップ「バスルーム」で手を洗いまくるレオ様が見られます。
2冊とも読むのが楽しみ~。ほくほく。
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Comments
ついに貴方も神保町通いの楽しみを知ってしまいましたね。
この世の中に、人が触っていないモノを探す方が難しいと思います。新刊だって他人に触られている可能性の方が高いんですから。
考えようですけどネ。
Posted by: Rue | March 26, 2005 at 20:10
『美は乱調にあり』ってめっちゃめちゃおもしろそうですね!
伊藤野枝というひとを、実はまったく知らないのですが、すごく読んでみたいです。読み応えありそう。
絶版なんですか~。図書館にあるかなぁ。
LINさんのレビュー楽しみにしています!
Posted by: あさこ | March 26, 2005 at 21:28
わたしがはまったときにはどれもこれも文庫で手に入ったんですよ。
「美は乱調にあり」「遠い声」伊藤野枝から菅野すが、金子文子。
そして青鞜の女たち、とずんずん興味が広がっていきました。
20年前ですからねぇ。
古書になってしまったんですね。
あさこさんなんて生まれたばっかじゃ。
Posted by: かっこー | March 26, 2005 at 22:09
>プチ潔癖の私は手がかゆいです
きゃ・・LINさんかわいい。(って大変ですよね。)
古書・・はまるとぬけられません。
私もoverQさんに影響されて、古本屋さんを回る楽しみを覚えてしまいました。古本祭りも・・。
大正の本とか手にとるだけでも神が宿ってそうです。絵が素敵です。
そして・・>『美は乱調にあり』・・・、未読なので、LINさんの感想を楽しみにさせてもらいますね~。
Posted by: ワルツ | March 26, 2005 at 23:02
>欲しい本に限って絶版なんだから。んもう、ぷんぷん。
↑あぁ、むちゃくちゃわかるなぁ(笑)。
ふと過去の名作の話題になったときとか「読みたいな」と思って調べて絶版だったりするとかなりダメージでかいですもんね。
僕も過去の作品は古書店を廻ることが多いです。あと知り合いの本棚を漁ったりとか(←悪人)
本の内容で、きちんとした値段設定をしている古書店は僕も大好きですよ。においとか雰囲気とかも。
でもドコとは言わないけど、本の状態だけ見てむちゃくちゃな値段を付けている某大型古書チェーンはだいっキライです。だって太宰治がゴーストライターばればれのタレント本に値段負けしてるなんて信じられます? そんなの世の中間違ってるよ(笑)。
Posted by: ろぷ | March 27, 2005 at 04:19
明治〜大正にかけての女性の活躍には、畏敬の念を感じます。
それまで押さえつけられてきたパワーが開放され、発揮された時代。
近代日本の青春時代を駈け抜けた女性達。
こういった方々の人生を午後1時台のドラマにすると、面白そうなんだけど。
大河ドラマでも、もちろんOKです。
>>「こうして、人は古本にはまっていくのかもしれないですね。」
正確には「こうして、私は古本にハマってしまいました。」でしょ。(^_^)
手をかゆ〜くしながら、心を潤してください。
Posted by: Yossy-Mitty | March 27, 2005 at 06:16
>Rueさん
おはようございます♪
そうか!考えてみれば新刊本もいろんな人が
触っているんですよね。
私は収集癖はないので、古本集めといっても
読みたい本が絶版の場合に限るとは思うのですが。
Rueさんは神保町通いをなさっているのですか?
どんな本をお買いになるのでしょう?
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 09:18
>あさこさん
この本は、岩井志麻子さんの『自由恋愛』を読んで
自由恋愛論→大杉栄→伊藤野枝→『美は乱調にあり』と
検索に検索を重ねてたどりついたのです(笑)
読んだ方のお話によれば、なかなかいいそうです。
タイトルもステキでしょう?
続編に『諧調は偽りなり』という本もあるのですが
こちらも絶版(つД`)
中古ならあるんですけど、ちょっと購入を迷ってます。
あさこさんも、図書館でさがして読んでみてくださいねー。
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 09:31
>かっこーさん
>20年前ですからねぇ。
あの頃、瀬戸内晴海さんの本、本屋にずらーっと並んでましたよね。
実家にもたくさんありました。
もしかするとさがせば『美は乱調にあり』もあるかもしれません。
私は夜遊びばっかりしてて本、読んでこなかったんですよねー_| ̄|○
ちゃんと本を読んでいれば、もうちょっとまともな大人に
なれていたかも・・・(つД`)
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 09:44
>ワルツさん
( ̄◇ ̄;)エッ、ワルツさん、いつのまに古書にはまってたんですか!
あ、でも京都はステキな古書店がたくさんありそうで
いいなあ。
京都、住みたいなあ。
先日、ワルツさんが書いていた花灯路の記事、
うらやましかったですよー。
京都に暮らしていると、毎日が小旅行ですね♪
>overQさんに影響されて
overQさん、すごいですよねえ。
あの方が書く記事を読むとぼーっとしてしまい
気がついたらAmazonのボタンを押しているという・・・(笑)
Mlle.Cさんやmort_a_creditさんにもやられちゃうんですよねえ。
(*゜ロ゜)ハッ!!3人、グルなのかっ!
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 09:51
>ろぷさん
私も昨年からいろいろ本を読むようになって
本の絶版ってこんなに早いのかってびっくりしたんです。
それ以来、「あっ」と思った本はタイミングをのがさずに
買うようにしてます。
某大型古書チェーンは、考えようによっては
本の価値関係なく値段をつけているから
目玉本を見つけられるかもしれないですよー。
私は一度しか行った事ないんだけど、
セリーヌ全集がすごく安くて買いそうになりました。
買っとけばよかったなあ・・・
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 10:23
>Yossy-Mittyさん
明治~大正は時代のエネルギーを感じますよね。
ドラマ化するにはセットとか予算、かかるんじゃないですか?
でもきちんとドラマ化されたらおもしろそうですね。
Yossy-Mittyさんだったら誰をドラマ化したいですか?(^^)
Posted by: LIN | March 27, 2005 at 10:46
>3人、グルなのかっ!
そうです。実はグルなんです。
嘘です。
overQさんやmort_a_creditさんのような素敵なアニキと並べていただいて光栄です、押忍!
古書探索、ビンボーでヒマだった学生の頃はよくやってました。
目的がはっきりしている時は神田や早稲田がよいのですが、店のオヤジさんもお客さんたちもみんな本について熟知しているため、掘り出し物はあまりないように思います。
それなりの本にはそれなりの値段がついてるし、うかうかしてるとすぐに書棚からなくなってしまう。
貴重な本を安く買える可能性があるのは大型古書店ですが、いい本よりもゴミ本(失敬)のほうが多かったりして…その山をかき分けるのが大変です。
Posted by: Mlle.C | March 27, 2005 at 14:31
>LINさん
「誰をドラマ化したいですか?(^^)」
それは、もちろん全員です!
文学、思想、政治、恋愛。誰一人として外せません。
女性と時代を主役に据えた本格ドラマ。
大河でも無理かな?(^_^)
Posted by: Yossy-Mitty | March 28, 2005 at 01:18
おはようございます。
文学者に潔癖症は多いですよ。泉鏡花に谷崎潤一郎。
無名ですが、多摩のいずみも20代の頃そうでした。
Posted by: 多摩のいずみ | March 28, 2005 at 04:24
>Mlle.Cさん
やっぱりグルでしたか(笑)
>古書探索
『本棚探偵の冒険』を読んでいるとおもしろそうではありますよね。
古書目録の段階であんな熾烈な戦いがあるなんて
びっくりですよー。
あの本読んで、神田でお宝を見つけるのは至難の業だって
わかりました。
でも、初版本は価値があるっていう事も知ったので
今回、『東方旅行記』の初版本が手に入ってちょっと嬉しいの♪
ちゃんとハンコも押してあるんだよーん。
♪♪(*´▽`*)ノ゛うふふ~
Mlle.Cさんもマニア本とか持ってるんですか?
今度、ブログで披露してくださいよー。
Posted by: LIN | March 28, 2005 at 10:08
>Yossy-Mittyさん
おおっ!全員ですか!
それはもう、大河しかないんじゃないでしょうか?
お正月、テレビ東京の12時間ドラマという手もありますね。
ただ、大河は主役が決まっているケースが多いですよね。
是非、Yossy-Mittyさん、大河に新しい風を起こしてください。
Posted by: LIN | March 28, 2005 at 10:18
>多摩のいずみさん
体調はいかがですか?
あまり無理せず、お大事にしてくださいね。
多摩のいずみさんも潔癖症でしたか。
20代の頃というと、今はもう違うのですか?
私はプチ潔癖なので、本だけダメなんですよー。
文豪にはなれませんね(笑)
Posted by: LIN | March 28, 2005 at 10:27
なんと、初古本でしたか!
私も収集癖はないんですけど、でも今の出版物ってサイクルが早すぎるから、
すぐ手に入らなくなって、結局古本屋巡りをすることになっちゃうんですよね。
それにしても「美は乱調にあり」が絶版だなんて、嘘みたい。
これ、ほんと夢中になって読みましたよー。 LINさんの感想、楽しみにしてますね。
手、お大事に〜。
Posted by: 四季 | March 28, 2005 at 17:36
あの、古本屋の前に置いてあるワゴンの特価品ね、50円くらいの。結構面白い本があります。戦前の家庭読本とか、○○って消しだらけの井原西鶴とか。
Posted by: LSTY | March 28, 2005 at 18:45
>四季さん
>今の出版物ってサイクルが早すぎるから
同感です。
出版社としては「ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる」的に
じゃんじゃん新しい本を作っているのでしょうが、
いい本はきちんと残してほしいですよね。
『美は乱調にあり』はみなさんの評判もいいので、
読むのが本当に楽しみです♪
Posted by: LIN | March 29, 2005 at 09:01
>LSTYさん
古本屋のワゴン、気になるっ!
戦前の家庭読本、おもしろそうですね。
「洗濯板を使った正しい洗濯方法」なんか載ってそう(笑)
戦前、一般家庭でどんな夕食を食べていたのかが
気になります。
Posted by: LIN | March 29, 2005 at 09:09