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May 25, 2005

『オーデュボンの祈り』by伊坂幸太郎

4101250219オーデュボンの祈り
伊坂 幸太郎

新潮社 2003-11
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クサい。
男の子に花束をさしだされ「愛している」といわれたような気分。
「はあ…」というしかない。

nobutaさんが菊池成孔を評して
嫌らしいまでのペダンと、ナルシスティックな文調と
叩き込むような言葉のリズムに酔う。
それだけでいいんだと思う。

と書いていらっしゃるのですが、私もそう思う。
極論すれば小説はストーリーなんかどうでもよくて
その作家の世界に酔えるかどうかなのだ。
で、私はこの本ではまったく酔えなかった。

私のことなど眼中にないかのように、夢中で昆虫の話をするような男の子の方が
私は好きだ。
そして小説もそんな感じが好きだ。
結局、読者に媚びていないってことなのだろうか。
最近の若い作家の本がどうも好きになれない理由については
今後も分析を続けます。

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