« たらいまわしTB企画第16回「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」 | Main | 秋の新刊チェック »

August 30, 2005

気分はすでに秋に向けて

●ぬかみそに旨みをつけるために、するめの足を入れておいたら
数日でにゅるにゅるの生いか状態になってびっくり。

●秋も近いのでビールを“エビス”から
おいしいと評判の“秋味”にブランドチェンジしてみた。

●本は4冊ゲット。
『別役実のコント教室』by別役実
『オンリー・ミー』by三谷幸喜

お笑いの研究をしようと思って…
そのうちここもお笑いブログになるかもしれませぬ。

4560035792別役実のコント教室―不条理な笑いへのレッスン
別役 実

白水社 2003-11
売り上げランキング : 45,134

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

4877284427オンリー・ミー―私だけを
三谷 幸喜

幻冬舎 1997-04
売り上げランキング : 8,853

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

『チャリング・クロス街84番地』byヘレーン・ハンフ
最近、仲良しになったブログ友達のCharing Cross Road04番地さん
それをきっかけにチャリングクロス街について調べているうちに
この本に出会いました。
ニューヨークに住む本好きの女性が
ロンドンのチャリング・クロス街84番地にある古書店マーク社にあてた
一通の手紙からはじまった20年にわたる心暖まる交流のお話。

『橋本治という行き方』by橋本治
今週の週刊ブックレビューで紹介されていました。
本文からの抜粋。
本を読むことがもっぱらに『楽しみ』である人達は、
読むことが苦にならないものばかりをもっぱらに読む。
そして、『本を読むことは勉強だ』と思う人の多くは、
『本を読んで勉強していた過去』ばかりを頭に置く。
『私は過去において本を読んで、もう出来上がってしまっているので、
今さら本は読まない』という大人は、いくらでもいる。
『本』というものは、『異質な世界観と出喰わす衝撃』でもある。
その『衝撃』を、『学んで意味のあること』と位置付けないと、
本なんか読んでも、なんの意味もない。
『本なんか読まなくても大丈夫』と思う人達は、
自分の中の『出来上がってしまった世界観』だけで、なんとかやっていける人達なのだ。
そして、現代ではそこから問題が生まれる。
なにしろ、イラク戦争は、『異質な世界観のぶつかり合い』でしかないからだ。
私は、現在の問題の多くが、『異質な他人に対する想像力の欠如』を
原因にしているとしか思えない。
そういう意味で、『他人というテクストを読む』が出来にくくなっているのだが、
それはつまり、『本をちゃんと読めない』と同じなのだ。
だからこそ『本は要る』のだ

4022500387橋本治という行き方 WHAT WAY TO GO!
橋本 治

朝日新聞社 2005-06-16
売り上げランキング : 3,630

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« たらいまわしTB企画第16回「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」 | Main | 秋の新刊チェック »

Comments

秋めいてきましたね。夏がくる時よりもウキウキします♪
食欲に秋に向けて糠漬けに挑戦してみたいのですが、ズボラな私のこと、きっと放置して糠床に愛想をつかされてしまいそうで躊躇しています。
別役実さんの「コント教室」、友達に薦められて読んだんですがとても興味深かったです。お笑いは深いです。

Posted by: せいこ | August 30, 2005 at 18:08

エビスからのブランドチェンジですか。
私はビールからそろそろ、焼酎にチェンジです。

「オンリー・ミー」は唯一、三谷幸喜の本でよんでるものです。
感想を楽しみにしています。
本を読みながら、三谷幸喜の顔が浮かんでしょうがなかったのを覚えています。

Posted by: まき | August 30, 2005 at 22:55

>せいこさん
もしぬか漬けに興味をお持ちだったら
S&Bの『ぬか漬けの素』がオススメです。
使い捨てでかき混ぜ不要、スーパーの野菜売り場のあたりに
あります。
http://www.sbfoods.co.jp/products/newprd/chirudo/chirudo.htm
私もこれを使ってたんですが、近くのスーパーになくなってしまって
しかたなくフツーのぬか床にしたのです(つД`)
『コント教室』半分ほど読みました。
爆笑系というよりは舞台特有の笑いという感じですね。
お笑いは深いですよねー。
最近、三浦しおんや小林聡美のエッセイを立て続けに読んで
笑いについて気になってます。

Posted by: LIN | August 31, 2005 at 11:26

>まきさん
まきさんは焼酎派ですか!
焼酎が飲める人はホンモノって感じがします。
それにグルメっぽい。
私も焼酎の達人になりたいです。
まきさんは芋派?麦派?
富乃豊山はクセがなくておいしかったけど
芋焼酎好きにいわせるとつまらないらしいです。
三谷さんは、奥様の小林聡美さんのエッセイが
おもしろかったので、その流れで読んでみようと
思ったのです。
純文学を読んだ後ってどっと疲れるので
そんな時、爆笑エッセイを読んでます(^^;

Posted by: LIN | August 31, 2005 at 12:42

LINさん秋味にチェンジしたそうですが、普
段はエビスをよく飲まれるんですね。ところ
でエビスビールのロゴのえびす様は脇にタイ
を抱えていますが、後ろの籠にもタイが入った
ラッキーエビスがあると聞いたことがあります。
一度見てみたいです。

「チャリングクロス街84番地」良いですねえ。
心温まる内容でした。この本を読むと更にま
た本を読みたくなったことを思い出しました。

「橋本治の行き方」からの抜粋文はとても考
えさせられました。「異質な世界観と出喰わ
す衝撃」ですか。今、ふと思ったのですが、
その衝撃を感じるためには読む側にも世界観
が確立していないと駄目なのでしょうか。そ
うでないと世界観と世界観がぶつかりあう
「衝撃」は感じないのかななんて考えてしまい
ました。でも、これ橋本治の文の本意とは
関係ないですね。
長々と失礼しました~\(^◇^)/


Posted by: kyokyom | August 31, 2005 at 14:32

秋なんですね・・・。
秋味美味しいですか?
そう言えばぬか漬け放置しっぱなしだった!!ずぼらな人には向かないのでしょうか(笑)
笑いって重要ですよね、私も1日1笑わせを目標に毎日を送っています。
三谷幸喜とか本を読んだことがないのですが
とても興味があります。笑の大学も見に行きたいと思っているうちに終わってしまいました。

橋本治ほほう・・・。って思いながら見ていたのですが、秋元治と勘違いしている自分に気がつきました。桃尻語訳の人ですね!!

Posted by: Bryum | August 31, 2005 at 21:42

焼酎は好きですけれど、こだわりって全くないんです。
基本的に何でも頂くというか。
冬はお湯割にして飲む機会が多いので芋焼酎が多くなります。
ちなみに今は紫蘇焼酎を飲んでます。
グルメって、それはLINさんですよ。
以前、よく、レストランでの食事の写真が出てて、いつも、こんな美味しいそうなものを食べてるんだなぁ、良いなぁって、パソコンの前で涎たらしてたんですよ。

Posted by: まき | August 31, 2005 at 23:22

>kyokyomさん
ラッキーエビスの話は知りませんでした。
今度、探してみます。
だけど、私、くじ運が悪くて、こういうのに
当たった試しがないんですよねえ(笑)
『チャリングクロス街84番地』お読みでしたか!
自分が偶然見つけて「お!」と思った本を
他の人も読んでいると嬉しいです。
自分で本を見つけるのは
おもしろいと評判の本を買うのとは
また違う喜びですよね。
『橋本治の行き方』は哲学っぽい本です。
ご本人は哲学とか読まない人なんだそうですが。
衝撃はその時、自分が持っている世界観なりに感じればいいんだと
思います。
むしろ若い時の方が衝撃を感じやすいのでは?

Posted by: LIN | September 01, 2005 at 10:42

>Bryumさん
今日から9月、秋ですよん♪
秋味はフツーでした。
ちょっと味が濃い感じがしますが
そもそも私はビールに飽きているのかもしれません。
やはりビールからシャンパンに変えるべきか!(笑)
笑いは重要です。
健康にもいいし、笑う門には福来る、だし。
小林聡美さんのエッセイに出てくる三谷さんが
すごくおもしろいので
読んでみてね。
『マダムだもの』『マダム小林の優雅な生活』が
オススメ。
橋本治は、そうです、『桃尻語訳』の人です。
って、読んでないけど…(^^;
この『橋本治という行き方』はなかなか
おもしろいです。

Posted by: LIN | September 01, 2005 at 11:52

>まきさん
紫蘇焼酎!
たんたかたんは飲んだことあります。
おいしかったです。
一緒にいた男性は「まずっ」といってたので
女性向けなのかもしれないです。
私も今年の冬は紫蘇焼酎にしようかなー。
>グルメって、それはLINさんですよ。
いやいや、私は何かにつけインチキくさいんですよ(笑)
グルメっぽいけど本当のグルメじゃない。
本の感想もそれっぽく書いているけど
本質をとらえているのかどうか。
地味でいいから本物になりたいです。
ってわけわかんないですよね~(笑)

Posted by: LIN | September 01, 2005 at 12:01

私も秋味を飲んだので、それだけのことで、トラックバックしてしまいました(;・∀・)

秋味やエビス以外だと、ふつうの値段帯のビールでは、サッポロ・クラシックが好きです。
でも、北海道じゃないので、めったに手に入りません。。
ハートランドという緑色のビンのも、わりと好き。

発泡酒も、ビールとの類縁性を脳内で断ち切り、
ぜんぜん別なものとして認識できた瞬間、新しい味覚の世界が広がることを、
最近、周りの人に布教して、嫌がられています。。

Posted by: overQ | September 02, 2005 at 23:37

秋味がダメならブラウマイスターはいかが?
セブンイレブンにありますよん♪

橋本治ははまりやすいので注意です。ダメな人はダメですけどね。太宰さんと似ているかも・・・。

Posted by: take | September 03, 2005 at 09:28

>overQさん
秋味はいかがでしたか?
サッポロ・クラシックは飲んだことがありません。
おお、ネットで手に入るのですね。
秋味がなくなったら買ってみたいと思います。
発泡酒、夏はむしろ高いビールより薄い感じが
よかったりしますよね。
この夏、いろいろ地ビールなども取り寄せてみたのですが
なかなか「これ!」というビールに出会えないです。
おいしいビールが飲みたいです(つД`)

Posted by: LIN | September 03, 2005 at 10:17

>takeさん
ブラウマイスター、おいしそう。
近所にセブンイレブンないんですが
探して飲んでみたいです。
橋本治さんのエッセイ、なかなかおもしろいです。
ちょうど『古事記』を読みたいと思っていたので
橋本治さんので読んでみようかなあ。

Posted by: LIN | September 03, 2005 at 10:33

 橋本治はやっぱりかっこいいですね。
 「だから何が言いたいんすか?」っていう本もあるけど(笑)
 彼の本のレベルというのは、「僕が理解できるぎりぎりのレベルの難しい本」です、いかに私が低脳か露呈しましたが(笑)、ぎりぎりまでレベルの高い橋本治氏の本は、ものすごくためになります。
 もちろん、ベストセラーになったあの本は買ってませんが。

Posted by: LSTY | September 05, 2005 at 14:04

>LSTYさん
>「だから何が言いたいんすか?」っていう本もあるけど(笑)
この本の中にもそんな箇所が多々ありました(笑)

>いかに私が低脳か
何をおっしゃいますか。
LSTYさんは自分の頭できちんと考えて
文章にしていらっしゃってブログの記事も
すごく読みやすいです。
それに比べ男性に多いのですが
こむずかしい評論家のことばを持ってきて
さも自分もその評論家と同列なんだといわんばかりに
理屈をこねている人、いるじゃないですか。
それこそ頭が悪そうな気がします。
あれはあれでひとつの趣味だと思ってあげれば
いいのかもしれませんが…

Posted by: LIN | September 05, 2005 at 16:24

>こむずかしい評論家のことばを持ってきて
>さも自分もその評論家と同列なんだといわんばかりに
>理屈をこねている人、いるじゃないですか。

今の「天声人語」ですか?(笑)引用多すぎでうんざりしてます。

Posted by: LSTY | September 05, 2005 at 18:55

>LSTYさん
「天声人語」は読んでないんですが、そうなんですか?
私が「何だかなあ」と思うのは
○谷行人や○塚英志の熱狂的信者の人たち。
きちんと理解して論じているのか
はたまた論じる事自体を楽しんでいるのか
謎です。

Posted by: LIN | September 06, 2005 at 10:17

引用は難しいです。
でも、キチンと「どこそこからの引用です」と、
明記するのも礼儀だと思いますので。
むしろ、引用であることを隠して、
「ボクの考えだもんね」という顔をしている輩の
ほうに怒りを感じます。

Posted by: 多摩のいずみ | September 06, 2005 at 19:25

>多摩のいずみさん
多摩のいずみさんのようにお仕事で文章を書いていらっしゃる方は
「文責」という事をいつも意識されていると思うのですが
ネットにはそれは望めないのですよね。
書いている人が匿名だから。
だから情報も実に曖昧。
「あの情報はウソだったじゃないか」と怒っても
「ネットだからしょうがない」で済まされてしまう。
壁に矢印が書いてあって、その通りにたどっていくと
最後に「ばーか」と書いてある。
それがネットっていうといいすぎでしょうか?(笑)
「そういえばあの女優の名前は何だっけ?」といった
思い出そうとすれば思い出せる事もすぐネットで
ぱぱっと調べてしまう事で脳が退化しているような
危惧も感じてます。
ただ「便利、便利」とネットを使っていると
人間はとんでもないことになるかも!?

Posted by: LIN | September 07, 2005 at 09:54

 別役の「コント教室」が欲しくて渋谷ブックファーストへいったが、答は「おとりよせです」とのこと。 がっくり。

 LINさんはアマゾンで買ったのでしょうか?

 

Posted by: 神田アレイ | September 22, 2005 at 20:19

>神田アレイさん
そうです、Amazonです(*^^*)
でも、書店でも平積みになっていたのを
見たことがあります。
その時は薄いわりに高いと思って(セコイ!)
買わなかったのです。
生徒さんの作品の添削が多かったので
読み応えないかなあとも思って…
でも私の本で第五刷なんですよ。
最近、お笑いブームですから、若手芸人が
買っているのかしらん?
神田アレイさんの感想、楽しみにしています。

Posted by: LIN | September 23, 2005 at 10:09

 アマゾンで別役実「コント教室」を手に入れました。

 私はこれを文明批評として読みました。 「コント作家が日本では劇作家に比べて地位が低く見られている」云々に関しては、作家の側だけではなく見るものの側に対しても厳しい目が向けられているのを感じます。 劇場やテレビとは何か、また見ている自分は、一度しかない人生の大切な時間を使って一体何をやっているのだ・・・と思いました。

 中国大陸との比較では、中国の漫才(相声)をやるのは文化人(大学の先生とか文学者とか俳優とか)なので、見る側は尊敬の気持ちをもちつつ笑いに興ずるといいます。

 昨日のNHK「あの人に会いたい-人間国宝柳家小さん」を見ていて、その客席の平均年齢がはるかに私より高そうなのに気がつきました。 日本の古典の中にあったオカシミをいつくしんでいた年代ははるか上なのかもしれません。

 中国人の知人が大学で江戸の笑い文化を研究しています。いちど小さんの映像でも見てもらって感想を聞いてみたいものです。

Posted by: 神田アレイ | October 10, 2005 at 11:58

>神田アレイさん
正直、『コント教室』読んだことは読んだのですが
あまり身についてない感じなんです。
もう一度、読まないとダメかなあ。
確かに日本における笑いの地位は低いですね。
お笑いの人は「芸人」と呼ばれ、「芸能人」とは区別されているし。
お笑いの人自体も笑いを極めようという感じではなく
ゴールデン番組の司会がゴールというようなことを
いってますし。
神田アレイさんは柳家喬太郎、知ってます?
新作がすごくうまい!
「午後の保険室」サイコーです。
有料なら、ここ↓で聴けますがちょっと高いんですよね。
https://ssweb.ne.jp/Contents/03-k017-25-2.html
落語はまた若い人の間でブームのようなので
もりあがってほしいですね。

Posted by: LIN | October 12, 2005 at 12:04

The comments to this entry are closed.

« たらいまわしTB企画第16回「美味しそうな食べ物が出てくる本は?」 | Main | 秋の新刊チェック »