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March 16, 2006

たらいまわしTB企画
第22回「サヨナラだけが人生か? グッドバイの文学」

tara22

たら本です。
テーマに沿った本を紹介する記事を書き、
主催者さんや他の参加者にトラックバックやコメントして
交流を深めましょうという企画です。
どなたでも参加できます。
主催者は、交替制で、今回はてらブログのshosenさんです。

大雪の冬もようやく終わりの気配を見せる3月・・卒業式シーズンですね。
出会いあれば必ず別れあるわけですが、
そこには数えきれぬストーリーのあることでしょう。
で、今回はそんな題を探って、「グッドバイの文学」としてみました。
まとわりつくものを振り切る、してやったりの別れか。
涙が止まることのない苦い別れか。
はたまた「別れたとき」にたまたま読んでいた本か。
きっと文学でも大テーマの一つでありましょう「別れ」
読書ゾーンがせまい私に、どうかさまざまな物語を教えてやってくださいませ。

親しい人を死によって失うのはつらい。
それに比べたら、恋愛のもつれによる男との別れなんて、
大したことではない。
私をフッた男など○ァック・ユーだ!
そして私から別れを切り出した男たちよ、どうか幸せになっていてくれ。
話をもとにもどします。
愛する人を死によって失う話は古今東西、いろいろありますが、
今回、私が紹介するのは、革命で愛する人を失う話。
最近、レビューを書いたのですが、反応があまりなかったので
しつこく紹介します(笑)

悲劇週間悲劇週間
矢作 俊彦

文藝春秋 2005-12
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明治45年、ぼくは20歳だった。
日本最初の外交官としてメキシコに赴任していた父に呼ばれたぼくは、
地球の裏側に向けて旅立った。
そこには、20歳のぼくにとっては未知なる領域、
すなわち恋と詩と革命の世界が広がっていた――。
詩人・堀口大學の短くも濃密な青春の一幕を綴った超大作ロマン。

今回、検索して知ったのですが、ポール・ニザンの『アデン アラビア』が
下敷きになっているようです。

明治四十五年ぼくは二十歳だった。
それがどんな年だったか誰にも語らせまい。
~矢作俊彦『悲劇週間』冒頭~

ぼくは二十歳だった。
それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとはだれにも言わせまい。
~ポール・ニザン『アデン アラビア』冒頭 ~

矢作さんはこの手法が多いようで
『あ・じゃ・ぱん』は『さらば愛しき女よ』
『ららら科學の子』は『ライ麦畑でつかまえて』
『THE WRONG GOODBYE ロング・グッドバイ』は『長いお別れ』が
下敷きになっています。

矢作さんはハード・ボイルドのイメージがありますが
この小説は「少女漫画をめざした」とご本人もおっしゃっているように
女性ウケする内容になっています。
矢作さんの作品を読んだことのない方もこの機会に是非。

そしてもう1冊は、気になりつつ私もまだ買っていないのですが…

ハッピーエンディングノートハッピーエンディングノート
全教図編集部

全教図 2004-07-31
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読むのではなく書く本です。
遺書のお手軽版のようなものです。
「遺書」というと大袈裟ですが
この『エンディングノート』は、財産のことというよりも、
家族への感謝の気持ちや自分史を書くようになっていて
質問に答える形式なので、まったく白い紙に書くより書きやすいようです。
生前にお墓を買うと長生きするなんていいますから
「縁起でもない」なんて思わず、気軽に書いてみるといいかも。

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Comments

LINさん、グッジョブです☆☆☆

「欠けたところを埋めるために生きる、人の遺した欠片を生きる」
フエセラのこの言葉は、ずーっと響いてます。
その前に、空を飛び、空しかない伝説も。
あのくだりは、大好きっ!
ポール・ニザンのアデン アラビアですね。
読んでみなくては!

ハッピーエンディングノート、おもしろそうですね。
私は、随分前に書いた遺書が落ち度だらけなので、こちらでチェックしてみたいです。

Posted by: pico | March 16, 2006 at 14:17

ポールニザンのアデンアラビア、そこでも使われていますか。
実は一番美しい時間だったの逆説表現でしょうか?
森有正さんの「バビロンの流れのほとりにて」の冒頭でも効果的に使われていました。
高校時代、読んでは探究心を高めていったのを懐かしく思い出します。
一番アホな時代だったんんて誰にも言わせないでは、悩めませんね。

Posted by: ヘルスパラダイス | March 16, 2006 at 15:44

こんにちはLINさん。
矢作俊彦さんはお名前しか知らないです。『科學の子』は書評をみて気になってはいたのですが、けっきょくそのまんまです。
ご紹介のは、堀口大學の伝記みたいな感じもあるのでしょうか。

エンディングノートは、職業柄(笑)、気になりますね。これも、じっさいは遺族となる人たちとの関係に収束されると思います。
死後のことは、遺族に任される方が、良いご関係だったんだなぁ・・と思わされる気もしますね。難しいところです。

Posted by: shosen | March 17, 2006 at 00:09

LINさん、こんばんは。(*^。^*)
>悲劇週間
この間のLINさんのレビュー、すごく面白く読ませてもらいましたよん。
是非読みたいと思ってる作品です。(*^。^*)
矢作さんは、mort_a_creditさんのオススメで読んだ「あじゃぱん」が痛快だったので、「悲劇週間」もすごく楽しみです。
(mort_a_creditさん、お元気なのでしょうか?更新が途絶えているのはお忙しいのだろうと思いますが。)
堀口大學の自伝というのやモネの表紙もそそられますわ~♪

Posted by: ワルツ | March 17, 2006 at 01:17

>picoさん
こんなにいい本なのに、なぜかネットで読んだという人を
あまり見かけないんですよねえ、『悲劇週間』(^^;
フエセラ、かっこいいですよね。
「恋だけでは人は生きられませんわ。
あなたのパリにわたしのパリなどありはしないのよ」
しびれます~。
picoさん、遺書をお書きになっているのですか!
さすが!
詩人の茨城のり子さんが、2月に亡くなられて
今月になって親しい人たちにお別れの手紙が届いたんですって。
「このたび私'06年2月17日クモ膜下出血にて
この世におさらばすることになりました。
これは生前に書き置くものです。

私の意志で、葬儀・お別れ会は何もいたしません。
この家も当分の間、無人となりますゆえ、
弔慰の品はお花を含め、一切お送り下さいませんように。
返送の無礼を重ねるだけと存じますので。

「あの人も逝ったか」と一瞬、たったの一瞬
思い出して下さればそれで十分でございます。
あなたさまから頂いた長年にわたるあたたかなおつきあいは、
見えざる宝石のように、私の胸にしまわれ、光芒を放ち、
私の人生をどれほど豊かにして下さいましたことか…。

深い感謝を捧げつつ、お別れの言葉に
代えさせて頂きます。

ありがとうございました。」

こういうのもいいですよね。
参考URL
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20060316bk09.htm

Posted by: LIN | March 17, 2006 at 09:14

>ヘルスパラダイスさん
森有正さん、存じあげませんでした。
知りたいことは山ほどあれど、頭はひとつしかなくて
(それもかなり、性能の悪い頭 (^^;;)
もどかしいです。
つい最近まで夜の街をふらふらして
遊んでばかりいた生活が悔やまれます。
(その時間を勉強にあてていれば…)
ヘルスパラダイスさんが感想を書かれていた
『坊っちゃんの時代』もおもしろそうですねー。

Posted by: LIN | March 17, 2006 at 09:25

>shosenさん
主催者、おつかれさまです。
多分、週末にかけてどどどと
みなさんのエントリーがあると思うのでご覚悟を!(笑)
この本は堀口大學が実際にメキシコに行った事実に基づき
書かれたものですが、メキシコの女性と恋をしたくだりは
著者の創作です。
今回は「別れ」がテーマでしたが
恋による別れなど、昔々の話で、
もうどんなものだったのかも覚えていないので
「死」による別れについて考えてみました。
いろいろと面倒を見てくれる遺族のいる方はいいのですが
今は孤独なお年寄りが多いですから。
私も子供がおりませんので
そのうち孤独な老人の一人になると思います(笑)
まあ、そんな方々のためにエンディングノートは
気休めくらいにはなるのではないでしょうか?

Posted by: LIN | March 17, 2006 at 09:45

>ワルツさん
ワルツさんは、この本、きっと気に入ってくださると思います。
あー、私も『あじゃぱん』読みたいですー。
私に矢作さんブームが来てるかも。
そうそう、『夜市』買いましたよ~。
ワルツさんとこに書きましたっけ?
mort_a_creditさん、更新がないですねえ。
ブログ、やめてしまったのでしょうか?
こういう時、ブログって確認のしようがないから
寂しいですよねえ。
「やめちゃったのかなあ」と思うしかないから。
ワルツさんは突然、やめたりしないでね♪

Posted by: LIN | March 17, 2006 at 10:24

『悲劇週間』も興味があるんですが、
上のコメントの茨城のり子さんの別れの手紙にグっときました。
私もこんな文章を残しておきたいものです。
とってもステキですね〜。

Posted by: むつぞー | March 17, 2006 at 10:39

LINさん、こんにちは!
実は矢作俊彦さん、読もうとしたことはあるんですけど
2回読もうとして2回とも挫折しちゃったんです。(違う本です)
読んでいても、なんだか内容が全然頭に入ってこなくて
読んでも読んでも先にすすまなくて。
そういう時って、私の場合、体調が関係あることも多いし
一度ダメだった作品でも、時間をおいて、もう一度読めば
次はびっくりするぐらいするんと入ってくれることもあるんですが…
それでも2回ともダメだったというのが、なんだかいやーん。
もしかしたら文体が合わないのかもと思いつつ、
でも他の方が楽しそうに読んでらっしゃると
もう一度チャレンジしたくなるんですよねえ。(笑)
ダメなままというのも悔しいし。
…まだまだ修行が足りないようです。(って何の修行だ・笑)

茨城のり子さんの手紙、素敵ですね~。

Posted by: 四季 | March 17, 2006 at 11:47

こんにちは。
実は矢作俊彦さんの著作は読んだことがなかったのですが、
ポール・ニザンが下敷きになっていると聞くととても興味をそそられます。
ポール・ニザンの格好よさは作家の創作意欲を掻き立てるのでしょうか。
とても若い頃の、ユーモアエッセイを書き出す前の原田宗典氏が
「ポール・ニザンを残して」という短編を書いていたのを思い出しました。

堀口大學氏訳のテグジュペリの大ファンとしての血も騒ぎだしましたので、
さっそく読んでみたいと思います。

Posted by: kei | March 18, 2006 at 02:28

 下敷きととるかパクリととるか。
 線引きが難しいですね。

 んま、最近は元ネタを伏せたまま、思想もレトリックも思いっきりパクッちゃう作家さんも多いですからねぇ。「読者なんて言わなきゃわなんねぇよ」とナメてる作家とか。

 矢作さんは元ネタを公開しているのかな? なら良心的ですね。「元ネタも読んでみよう」って気にさせてくれます。
 でも…… アデン→悲劇 はちょっとどうかなぁ(笑)。
 僕は一行目を読んで、飲んでいたコーヒーを吹いちゃいまいしたよ。元が素晴らしすぎる書き出しなだけにねぇ~。

Posted by: ろぷ | March 18, 2006 at 07:25

>むつぞーさん
茨城さんのお手紙、ステキですよねー。
さすが、詩人です。
でもお手紙は故人の名前で出されたのかなあ。
受け取った人は
「なぜ、亡くなった人から手紙が」と
一瞬、ドキッとするのではないでしょうか?
私なら腰をぬかすかも(笑)

Posted by: LIN | March 18, 2006 at 09:25

>四季さん
四季さんが挫折した矢作さんの本って
ハードボイルドでは?
ハードボイルドの文体って独特のクセがあるから。
私もそんなに好きじゃないです、ハードボイルド。
これは大丈夫だと思いますよー。
内容もいうなれば宝塚っぽいです。
本屋さんで立読みしてみてねー。

Posted by: LIN | March 18, 2006 at 09:33

>keiさん
keiさんはポール・ニザン、お読みになっているのですね!
昨日、検索して知ったのですが、
冒頭の二行を読んで満足してしまう読者も多いんですって(笑)
私も近いうちに是非、読みたいです。
『悲劇週間』気にいっていただけるといいのですが…
keiさんはセンスのいい上質な読書家とお見受けしたので
かなり採点が厳しいのではないかと…(^^;
感想、楽しみにしています。

Posted by: LIN | March 18, 2006 at 10:05

>ろぷさん
ぱくりではないと思いますよ(笑)
ポール・ニザンは革命家だけれど
この本の主人公は革命の傍観者ですから。
いうなれば、インスパイアされたって感じじゃないかしら?
私も『アデンアラビア』を読んでいないので
詳しくは説明できないけど。
近いうちに読みたいと思います。
ろぷさんは『アデンアラビア』読んだ?

Posted by: LIN | March 18, 2006 at 10:32

LINさん、こんにちは。
『悲劇週間』初めて知りました。なんだかとっても沢山のものが詰め込まれていて読み応えがありそうですね。
それに上乗せして、こめんとの茨木のりこさんの言葉は胸に来るものがあります。
好きな詩人さんだったのです。最後まで凛とした方だったのですね。

Posted by: | March 18, 2006 at 14:19

矢作さんの名前をはじめに聞いたのは、大友克洋のマンガ原作者としてでした。
「気分はもう戦争」
作中に矢作氏も出てきます(笑)

『悲劇週間』はまだ読んでないのですが、そのうち読むと思います。
矢作さんは一貫した作家だと思います。
正義と現実の問題がずっとあって。
正義って、気持ちだけあって生のまま出しても、実現しないばかりか、ときには悪にさえなる。
でも、現実的な妥協をほどこしていくと、そのうちもとにあった正義が見失われてしまう。
矢作さんの世代は特にこの問題に直面した。
彼はこの問題をずっと考え抜こうとしているように思います。

けっこう貧乏してたらしいのですが、
矢作さんは物の値打ちがわかるタイプなので、セレクトの趣味がよくて、貧乏しててもリッチに見えます。

Posted by: overQ | March 18, 2006 at 17:46

LINさん、こんばんは。

矢作俊彦さんの本、以前『スズキさんの休息と遍歴』をLINさんのところで見かけてから気になっていたのです。
色々読んでみたいと思っているのですが、いまだ未読です(ノД`)
でも、この小説は少女漫画をめざして書かれているのですね。それは読んでみたいです!
でも、私はハードボイルドも結構好きなのですけど。

Posted by: みらくる | March 18, 2006 at 20:07

LINさん、はろはろー。
お題に惹かれて、きみ駒、今回も参加させて頂きました。
それにしても、LINさんエントリの枕の部分(というのか?)で、普通に大笑いしたよ。わははは。

大切なものをなくす、ということは、生きていく中で一番の恐怖なんですよね。
一度でも味わった事のある人は、想像するだけで身体が震える。
人の辛さが、我が事の様に理解できる。
これを成長と言うのかもしれん。違うかもしれん。ぼよよん。

ちなみに歴史がさっぱりな私なのですが、「悲劇週間」は大丈夫でしょうか。

Posted by: きみ駒 | March 19, 2006 at 00:09

>高さん
『悲劇週間』は著者も「少女漫画をめざした」といってますが
ベルばら感覚で読めます(笑)
是非、本屋さんで一度、ぱらぱらと立読みしてみてくださいませ。
茨木のり子さんの詩は読んだことがないのですが
ステキなお手紙ですよねえ。
高さんはお好きだったのですか。
私も、今度、詩集を読んでみたいです。
あ、詩がお好きなら、ますます『悲劇週間』は楽しめると
思います。

Posted by: LIN | March 19, 2006 at 09:14

LINさん、おはようございます!
茨木さんのこちらの手紙(遺書)のことは知らなかったです。
教えてくださってありがとうございます。
ちなみに、私の遺書も友人への手紙です。
もちろん、こんなに素敵なものではないです。
茨木さんの詩は、ニュース23で筑紫さんも朗読されていた「自分の感受性くらい」
あれが、とでも好きです。
詩人はかっこいいです。
一篇の詩のような人生。そんな人生をおくりたいものです。

Posted by: pico | March 19, 2006 at 09:23

>overQさん
藤原カムイとの『気分はもう戦争2.1』なんてのも
あるじゃないですか(笑)
というか、矢作さんってもともとは漫画家デビューなんですね!(驚)
正義と現実の話ですが
数日前、読んだスーザン・ソンタグの本に
「大江健三郎は平和主義だが、
現実問題として戦争放棄をいうだけでは安易すぎる」
と書いてあって、それを思い出しました。
矢作さん、洋服のセンスもよさそうです。
NHKの「世界・わが心の旅」で
ヘミングウェイをめぐる旅をされた時も
かっこよかったです。

Posted by: LIN | March 19, 2006 at 10:16

>みらくるさん
『スズキさんの休息と遍歴』の記事を
よくぞ覚えていてくださいました。
あれはオススメですよー。
>色々読んでみたいと思っているのですが
私もです。
みなさんのブログをまわっていると
読みたい本はどんどん増えるのですが
処理能力が追いつかないんですよねー。
今回、Bryumさんが『錦繍』をあげていらしてドキ。
そうなの、まだ読んでないの、ごめんなさい(・∀・;)
『悲劇週間』はベルばらチックです。
是非、お読みになってみてくださいませ。

Posted by: LIN | March 19, 2006 at 10:28

>きみ駒さん
あはは、枕の部分、ウケてくれました?
誰もコメントしてくれないので、
私のつらい人生を見て見ぬふりをしてくれているのでしょう(笑)
きみ駒さんはどうです?
こちらからフッた男は幸せになってほしいと思うけど
フラれた男は地獄に落ちろ!って思わない?(笑)
>人の辛さが、我が事の様に理解できる。
これ、大事ですよね。
自分がつらい思いをしたことのない人は
なかなか他人の痛みが理解できない。
だから私たちはつらい思いをするたびに
ひとつずつ大人になってるんだと思います。
『悲劇週間』はいうなれば“ベルばら”です。
“ベルばら”を読むことでフランス革命の歴史背景が
わかるじゃないですか?
これも、そんな感じで、メキシコ革命が
理解できます。

Posted by: LIN | March 19, 2006 at 10:43

>picoさん
“自分の感受性くらい”ネットにあったので読みました。
いいですね~。
詩人はかっこいいですよね。
私はじたばたしてかっこ悪い人なので
詩人にはなれそうにないです(笑)
ところでpicoさんはLaLaTVは視聴できます?
http://www.lala.t「v/index.html
「世界・わが心の旅」という番組を再放送しているので
そのうち矢作さんがキューバを旅した回が放送されるかもしれないです。
何しろ、本数、たくさんあるので、気長に待たないtとダメですが(・∀・;)

Posted by: LIN | March 19, 2006 at 11:08

LINさんのご説明とみなさんのコメントを追っているうち
この矢作さんにとても興味が湧いてきました!
フランス語を齧ってる者として「悲劇週間」は
やはり読まなくては。メモしました。
明治45年だとピンと来なくて、西暦にすると1910年ですか。
日本人の目から見たメキシコ革命、興味深いです~。
二十歳で経験する恋と詩と革命、なんだかかっこよさすぎ(≧▽≦)。
メキシコってその後トロツキーも亡命してくるし
よく知らない国なんですが、活気があったんですね。

Posted by: ねる | March 20, 2006 at 09:42

LINさん、ご返事ありがとうございます。
バビロンの流れのほとりにて、森さんは全集まで出版されたのに、いまは手に入らないみたいです。
とにかく小林秀雄さんを、もっと耽美的・スノッブにした雰囲気ですので、訳の判らないとこがある文章ですが、そういうのありがたがるとこってあります。
「モーツアルトは悲しみが疾走する!」なんて小林さんに言われるとへー-って思いますし、森さんは、ノートルダムに行ったりするとやたらに感激するのです。経験ということを深く追求した方です。「ドストエフスキー覚書」「遥かなノートルダム」「木々は光をあびて」など読みまくったものです。森有礼さんという明治の政治家のお孫さんです。パイプオルガンの名手で、2枚組のCD私は持っています。バッハのコラールとかプレリュードが演奏されていて、素人の域を越えています。
1976年、パリで客死しました。

Posted by: ヘルスパラダイス | March 20, 2006 at 12:52

>ねるさん
恋と詩と革命です。
ベルばらです(笑)
いや、まじでベルばらのノリなので
歴史関係なしでも楽しめる本です。
ねるさんも是非~。
メキシコってソンブレロかぶって
「テッキーラ」とかいってるイメージですが
調べると深い国なんだと思います。
今回、WBCでアメリカを負かしてくれましたし。
(今、日本はWBCの話題でもちきりなのです)
今、皇太子様もご訪問中ですし、時代はメキシコ!?

Posted by: LIN | March 20, 2006 at 13:19

>ヘルスパラダイスさん
森有正さんはアランの翻訳もされているのですね。
内村鑑三の本もお書きになっているようですが
森さんもキリスト教なのかしら?
(そうでした!)
それでパイプオルガンなのですね。納得。
でもクリスチャンって、神に救いを見出しているわけでしょう?
でも、文学やる人って、救いを求めて
じたばたと書くんだと思うんです。
すでに救いを見出したクリスチャンの作家が書く本は
説教くさくなってしまうのではないかと
読んでもいないのに思ったりして…(^^;

Posted by: LIN | March 20, 2006 at 14:10

前回のたら企画で気になった堀口大学、図書館でいくつか詩集を立ち読みしました。^^;
「月下の一群」「アポリネール詩集」「ランボー詩集」などパラパラーっとですが。
そして矢作さんの「ららら科学の子」もずっと気になってた作品なので、今回のこの「悲劇週間」は、ぜひ手に取ろうと思います。楽しみ~♪
「ハッピーエンディングノート」も、惹かれるものがあります。
死と向き合うのは怖いけれど、より生きていることの大切さを実感できそうです。
家族への言葉は、私なら、保険の請求の仕方などで埋め尽くしてしまいそうですが。

Posted by: ブラッド | March 20, 2006 at 17:39

こんにちは
とても遅くなってので一時は断念したのですが やっぱり参加させてもらいました
のろまな慧でしたが・・・
LIN さんご紹介の『悲劇週間』まだ読んでないので ぜひ手にしてみます^^

Posted by: | March 21, 2006 at 01:42

>ブラッドさん
詩は私も今まで、全然、読んできてなくて(^^;
これからちょっとずつ読みたいなあと思っているところです。
『悲劇週間』は今までの矢作さんの作品と違い
かなり女子向けになってます。
是非~。
>ハッピーエンディングノート
死って突然だから、残された人たちは茫然としてしまうじゃないですか。
でも本人は結構、「幸せな人生だった」と思って死んでいったのかもしれない。
それがハッピーエンディングノートに書いてあることによって
まわりの人も「あー、よかった」と少しは思えるんじゃないのかなあ。
私も書きたいとは思いつつ、なかなか書けずにいるんですが…(^^;

Posted by: LIN | March 21, 2006 at 09:16

>慧さん
この企画、遅いとかそういうのないんですよ(*^^*)
何か月も経ってからエントリーされる方もいるし。
いつでものんびりどうぞ~。
慧さんの記事、あとで拝見させていただきますね。

Posted by: LIN | March 21, 2006 at 09:43

LINさん、こんにちはー。
「悲劇週間」、メキシコを舞台にした小説って読んだことがないので、気になります。
恋と詩と革命なんて素敵ですね(^^)


Posted by: 空猫 | March 22, 2006 at 11:43

あれれ、コメントしたつもりでしていませんでした。ごめんなさい。
この、ハッピーエンディングノートが欲しいです(笑)
出来れば私より早く死に逝くと思われる親族に是非書いてもらいたいです(笑)
ちょっとーどうして欲しいのよーと、永久の眠りについた弟にとても聞きたい気分でした。

>こちらからフッた男は幸せになってほしいと思うけど
>フラれた男は地獄に落ちろ!って思わない?(笑)
きみ駒さんへの質問ですが
私は、私から離れて行った男はみんな不幸になれと思います(笑)

Posted by: Bryum | March 22, 2006 at 21:00

>空猫さん
空猫さんとこのサイドバーにあった『アラビアン・ナイトメア』が
気になります。
同じ著者の『必携・アラビアンナイト』がほしいんですが
手に入らないんですよねえ(つД`)
空猫さんは、ベルばらはお好きですか?
ベルばらお好きな方はこの『悲劇週間』も
気にいっていただけると思いま~す(*^^*)

Posted by: LIN | March 23, 2006 at 09:20

>Bryumさん
たら本は参加人数が多いので、ホント、どこまでコメントしたか
わからなくなりますよね(^^;
>私から離れて行った男はみんな不幸になれ
これって自分から別れた男も?
私は自分から別れを告げた男は幸せになっていてほしいです。
まあ、勝手な話ですが(笑)

Posted by: LIN | March 23, 2006 at 11:08

こんばんは。
コメントが遅くなってしまい、申し訳ありません。
矢作俊彦というと、大友克洋のマンガ『気分はもう戦争』の原作者、
という程度の知識しかなかったので、『悲劇週間』はちょっと興味が
あります。それに、堀口大學は、詩人としても翻訳者としても、
私は昔から大嫌いな作家なので、もしかしたら私自身の認識が
変わるかもしれませんね。
>だれにも言わせまい。
ポール・ニザンの有名なフレーズですね。ちなみに、私は20代もまた、
とてもカッコ悪くて情けない日々でありました。嗚呼。

Posted by: 多摩のいずみ | March 23, 2006 at 23:19

>多摩のいずみさん
『気分はもう戦争』についてはoverQさんも書いていらっしゃいました。
男の子の必須読書本なのかしら?(笑)
私も読んでみたいです。
矢作俊彦はハードボイルド小説で有名です。
(ちなみに私はハードボイルドのよさがまったくわかんないです)
『悲劇週間』はどちらかというと女子向きかも。
おー、多摩のいずみさんは堀口大學、お嫌いなのね(笑)
それは多摩のいずみさんがフランス文学がお嫌いということも
関係しているのでしょうか?
私は詩はさっぱりわからなくて…(^^;
これから少しずつ読みたいとは思ってるんですが…

Posted by: LIN | March 24, 2006 at 09:16

LINさんこんにちわ(^^)
遅くなり申し訳ございません。

『悲劇週間』気になります。一度手に取ってみたいと思います。ああいう出だしに弱いです。私。

『エンディング・ノート』書いておこうかな、という気になりました。
数年前、祖母・祖父が亡くなったとき交友関係なんかを把握するのに随分苦労しましたので。(なんて実務的なんでしょう)

Posted by: ねあ。 | March 29, 2006 at 17:59

>ねあ。さん
お仕事、お忙しいのですから、どうぞお気になさらずに。
overQさんも書いていらっしゃいましたが、
たら本もご自分のペースでごゆるりとね。
『悲劇週間』は読み応えありますよー。
著者は「少女漫画の世界をめざした」といってますので
少女漫画がお好きな方にぴったりです。
>『エンディング・ノート』
最近「死というのはホント突然なんだなあ」としみじみ感じる事がありまして
まわりのためにも、後のことを書いておくのはいいことじゃないかと
考えるようになりました。
いや、もちろん、できることなら90才まででも
100才まででも生きたいと思ってますけどね(笑)

Posted by: LIN | March 30, 2006 at 09:20

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