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June 27, 2006

『マイク・ハマーへ伝言』by矢作俊彦

マイク・ハマーへ伝言マイク・ハマーへ伝言
矢作 俊彦

角川書店 2001-07
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矢作氏の初期の作品はハードボイルドが多いとうことで
これもそうだと思っていたが、青春小説&自動車小説だった。

マイク・ハマーたち6人は不良仲間だった。
遊び場は横浜。
みんなでポルシェ911Sタルガを共有していた。
ところが、仲間の一人、松本がそのポルシェに乗っている時、
スピード違反でパトカーに追跡され、首都高速から墜落する。
マイク・ハマーたちは、腑に落ちない。
松本はハンドル操作をあやまるような奴ではない。
やがて真相をつきとめたマイクたちは、警察への復讐を計画する。

同世代の男が5人、登場するわけですが、
職業こそ違えど、みんな同じような遊び人で
性格もあまり差がないんですね。
だから、会話が連続すると、誰がどのセリフをしゃべってるかわからなくなる。
語尾で変化をつけるなどの、工夫があればよかった。
多分、この5人は、どれも矢作さんの分身なんだと思う。
それで、みな、似てしまったんでしょう。

私が夜遊びしてたのは、この話(70年代)よりずっと後のことだけど
旧羽田東急ホテル横のピザハウスが出てきたりして懐かしかった。
私が20代の頃って、デートする男の子たちの車って
まだまだスポーツカー主流だったんだよね。
それがいつのまにか、スキーやスノボが流行りだして、
男の子たちはこぞって4WDを乗り出した。
今はコンパクトカーとかミニバン?
そういうつまらない車に乗ると性格までつまらなくならない?
今こそ、日本の男性はスポーツカーに乗ってほしいものである。

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Comments

大学の時、頭が真っ白の初老の教授が、真っ赤なスポーツカー(すみません、疎いので名前がわかんないー)で学校に通ってきていました。
それを見て、若造が乗り回すより断然かっこいいんじゃない!と思ってたんですよ。
なんにしろ、こだわりが垣間見えるとかっこ良く感じるのかもしれないですねー。
って、本について言及してませんが。(笑)

Posted by: TRK | June 28, 2006 at 07:41

>TRKさん
初老の教授+真っ赤なスポーツカーの組み合わせ!
なんてステキなんでしょう。
オヤジ好きの私の好物です(笑)
私が20代の頃って、男の子たちは競うようにして、
個性的な車に乗ったものですが、
いつのまにか、どれもこれも似たような車ばかりになってしまって
つまらない時代になったものです。
女性のファッションも同じで、今、20代の女の子って
みんな同じに見えます。
景気がイマイチだと、個性的であることが嫌われるのでしょうか?

Posted by: LIN | June 28, 2006 at 09:46

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