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July 30, 2006

『陰日向に咲く』by劇団ひとり

陰日向に咲く陰日向に咲く
劇団ひとり

幻冬舎 2006-01
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「そうだよ、これでいいんだよ、小説は」
って思った。
最近の日本の作家は、作品をこねくりまわしすぎなんである。
登場人物でも、舞台設定でも。
私にいわせれば「そんな奴、おらんやろ(by大木こだま・ひびき)」
といいたくなる登場人物ばかりだ。
それに比べ、この作品に出てくる登場人物はみんなフツーの人たち。
自分の身近にもいそうな人ばかり。
だから、共感が持てる。
(フツーの人が登場する作品というのを売りにしている
川上弘美作品だって、私にいわせりゃクサイ)

ことばもうわすべりしてなくて、
著者が心から感じたことばを丁寧に書いているから
じーんとくる。
私は、今まで、人生は、自分の努力でどうにでも変えられるって
思ってたんだけど、
117ページの
「若い頃に親父に捨てられて、
それから女手一つで、昼間はパートに出て、
夜はスナックで酔っ払いを相手に愛想笑いを振りまいて、
一生懸命に俺を育てた母ちゃんに向かって言えるのか?
努力が足りないって」
を読んで、「そうだよなあ、いえないよなあ」って素直に思った。

これを読んで、つくづく専業作家はダメだと思った。
彼らがダメなのは、作家の世界に閉じこもっているから。
私のイメージだけど、内向的な人が多い。
誰だったか「人と会うのが苦手だから作家になるしかないと思った」
っていってた作家がいた。
それはダメだろ。
もっと外に出て、いろんな人に出会わなくちゃダメなんじゃない?
もちろん、実際に起きたことをそのまま書けというわけじゃない。
だけど、いろんな人と触れ合うことで、作品が生き生きしてくると思う。
専業作家の作品はいかにも「書斎でうんうんうなってひねり出しましたよ」
って感じがする。
だからことばが薄っぺらい。
そして、専業作家は、これから何年も小説で食べていくわけだから
どうもネタを小出しにしているような感がある。
だからやっぱり薄っぺらい。

このブログを通して、小説についていろいろ考えてきたのだが
今回、この作品を読んだことによって、ひとつの結論が出たような気がした。

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『東京トンガリキッズ』by中森明夫

東京トンガリキッズ東京トンガリキッズ
中森 明夫

角川書店 2004-01
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坂本龍一になりたい少年や、ライブハウスのシンデレラ、
月曜日が大嫌いな少女や、やさしい瞳のパンクボーイetc。
東京に生きる少年少女らの姿をリアルに描いた”小さな物語たち”。 
1980年代のまっただなかに書かれ、
先端的な若者たちに熱狂的な支持を受けたベストセラー。

先日、1940年代から見た1980年代を描いた未来小説
『1984』をご紹介しましたが
これはリアル1980年代の話。
当時、雑誌「宝島」に連載されていた短篇。
それがちょうど50篇。
主人公はみな10代。

オリーブ少女、ポパイ少年。
ディスコトゥーリアからシャンデリアが落ちて
まだ生きていた尾崎豊が麻薬で逮捕された時代。

結局、10代っていつの時代も変わらないなと思う。
好きなミュージシャンや、遊びに行く場所が違うだけで
みんな、生きるのにしんどそうで、大人が嫌いで、未来が見えない。
この小説の主人公たちを、2006年に連れてきても違和感ないだろう。
現代の10代に読んでほしい小説。

ちなみに私は、10代の時、あまり苦悩しなかった。
だから私は人間として今、ダメな奴なんだと思う。
悩まない人間は未熟ってことなんだよ。
今のうち大いに悩みたまえよ、10代の諸君。

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July 27, 2006

『1984年』byジョージ・オーウェル

1984年1984年
ジョージ・オーウェル 新庄 哲夫

早川書房 1972-02
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1984年、世界はオセアニア、ユーラシア、イースタシアの
三つの超大国によって分割統治され、戦争が繰り返されていた。
主人公のウィンストン・スミスはオセアニアの住民であり
真理省に勤めている。
オセアニアでは、市民はたえず「テレスクリーン」と呼ばれる
双方向テレビジョンによって屋内・屋外を問わず、
あらゆる行動が当局によって監視されていた。
ウィンストンは、監視をかいくぐり、
禁止されていた日記をつけ始める。

最初、この作品をレイ・ブラッドベリの『華氏451』と勘違いしていて
「おかしいな、書物を焼くシーンがなかなか出てこないな」と
思ってたんですよね(・∀・;)

これは1946年に作者が書き始めたもので、
つまり1984年は作者にとって未来になるわけです。
その1984年からは20年も過ぎているし、
作者がこの作品を書くにあたり触発されたという
“スターリンのソヴィエト”も、もうないわけだけれど
「こんなの小説だけの世界、ばかばかしい」と思えないのは
やっぱり“あの国”のことを思い出さずにいられないからだろう。

第一部、第二部が、まったりとしているので
「あれ?このまま何も起きないのかな」と思うかもしれませんが
第三部、突如、変化が起きます。
怖いです。
あとがきに「執筆中、病のため9ヶ月、治療に専念したので
作品が2分されたような印象がある」
と書いてあるけど、三部以前、三部以後って事かしら?

自分メモ
P.258
戦争は各支配グループが自国内の民衆に対して
行なっているのである。
更にその戦争目的は、領土の征服を行なうのでも、
阻止するのでもなく、
ただ社会構造の温存を図るために過ぎぬ。

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July 25, 2006

last.fm日本語サービス開始と松居棒

Lastfm

うわー、Last.fm、今日から日本語サービスが始まったのはいいけど
ラジオ機能がなくなってるやんけー。
ご存知ない方に簡単に説明しますと、
Last.fmというのは、「この曲、好き~」「この曲、きら~い」という風に
チョイスしているうちに、ラジオの方が学習して
あなた好みの曲をかけてくれるようになるというカスタマイズネットラジオです。
あなたが、普段、パソコンでどんな音楽を聴いているかということも
勝手に学習する便利なツールです。
最近、CD買っても、結局、2、3回聴いたら飽きちゃってた私には
聞き流すのにちょうどよかったのに…
今のところ、mixiみたいなソーシャル・ネットワーク・サービスだけ
機能しているようです。
秋からラジオサービスも再開するといってますが、
日本の著作権協会、うるさいですからねえ。
Live365も日本語サービス始めるっていって
結局、断念したし。
日本の音楽業界ってどうしてそんなにうるさいのかなあ?
一曲、まるっと聴かせてから、
リスナーに買わせるという自信がないのでしょうか?

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

overQさんが、「アニメ声に出して読みたい日本語」バトン
というのを始められました。
アニメのキャラクターにどんな小説を読ませたら楽しいか
という企画。
例えば、overQさんは
次元大介が読む、ダシール・ハメット「マルタの鷹」
なんて書いていらっしゃる。
私はこういうの考える才能、ないんですけど
どなたか考えてみませんか?
ドラゴンボールのベジータにSFものを読ませるのってどうかしら?

ne_sanさんも「小説家を食べものにたとえる」という
おもしろい企画
をやってらっしゃいます。
夏目漱石は梨だそうです。
やっぱり、私はこういうの考える才能ないんですが
どなかたやってみませんか?

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Dscf0025

松居棒を作ってみました(笑)
女優の松居一代さんが考案したお掃除グッズなんですが

Matui

割りばしにぼろきれをぐるぐる巻いて輪ゴムで止めるというもの。
細かいところをお掃除するのに便利ってことなんですが
私はこれで、キッチンの排水口を掃除してみましたよー。
排水口って、タワシで掃除したら、
もうそのタワシ、使いたくないじゃないですか?
でも、これは使い捨てできるからOK。
松居棒だけじゃ、キレイにならない箇所があったので
私のオリジナルで、てるてる坊主タイプの松居棒も
作ってみましたよ。
奥様~、試してみてみて。

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July 22, 2006

心変わりは人の世の常と申しますから

Cityboys2

シティボーイズの『マンドラゴラの降る沼』を
いい、いいと騒いでいたら(関連記事
“他人の不幸は蜜の味”のLSTYさんが、
「DVDを買ってだぶっているので…」とビデオをくださいました♪
LSTYさん、ありがとうございました~。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

ハウルの動く城 特別収録版

昨日、『ハウルの動く城』を見た。
ハウルはかっこよかったけど
私は声がキムタクじゃない方がよかったなあ…
マルクルが髭をつけて、大人ぶっているところが
かわいかった。
カブの変身後がステキだった♪
(今日の記事タイトル「心変わりは人の世の常と申します」はカブのセリフ)
ただ、最後、あまり困難もなく
あっさりハッピーエンドになっちゃうのね。
そこが物足りなかった。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

福島・矢祭町にある新設図書館が
本の購入予算ゼロで、町の所有図書7000冊以外は
寄贈に頼るという方法を試みているそうです。
○ックオフに儲けさせるくらいなら、こういうところに
寄付するのもいいですよね。
送り先は
〒963―5192
矢祭町小田川春田16の1、矢祭町山村開発センター。
問い合わせは同町自立課(0247・46・4575)。
ニュースソースはコチラ

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

トルストイの『戦争と平和』は読み終わったんですけど、
私はドストエフスキーの方が好きかなあ。
ナポレオンVSロシアの戦争をやたら細かく説明していて
そのシーンが全体の半分なんですが、それがつらかった。
トルストイ、もう、ナポレオン戦争オタクみたいなの。
小説というより、ナポレオン戦争解説本みたい。
今、読んでいるのはジョージ・オーウェルの『1984年』

1984年

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July 17, 2006

舞台:マンドラゴラの降る沼

Cityboys

今年の4月、池上本門寺にて行われたシティボーイズのテント公演が
WOWOWで放送された。
出演は
シティボーイズ(大竹まこと、きたろう、斉木しげる)と
中村有志、いとうせいこう、銀粉蝶。

シティボーイズの舞台を初めて見ました。
うわー、こんなにおもしろいなんて!
もっと早く見ればよかった。
涙流して、笑いました。
文学っぽい感じもいいです。
音楽(スチャダラパーのシンコ)もよかった。

昨年の公演のDVD、買っちゃおうかな。

メンタル三兄弟の恋

※その後、ネットを検索して、わかったこと。
ここ何年かのシティボーイズのライブはややだれ気味だったらしく
この「マンドラゴラ」は近年にないおもしろさなんだそうだ。
久々に参加したいとうせいこうが構成にかかわっていることが大きいらしい。
今、たけしのTVタックルを見てるんだけど、
気のせいか大竹まことがステキに見える(笑)

自分メモ
(見てない方にはネタばれになるかもしれないので文字を隠しておきます。
ドラッグすると読めます)

・がけの上の5人
・殺人事件を捜査中の刑事といとうせいこう
・人間大砲
・柏木さん(大竹まこと)
・原子力発電所の会議
・鶴の恩返し
・生わかり(知ったかぶり)
・サドルバー
・マイナスイオンのガラ会長他

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July 14, 2006

人生に懐疑的ならお風呂掃除をしてごらんなさい

第135回芥川賞&直木賞が決まりましたね。
受賞作はどうでもいいが
大森望と豊崎由美がココでほめている
中原昌也の『点滅……』が読みたい。
芥川受賞作、伊藤たかみ著『八月の路上に捨てる』は
あらすじ読んだだけで、何かげんなり。
豊崎由美が三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』の
直木賞受賞を評して
「今後、直木賞はその手の軽い小説もガンガン候補にしていくよ、
授賞も辞さないよ、そういう決意表明ですの?」
と書いているが、まあ、そういうことなんだろう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

参考までに、こちらの記事もどうぞ。

本よみうり堂で連載中の
「新人賞」を考える1 文学性より「万人受け」
「新人賞」を考える2 受賞しても厳しい現実
(全4回予定)

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

Piano

もう何年もほったらかしていたピアノの練習を始めた。
今度こそちゃんとやろうと、ハノンもツェルニーも買って
基礎練習からやっている。
ピアノの先生でいらっしゃるワルツさんから
「きちんとメトロノームを使ってね」とご指導もいただいた。
ヘッドホンも、今まで安物を使ってたんですが、ちょっといい奴を買ってみた。
audio-technica ATH-A500 アートモニターヘッドホン
audio-technica ATH-A500 アートモニターヘッドホン

音、変わりますねー。
でも、かなりごつい…(・∀・;)
当面の目標は、ショパン「幻想即興曲」と
ベートーヴェン「ソナタ悲愴」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

昨日、「トップランナー」に出演していた
SOIL&“PIMP”SESSIONS(ソイルアンドピンプセッションズ)
かっこいいかも。
今、あのモントルージャズフェスティバルに出演中だそうで。
日本でより、ヨーロッパの評判が先行しているみたい。
公式HPはココ
公式ブログはココ

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

最高気温32度の日に、1時間かけて、お風呂を掃除した。
(いや、いつも掃除してますけど今回は何かはまってしまって)
同じ日に、牛肉とごぼうとにんじんとこんにゃくを煮た。
(牛肉とごぼうって合うんですよ。
写真、掲載したいんですが、関東の煮物は黒いので
関西のみなさんに
「この黒い物体は何ですか?食べものなんですか?」
っていわれるのが怖いの 笑)
いろんなことを一生懸命やってとても充実した一日だった。
当たり前のことだけど、何でも一生懸命やると楽しい。
考えてみると、現代は、あらゆることを機械が手伝ってくれるから
一生懸命、何かをやるチャンスが減っているのかもしれない。
世の中に不満だらけで、人生に懐疑的な人は、
お風呂掃除を1時間かけてやってみなさいって。

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July 09, 2006

ココログメンテナンスのお知らせ

最近、ココログが重くて、みなさんには
ご迷惑をおかけしてます。
7月11日14時から13日14時まで
ココログ48時間メンテナンスが行われます。
その間、コメント、トラックバックができません。
よろしくお願いします。

メンテナンス中だけど、どうしてもコメントしたい。
メンテナンス前だけど、コメント欄、重すぎるよっヽ(`Д´)ノ
という方はコチラへコメントくださいませ。
私の別ブログです。

しかし、無料のココログフリーはさくさく動くのに
有料のココログが重いってどういうことだよ、ちっ。
移転しようかな。
過去記事一覧リストが表示できるブログってあります?

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July 07, 2006

コバヒデを読む

あのアハ体験の茂木氏が著書の中で
「小林秀雄の口調は志ん生に似ている」と書いているのを読んで以来
気になっていたコバヒデ。
overQさんが、トルストイとからめてコバヒデについて記事をお書きになりました。
(秀雄ミニ写真集は必見!笑)
コバヒデ全集は、一気読みしてしまうほどおもしろいそうです。
小林秀雄全集〈第5巻〉文芸批評の行方
コバ様、ステキ♪

その中でoverQさんが書いていらっしゃることば。

形をいい加減に「要約」して、「本質」をわかった気になって、
「情報」をブラウズして、世界も他人も、何もかもわかった気になってしまう。

そう、今、そういう時代だと思う。
今、ネットで“ほぼ日”の主催者で有名な糸井重里さん。
彼はかつて西武の広告で「おいしい生活」というコピーを書いて
話題をさらった。
そして、広告業界は、いかに短いコピーでインパクトを与えるかが
最重要課題になった。
まあ、広告そのものが、そういうものなんだけど。

最近、私がブログを書いて感じる違和感は、
短い文章では、肝心なことが伝わらないとういこと。
“何となく”雰囲気みたいなものは伝わるけど、それは本質じゃない。
しかし、ブログやネットは、長文を読むのには向いてない。
事実、私もネットで長文を読むのは苦手。
だから、ついついコンパクトにまとめてしまう。

小説もそういう傾向がないだろうか。
今、売れる小説、人気のある小説って、すごく薄い。
たまにイマドキの本を読むと、1、2時間で読み終わってしまって
「えっ?もう終わり?」とびっくりする。
それで、いったい、何を読んだといえるのだろう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

本よみうり堂に掲載された「新人賞を考える
今週から4回の予定で考察するそうだ。
豊崎由美曰く
「“書店員が選べば売れる”“読者の声を反映させればベストセラーになる”
という考えは幻想にすぎない」

まったくである。
本来、社会への疑問が、文学の原動力であるはずなのに
社会に媚びてどうするって話だ。
2000万円の賞金が話題だったポプラ社小説大賞受賞者が
「(高額賞金は)応募の動機にはなりました」と語ったそうだ。
小説書いて賞金もらおうとか、小説で食べていこうとか
そういう発想がもういかんと、私は思う。

そして、「楽に楽しめる、簡単に快感を得られる」本を求める
読者もいかんと思う。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

大森氏、豊崎氏による「メッタ斬り!版 芥川賞直木賞選考会
が始まりましたね。
豊崎氏は、ずっとプッシュしてた『安徳天皇漂海記』は
ちょっとファンタジー色が強いからとノーマーク。
お二人の意見をまとめると
「森、伊坂、古処、3人をボックス買い」らしいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『戦争と平和』読書中。
ロシアはフランスと同盟を結び、なんと、かつての同盟国
オーストリアに宣戦布告。
ナポレオンが、どのように戦争を展開したかわかると
もっと楽しめそうなので
ナポレオン (戦争編)
を買う。
これ↓はどうかしら?
ナポレオン戦争全史

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July 03, 2006

読書中はトルストイ『戦争と平和』

今日、キムタクが「笑っていいとも」に出演していた。
(ドラマ「HERO」の番宣)
キムタクって、演技、大してうまくないし、
30才過ぎて、頭が悪そうに見えるようになった。
スター気取りなのも鼻につく。
昔は好きだったけど。
アンアンか何かで、いつも持ち歩いているもののひとつに
爆笑問題の太田に紹介された『タイタンの妖女』を
あげてたらしいけど、本当に読んだんだろうか?
タイタンの妖女

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

本は読んでいるのだけれど、
こうしてブログに感想を書くことに疑問を感じる今日このごろ。
私が書いているのは、簡単なあらすじと、
表層的な印象に過ぎない。
そんな記事、いくつ書いても、どうしようもない気がしてきた。
もっと違う書き方があるような気がする。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今、読んでいるのはトルストイ『戦争と平和』
貴族のパーティーも、ナポレオンとの戦争も
全部、ゆるゆるしていて、スピード感はないんだけど
何だかおもしろくてやめられない。
今、ベズウーホフ伯爵となったピエールに、
いろいろな人が取り入ってるとこ。

戦争と平和〈1〉

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

第135回芥川賞、直木賞の候補作が決まりましたね。
宇月原晴明の『安徳天皇漂海記』が受賞したら嬉しいけど
宇月原さんは直木賞を受賞するには、作品数が少ない気もする。
今度こそ、伊坂幸太郎?
安徳天皇漂海記砂漠遮断愚行録まほろ駅前多田便利軒風に舞いあがるビニールシート

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

映画『姑獲鳥の夏』を見た。
一番、違和感あったのは、永瀬正敏。
昭和の雰囲気を出そうとしたんだろうけど、
あの変てこりんなメガネは、
かえって浮いてしまって逆効果。
Ubume2


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