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July 07, 2006

コバヒデを読む

あのアハ体験の茂木氏が著書の中で
「小林秀雄の口調は志ん生に似ている」と書いているのを読んで以来
気になっていたコバヒデ。
overQさんが、トルストイとからめてコバヒデについて記事をお書きになりました。
(秀雄ミニ写真集は必見!笑)
コバヒデ全集は、一気読みしてしまうほどおもしろいそうです。
小林秀雄全集〈第5巻〉文芸批評の行方
コバ様、ステキ♪

その中でoverQさんが書いていらっしゃることば。

形をいい加減に「要約」して、「本質」をわかった気になって、
「情報」をブラウズして、世界も他人も、何もかもわかった気になってしまう。

そう、今、そういう時代だと思う。
今、ネットで“ほぼ日”の主催者で有名な糸井重里さん。
彼はかつて西武の広告で「おいしい生活」というコピーを書いて
話題をさらった。
そして、広告業界は、いかに短いコピーでインパクトを与えるかが
最重要課題になった。
まあ、広告そのものが、そういうものなんだけど。

最近、私がブログを書いて感じる違和感は、
短い文章では、肝心なことが伝わらないとういこと。
“何となく”雰囲気みたいなものは伝わるけど、それは本質じゃない。
しかし、ブログやネットは、長文を読むのには向いてない。
事実、私もネットで長文を読むのは苦手。
だから、ついついコンパクトにまとめてしまう。

小説もそういう傾向がないだろうか。
今、売れる小説、人気のある小説って、すごく薄い。
たまにイマドキの本を読むと、1、2時間で読み終わってしまって
「えっ?もう終わり?」とびっくりする。
それで、いったい、何を読んだといえるのだろう。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

本よみうり堂に掲載された「新人賞を考える
今週から4回の予定で考察するそうだ。
豊崎由美曰く
「“書店員が選べば売れる”“読者の声を反映させればベストセラーになる”
という考えは幻想にすぎない」

まったくである。
本来、社会への疑問が、文学の原動力であるはずなのに
社会に媚びてどうするって話だ。
2000万円の賞金が話題だったポプラ社小説大賞受賞者が
「(高額賞金は)応募の動機にはなりました」と語ったそうだ。
小説書いて賞金もらおうとか、小説で食べていこうとか
そういう発想がもういかんと、私は思う。

そして、「楽に楽しめる、簡単に快感を得られる」本を求める
読者もいかんと思う。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

大森氏、豊崎氏による「メッタ斬り!版 芥川賞直木賞選考会
が始まりましたね。
豊崎氏は、ずっとプッシュしてた『安徳天皇漂海記』は
ちょっとファンタジー色が強いからとノーマーク。
お二人の意見をまとめると
「森、伊坂、古処、3人をボックス買い」らしいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

『戦争と平和』読書中。
ロシアはフランスと同盟を結び、なんと、かつての同盟国
オーストリアに宣戦布告。
ナポレオンが、どのように戦争を展開したかわかると
もっと楽しめそうなので
ナポレオン (戦争編)
を買う。
これ↓はどうかしら?
ナポレオン戦争全史

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Comments

Linさんの書きたいことわかります。私も現代の文を読むとあまりにも短い時間に読めてしまうので、びっくりします。その点、小林秀雄は読み進めるのに苦労します(汗)私の好きな白洲正子のエッセイに小林秀雄がよく出てくるので読むんですが、よーく理解するには何度か読まないといけないことが多々あります、、、。(私の読解力の問題か?)

Posted by: | July 07, 2006 at 14:35

>もしかしたらMiwakoさん?
お名前が書いてないけど、“Linさん”って書くのは
Miwakoさんだけなので(笑)
ねー、最近は、小説に読みやすさ&おもしろさが重点を置かれてますけど
1日で読めてしまうような本を何冊、読んでも、何も残らないんじゃないかと
思うんです。
そもそも、そんなに早く読んでしまったら、
読みながら考えたりする暇がないじゃないですか。
ただ、前から、こうして最近の小説への疑念を書いてるわけですが
あまり賛同者が増えないってことは、
みなさん、「読みやすい方がいい」とお考えなんでしょうね。
寂しいです。
コバヒデのいうように
「第一流の表現というものは、もう小説という形式では現われまい。」
なのかもしれないです。

Posted by: LIN | July 08, 2006 at 10:03

>“何となく”雰囲気みたいなものは伝わるけど、それは本質じゃない。

 僕はことばってそういうものだと思うけどなぁ……
 地球上のどの国の言語であっても、ものごとの本質を表わしている言葉というのは存在しないですよ。少なくとも僕の知識では存在しない。だって言葉は情報であって本質ではないからね。いくら書いても、「“何となく”雰囲気みたいなもの」を示すことくらいはできるけれど、ダイレクトには絶対に表わせない。で、その本質を見つけるのは読者自身の読解力じゃないのかな。
 と、僕は思うけれど…… LINさんはいっぱい書けば伝わる? いっぱい読めば読み取れる?
 僕は書けば書くほど言葉と本質の距離はむしろ遠くなる気がするなぁ。

 そうそう、一度聞きたかったんだけれど、
 ものすごく深い想いがあったとするね。それをできるだけ簡単な文章に表わそうとする努力は、LINさんの中では有りですか。無しですか?
 なんだか「いっぱい書け。難しく書け。それでいい」と聞こえて仕方がないです。
「100考えて99捨てる」って文章はダメなのかな? 100考えて100書いてたら僕はウザいと思うけど。


 最近の小説は……
 元々、求めているものが違うんだよね。きっと。
 AさんでもBさんでも誰でもない「一般大衆」っていう正体不明な人物向けにカスタマイズされちゃってるんだよ。悪い意味でのハリウッド映画と同じだね。
 神経症的でドハデなアクションに、深い哲学を求めてもムダでしょう。

Posted by: ろぷ | July 08, 2006 at 11:28

>ろぷさん
多分、こういう反論は来ると思ってました(笑)
>100考えて99捨てる
私はそれがおごりだと思うの。
私もかつて広告の仕事をしていて、99を捨ててきたわけだけど
その捨てた99の方に、大事なものがなかったっていいきれるだろうかって。

>ことばってそういうもの
“本質”ということばが適切かどうかわからないんだけど
芯とか信念とか、人生について何十年もかけて悩み続けると
ちょっと見えてくるものがあるのね。
それも霞のようなものなんだけれど、“雰囲気みたいなもの”とは違う。
トルストイの作品には、あの小説の根底に、トルストイが求め続けたものがあると思うのね。
だけど、日本の作家、特に若い作家の作品には、それがない。
ふわーっとした考えのまま、ふわーっと書いているわけ。
豆腐の上に乗っているようなものです。
そして、その霞が見えてくるのが、50代くらいなんだと思う。
(私はまだもがいているところ)
そして、50代の時、おぼろげに見えたとしても、
それだって“本質”じゃあないかもしれない。
でも、50年、考え続けた重みがあるの。
だから、吉本隆明なんかがいうことばは重みがあるけど
20代の子がマネして、吉本隆明ぶってもダメなわけ。
>「いっぱい書け。難しく書け。それでいい」と聞こえて仕方がない
多分、そういわれると思ってました(笑)
ろぷさんは、シンプルがいいと思っているなら、
それでいいんじゃないかしら?
多分、今の私の気持ちはなかなかわかってもらえないと思う。
若いとね、感情もシンプルなんよ。
“怒り”も「はらたつーっ!」って感じで。
でも、だんだん、年とともに、“怒り”に4重にも5重にもひだができるの。
それをシンプルに書いたり、書かれたりすると
「あー、私の“怒り”はそんなんじゃないんだ」って思うの。
うーん、書けば書くほど、ろぷさんに伝わらないような気がしてきました(笑)
「年取ったら君もわかるよ」ってことで、今回の結論は。

Posted by: LIN | July 08, 2006 at 13:33

>うーん、書けば書くほど、ろぷさんに伝わらないような気がしてきました(笑)

 ふむ。
 僕の言うこともあまり伝わっていませんね(笑)。
 僕は別に僕の意見に従って欲しいわけじゃないし、議論の勝ち負けを求めているわけでも…… って僕がそんな若造に見えます? んまどちらにしろ年齢ほど頼りにならない物差しって無いと思うけどね。
 んまいいや、これが一つの結論みたいにも思うのでもう議論はやめましょう。


 ここからは息抜きってことで聞き流してください。
(ダルかったら返事はいりません)

 難しい文章が好き。深い考えが好き。
 これは僕も理解できます。
 けれど「好き嫌い」と「良い悪い」はちがいますよね? さらに言えば「難しい文章」と「深い考え」もちがうものだし、「見える、見えない」と「存在する、しない」も当然ながら別物です。
 LINさんの文を読んでるとタマにこのあたりにブレを感じる時があるんですよ。
 なんていうか、「私が嫌いだからコレは悪いものだ」とか「(私が)感じないから存在しないんだ」、「深い文章だからこの人は考えてる」って暴論に聞こえかねない部分もありますよ(笑)。んまLINさんの、そういう意見のハッキリした所が僕は大好きなんですけれども(照)。

 普通ならこの程度のブレだったら僕は無視します。けれど、文学をどうこう批判するであれば自分の文章も批判されても文句は言えません。
 だから僕はそのあたりを「ねぇ、なんでそう思えるの?」と疑問に思って書き込みしちゃうのよ。だから長文になっちゃうのです。ご勘弁くださいまし。
 でもだからって、けっしてLINさんの好みを否定しているわけじゃないのですよ。むしろ立派に思うッス。
 このあたりがイマイチ伝わっていなかったね。

 僕はLINさんがうらやましい。
 「これはいい」「これはダメ」「これはこのくらいからだ」って判断して明確な線を引いてますもんね。僕はとてもうらやましいです。僕はそんなにいろいろ決まってないもん(優柔不断ともいう)。
 歳とれば僕もそうなれるのかな?
 僕は線を引けるどころか、年々、中間のグレーゾーンが増えていってます。考えれば考えるほど「どちらとも言えないもの」が増えていくんだよね……LINさんとはまったく逆を行っておりますよ(笑)。
 あぁ、いい歳して自分が情けない。


>私もかつて広告の仕事をしていて、99を捨ててきたわけだけど

 いやいや、方法論として「捨てる」と表現しているわけで、読んで字のまま正直にポイ捨てしちゃダメですよー(笑)。分ってるとは思うけれど念のためにツッこんでみました。


 長文失礼。

Posted by: ろぷ | July 09, 2006 at 05:55

>ろぷさん
昨夜、教育テレビでやってた「爆笑問題×東大」って番組見た?
http://www.nhk.or.jp/etv21c/backnum/index.html
私はあれの45分バージョンを以前、見たんだけど
あれが、私のいいたいことに近いかな。
「教養」って何なのか、「教養」は必要なのか
というテーマなんですが…
「教養」というのも、むずかしそうだし、めんどくさいし
ムダのような気もするじゃない?
でも、実はすごく大事なこと。
それがあることで、物事を短絡的に考えずに済む。
厚みなんだと思う。
「むずかしくない」or「薄い」読み物は、
確かに作家や学者が考え抜いて、
大切なエッセンスを抜き出して書いたのかもしれない。
でも、それを読んでいるだけじゃ、うわずみしかわかんないんだよね。
で、これについては私の好き嫌いじゃなく、
人間にとってよくないことだと思ってます。
たとえば、今回の北朝鮮のロケット問題にしても、
「教養」があれば、普段から、むずかしい本(これは便宜的にいってるだけで
ただ、やみくもにむずかしいという意味じゃない)を読んでいれば
「北朝鮮=悪い」って決めつけないで
あらゆる方向から、考えることができるんだよね。
そういう意味では、私は黒白はっきりさせるんじゃなく、
グレーゾーンはたくさん持っているべきだと思ってますが。
>優柔不断ともいう
男って、優柔不断な性なのではないでしょうか?
「A子もいいなあ」「B子もいいなあ」と思って
あれこれ手を出す奴の方が、
より多くの自分の子孫を残せるわけだから(笑)
女は、「父親はオマエ」って、たとえ心の中では曖昧でも(笑)
決めないと生きていけないじゃない?

Posted by: LIN | July 09, 2006 at 10:28

LINさん、お久しぶりです。お元気ですか(^^)
いつも楽しく拝見させていただいています。
私はまだまだ知識も考えも浅いですが、今日のLINさんの仰ることは少しわかります。

もう亡くなられたネットのお友達が言っていた事ですが、昔の文学作品の中には、今の軽い本が100冊たばになってかかっても、その一冊の重みにはかなわないものがあるのだと。

私は、何年か前までは国内の軽い現代ものの作品ばかりを読んでいましたが、その方に出会ってから、色々なものを読むようになり、読書に対する考えが大きく変わりました。
ただなんとなく楽しいとか泣けるとか、そういうんじゃなくて、読書ってこんな言葉に表せない大きな感動が得られるものなんだ、って。
こういう感動を人にあたえるものって、短くシンプルになんかまとめられないものなんじゃないかな。

読まねばならん!と思う本がまだたくさんあります。
今の作家さんの本も好きなものはたくさんあるけれど、まだまだ後回しでいいかなって思ってます。疲れてると、ついそっちにばかりいってしまうけど(^^;)

Posted by: もろりん | July 09, 2006 at 10:45

>もろりんさん
そうです、そうなんです。
昔の文学って、確かに難解だし読みにくいかもしれないけれど
そこには、最近のただ読みやすいだけの小説にはない何かがあるんですよ。
そして「読みやすい」ってことはすごく危険なことなんですよね。
それをこのブログを読んでくださるみなさん(特に若い人)に伝えたいんですが、
なかなか、うまい表現が見つからなくて…(・∀・;)
>まだまだ後回しでいいか
私も、以前は、最近の小説も読んでいたんですが、
ある時、「あ、これはいつでも読めるな」って思って、
それからは古典中心です。
もちろん、最近の小説にも「おっ!」というのはあるので
そういうのは読みますが、
次から次へと最近の小説を読むっていうのは正直、しんどいです。
>読まねばならん!と思う本
おー、もろりんさんが、どんな本を考えていらっしゃるのか
すごく興味あります。
いろいろ、情報交換しましょうねー。
追記
桃、おいしそー。
私も大好きです。

Posted by: LIN | July 09, 2006 at 11:38

LINさん、こんにちは。
僕は記事とコメントのやりとりを読むと、LINさんは頼まれもしないのになんでこんなに考えようとするのかいつも不思議です。理想が高いのか、問題意識が深いのか。(失礼な書き方ですみません)
現代の小説のあり方に疑念を持っていらっしゃることはなんとなくわかっていましたが、でもそれもなぜなんだろう?って思います。
現代の小説が嫌いならずっと古典的名作を読んでいればいいのじゃないかなあって思っていました。でも多分、それは違うんですよね。僕はLINさんが古典を読むときにも現代に生きている自分、というものを意識していらっしゃるように思えます。だから現代の小説のあり方にも目を配る。現代と過去をつなげようとすること。そういう作業を怠ると、古典という内容のきちっとある小説読んでも多分、読み応えのある娯楽作品を読んだことだけになってしまうのかなあと。でも単純に考えると読み応えのある「現代文学」が出てきて欲しいという叫びなのかなあ。
僕は古典なんてほとんど読んでいませんが、LINさんの問題意識を目にすると、娯楽作品も文学も面白ければいいやっていう同じスタンスで読んでいたことが分かります。LINさんのブログはピカピカに磨いた鏡のよう。自分の姿が如実に映し出されてしまう。
LINさんの言葉は、はっきりしていらっしゃる。だから好き嫌いが激しいなんて思っていましたが、どうもそれも違うよう。
なんだか、ぬえのような正体不明の文章になってしまい、LINさんのことも誤解しているような気がしますが、今感じていることを書きました。長文、失礼しました。

Posted by: kyokyom | July 09, 2006 at 21:23

>女は、「父親はオマエ」って、たとえ心の中では曖昧でも(笑)
>決めないと生きていけないじゃない?

 そんなこと言っちゃったら、「女はズバズバ決める。グレーゾーンがない。よって女は哲学が出来ない生き物だ」って理屈になっちゃいますよー(笑)。
 LINさんは実際いろいろ考えていらっしゃると思うんだけれど、そのご自分を否定しちゃってますよ?

 いや、言ってる意味は僕もわかるんだけれどもね。
 でも「性別=こうだから」って逃げちゃったら、明治時代の何も考えない頑固オヤジみたいな理屈じゃないですか(笑)。んま、実際に性別の傾向ってあるけれどね。

 あぁ、なんだかんだ言ってまた書いちゃった(笑)
 (;^_^A

 どうも、LINさんと僕とでは、考えた結果のめざす方向が決定的に違うのかもね。
 「考えて、決める」
 と
 「考えて、知る」
 って感じの違い。

 ……うーむ、うまくあらわせませぬ。
 でもこの違いって、僕は、性別で決まってるんじゃなくて個性だと感じるけどね。

Posted by: ろぷ | July 10, 2006 at 07:37

>kyokyomさん
>頼まれもしないのになんでこんなに考えようとするのか
ねえ、なんでなんですかねえ(笑)
考えることが好きというのはあるかも。
文学に関してはすごく危機感を感じるんですよ。
最近ありがちな読みやすい本ばかりするする読んでいたら
思考力が落ちるよって。
「大きなお世話だよ、他人のことはほっとけよ」
っていわれそうですが日本人がバカになるのイヤなんですよ。
私ごときがおこがましい発言だし、こんなネットの片隅で叫んだところで
何も変わりはしないとは思いつつ、いわずにいられないんです。
「もっとみんな考えようよ」って。
>好き嫌いが激しい
あ、これは当たってます。
でも、“好き嫌い”というより、“こだわり”ですかねえ。
たとえば、私は100円ショップが嫌いなんです。
それは生理的に“好き嫌い”を判断してるんじゃなくて、
安いからという理由で、安易にあそこで、食器なんかを買うのは
ただのぐうたらじゃないかと思っちゃうんです。
(こんなこと書くと100円ショップにもステキなデザインはあるって
反論きそうだけど 汗)
コンビニのおにぎりも同じで、忙しくてどうしようもないとか
あれがおいしいと思っている人はしかたないけど
コンビニのお弁当を日常的に食べるのは、人生への冒涜だと思うの。
自分の体に失礼。
本、音楽、食、あらゆることに真剣に悩むことが、生きることだと思うんです。
イマドキの小説にしても、内容もさることながら、
年に何冊もぽんぽんと書けてしまう作家、
「何か売れているらしいから」と買う読者、
そういう安易な感じが嫌なんですよねえ。
こういうこと書き出すと延々と書いてしまいそうなので、
今回はこのへんで(笑)

Posted by: LIN | July 10, 2006 at 09:39

>ろぷさん
確かに、「優柔不断」を性別で分類しちゃうのは乱暴でしたね(笑)
女でもいるもの、優柔不断な人。
でも、概して、男の方がやっぱり優柔不断のような気がする。
男が買物嫌いなのは(これも全員じゃなく、そういう傾向があるってことね)
なかなか決められないから、買物がしんどいんじゃない?
ほら、スーパーで妻がぱっぱっと、品物をかごに入れてずんずん進んでいるのに
夫が刺身の前で「うーん」って悩んでいて、やっと意を決して刺身を取り
ふとまわりを見ると、妻がいない。
すでにずっと先を歩いている妻を慌てて追いかけて、「買って~」って
おねだりしてるじゃない?
うわ、書いているうちに、この夫がかわいそうで涙が出てきた!
>考えて、決める
いや、「決めてから考える」かも(笑)
最初に仮説ありきなんだよね。
既存の理論を分析していたら、
大胆な学説は生まれないのだよ、ろぷ君、わはは。

Posted by: LIN | July 10, 2006 at 09:58

LINさんこんにちは~♪
先日、以前LINさんがお薦め下さった「日の名残り」を買ったんですよ(^-^)
実はLINさんからお薦めいただいた後で、別のお友達からも
「この本は絶対もろりんさんのストライクゾーンど真ん中だと思う」
って言われていたんです(笑)
読むのがすごく楽しみです!

ココログがメンテナンス中の間、
避難所に書かれた記事、とても興味深く拝見しました。
以前コメント欄で出ていたコンビニおにぎりの話などもすごく共感!
なんだか嬉しくなってしまいました。

私も、自分の体に入れるものに対して何も考えていない人って、あまり好きじゃないです。
食べ物って命そのものですものね。
そういう人達は、何か大事なものをなくしている気がします。

読まねばならん!と思う本は、
たくさんありすぎて書ききれませんが、
国内・国外の名作をどんどん読んで行きたいです。
あとは歴史・戦争ものの小説も。
最近は子供の頃読んだ名作児童文学を再読する事もよくしています。
こういう本って、大人になってから読むとさらに感動しますね。
一生大切にしてゆきたい言葉が溢れています。
最近読んだばかりの「若草物語」も本当に素晴らしかったです。

ではまた(^-^)

Posted by: もろりん | July 18, 2006 at 13:06

>もろりんさん
『日の名残り』はホント、いいですよー。
原作をお読みになったら、映画も是非。
カズオ・イシグロは今、『わたしを離さないで』も話題になってますよね。
私も読みたいとは思ってるんですが、なかなか、手がまわらなくて…(;´Д`)
わー、避難所の方の記事も読んでくださったんですか!
ありがとうございます。
コンビニのおにぎりは、そもそも、あの賞味期限の長さを
みんな、不気味に思わないのかなあと不思議です。
多分、外食ばかりしていると、外食舌になってしまって
微妙な味の違いがわからなくなってしまうのでしょうね。
もろりんさんが賛同してくださって嬉しいです。
>国内・国外の名作をどんどん読んで行きたい
いいですね~。
ネットを巡回していると、日本の作家の最新作を争うようにして
読んでいる方が結構、多いのですが、古典も読んでほしいですよね。
まあ、私もここで、たまに最新作も紹介してますけど、
基本的には地味~に、昔の作品を掘り出して紹介していきたいと思ってます。
『若草物語』私も好きです。
4人姉妹に憧れました。
私はジョーが好きです。
もろりんさんは?

Posted by: LIN | July 19, 2006 at 09:26

格言「批判だけはする」

Posted by: 好ましからざる人物 | September 08, 2006 at 17:30

>好ましからざる人物様
故事「尽く書を信ずれば書なきに如かず」

Posted by: LIN | September 09, 2006 at 08:48

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