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October 26, 2006

たらいまわしTB企画
第28回「あなたの街が舞台となった本」

Tara28d

たら本です。
どなたでも参加できるTB企画。
テーマに沿った本を紹介する記事を書き、
主催者さんや他の参加者にトラックバックやコメントしてね。
今回の主催は「きみ駒、ほっこり」のきみ駒さんです。

さて今回のお題は「あなたの街が舞台となった本」です。
副タイトルは「お国自慢大会!」(*^ ○ ^*)
自分がよく知っている、慣れ親しんだ街が舞台となった物語は、
思い入れが5割増しになるように思いませんか?
その土地の空気とか温度とか匂いとか、
そういうのがダイレクトに感じられるからかもしれませんね。
またその街の言葉が、素直に胸に響くからかもしれません。
このお題を思い付いたのは、単純に「皆さん、どこの人なんだろう?」って
興味を持ったから。
でももちろん「その街」は、あなたの生まれ故郷でもいいし、
今住んでいる場所でもいいし、かつて訪れた思い出深い土地でもかまいません。
本とともに、その街に対する思い入れやなんかも教えて頂ければ
嬉しく思います。

困った…
私は生まれは東京で育ちが千葉県。
そして母が房総出身なので
千葉県(特に房総)への思いいれは強いのだけれど
千葉ってこれといった作品がないんですよねえ。
有名な作品というと
「矢切りの渡し」を舞台にした伊藤左千夫の『野菊の墓』とか
滝沢馬琴の『南総里美八犬伝』あたりかなあ。

野菊の墓

現代語訳 南総里見八犬伝 上

あ、高村薫さんの『晴子情歌』の表紙は
重要文化財に指定されている青木繁の「海の幸」という絵なんですが、
これは青木繁が房総の布良で遊んだ体験をもとに制作したものです。
『晴子情歌』自体は、津軽の話ですが…

Uminosachi

晴子情歌 上

夏目漱石の『木屑録』は、学生だった漱石が23歳の夏休みに
友人4人と房総旅行に出掛け、その見聞をしるした漢文紀行です。
私が読みたいなあと思っているのはこの本。

漱石の夏やすみ―房総紀行『木屑録』

そういえば、内田百けんの『第三阿房列車』も房総への旅ですよね。
読まなきゃ。

第三阿房列車

ウチの母が好きなんですけど、
俳人で鈴木真砂女さんが鴨川のご出身でいらっしゃいます。

人悲します恋をして

私自身が、今、小説に興味をなくしているので、
何とも歯切れの悪い文章になってしまいました。
私が今、千葉のことで関心があるのは
千葉と神話の関係です。
千葉には、香取神宮と安房神社という神社があるのですが、
どちらも格式の高い神社なんですね。
平安時代に、「神宮」の称号で呼ばれていたのは、
延喜式によると伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3社だけだったそうです。
そして安房神社はその香取神宮より、格式が高かった時代があったらしいのです。
海人族との関係とか、平将門の乱とか、そのあたりも気になるところ。

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Comments

うわ~ん。
私は故郷に関しては全滅です。。涙

LINさんがうらやましい~です。
思い出深い街ならあるかな・・・

千葉と神話、おもしろそう!
やはり近くの神社と日の出ラインで結ばれているのでしょうか。
安房神社、調べてみました!
天太玉命、天富命が祭られているのですね。
天照大神が天岩戸にこもった時に、祈祷をされたお方達だそうです。
こういうのって、調べはじめるとキリがなくっておもしろいです。

話はずれますが。
子供の頃、ドラマ「傷だらけの天使」に
“天照大神”という掛け軸がでてきたのですが、
ずーっと、てんてるだいじん。と読んでました。(笑)


Posted by: pico | October 26, 2006 at 14:25

こんにちはー
なんかLINさんの所には随分と久々の
書き込みになってしまいましたね。

青木繁は地元久留米出身の画家なんですが、
「海の幸」も久留米の石橋美術館に所蔵されて
います。
この絵、好きなんですよねぇ~
青木繁が地元出身という贔屓目もあるんですが、
実に迫力があるんですよねー

でも、この作品は房総で遊んだ体験を元にした作品
という事は恥ずかしながら知らなかったです。

本の話題とはずれてしまいましたが、
ついつい、青木繁に反応してしまいました(笑)
読書再開を宣言したものの、なかなか進まずに、
お恥ずかしい限りです…
「本を読む人々」も登録しっぱなしなんで、
そろそろ何か書き始めなければ…

Posted by: 夢屋 | October 26, 2006 at 15:28

LINさんは東京生まれ、千葉育ちなのですね。
『野菊の墓』は原作は未読なのですが、ずーっと昔に松田聖子さん主演のドラマを見た覚えがあります。
確かちょっと棒読みっぽいセリフでしたが(笑)、まだまだ初々しい聖子ちゃんでした。あれは千葉が舞台なのですね。

あと青木茂の『海の幸』について以前テレビで見たのですが、漁師の中に女性の顔を書き足したというのをその番組を見て初めて知って驚きました!
言われてみたら一人だけ色白の人がいますものねΣ(´Д`;)

Posted by: みらくる | October 26, 2006 at 18:25

LINさん、こんばんわ。
千葉といえばやはり『南総里見八犬伝』のイメージですね。
馬琴生誕の地の碑が私の地元・深川にあります。
その碑は八犬伝の本を積み重ねた形をしているんですよ。

それと神社の話もおもしろいです。
このいうのは調べて行くと奥が深い分、きっと面白いこともいろいろありそうですね。

Posted by: むつぞー | October 26, 2006 at 18:46

LINさん、こんにちは。
おお『野菊の墓』はとてもいい作品だったのですが、千葉が舞台だったのですね。全然知らなかった。

あ、鹿島神宮は茨城県。由緒ある古い神社で、なぜか武術家の信仰をあつめているということしか知らないのですが。タケミカヅチノ神と関係あるのかなあ。

LINさんは、確か船橋にい住んでいらっしゃるのでしょうか。僕、学生時代に行ったことがあります。(多分)ららぽーとで外人が俺にアイスを食わせろーと絶叫していました(笑)
次回の主催者に僕が指名されてしまいました。おろおろしていますが、お題は一応決めてこれでいこっかなあ、という状況です。えーと、多分LINさんがもっとも苦手とするお題になるかと思いますが、参加して下さいね♪

Posted by: kyokyom | October 26, 2006 at 21:22

このお題を考えついた時に、
「あ、LINさん、小説は捨てたって言ってたなぁ。『エッセイでも民俗学の文献でもOK』って書いとこ」
って思ったのでした。
でもすっかり忘れてました。すまん。

あーでも、こんなにいっぱい。すごいじゃないっすかー。
房総、恐るべし。里見の神通力なのか?違うか。

お母様、鈴木真砂女さんがお好きなんですか♪
鈴木真砂女さんといえば、恋の句。素敵。よろしくお伝え下さいませ。

Posted by: きみ駒 | October 26, 2006 at 22:17

LINさん、こんにちは。
千葉といえば、やっぱり里見八犬伝ですー!
あ、でも千葉とひとことで言っても広いからなあ…
八犬伝は、基本的に房総半島の南の方ですよね。
同じ県でも、それほど身近な感じはしないかも?
一度東京から御宿まで電車で行ったことがあるんですが
あまりの遠さに、気も遠くなりそうでした。(笑)

神話の話、面白そうです!
海人族のことも、分かったらぜひ記事にしてください~。

Posted by: 四季 | October 27, 2006 at 08:14

>picoさん
あれ?ホント?全滅?
picoさんのところは愛知県でいいんですよね?
私がぱっと思い出すのは、島崎藤村の「椰子の実」の歌です。
あとは三島の『潮騒』とかは、picoさんちから離れすぎているかしら?
picoさんの記事、楽しみにしてまーす。
ねー、神話っておもしろいですよね。
そうそう、さっきの島崎藤村の「椰子の実」だって、
柳田国男が伊良子岬で、椰子の実が流れてくるのを見て、
日本の稲作は沖縄から伝ってきたんじゃないかと発想したんですよね。
その話を聞いた島崎藤村さんがあの歌を作った。
ああ、民俗学をやりたくなってきちゃいました(笑)
>てんてるだいじん
私も、私も(笑)
祖母の家にやっぱり掛け軸かあって、「なんだ?てんてるだいじんって?」
って思ってた。
時代が時代なら不敬罪ですよ(笑)

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 08:49

>夢屋さん
おひさしぶりです~♪
そうそう、青木繁って久留米の人なんですよねー。
石橋美術館って久留米にあるのですか。
いいなあ、いつでも『海の幸』が見られるのですね。
この絵、ウチの母が好きなんですよ。
自分の故郷、房総が描かれているというのも理由のひとつでしょうけど。
こういう漁の方法は、今では行なわれていませんから、
時代の資料としても大変、重要ですよね。
>「本を読む人々」も登録しっぱなし
確かに、mixiも同時にやっているからと使い分けに悩んでいらっしゃる方も
多いみたいです。
私は「ミステリーが好き」コミュと「小説以外」コミュの管理をやってます。
よかったら参加してくださいね♪

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 09:00

>みらくるさん
私も、この記事を書く時、
「『野菊の墓』は松田聖子が主演しましたが、えらいヘタでしたね」って
書こうかと、一瞬、思ったの(笑)
代わりに書いてくださってありがとー。
あの映画は、びっくりするほど棒読みでしたよね。
松田聖子は、もうちょっと演技がうまければ、芸能活動の幅が広がったでしょうに…
>漁師の中に女性の顔を書き足した
え!そうなの?
その話は知らなかった。
(検索中)
おお、少年の顔を女性の顔に書き換えたんだそうです。
で、その女性の顔は、青木の子供を産んだ福田たねの顔なんだそうですよ。
ちなみに房総は、海女もたくさんいましたので、
昔は、結構、女の人が上半身、裸でうろうろしていたらしいです。
あまり恥ずかしいことでもなかったみたいです。

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 09:10

>むつぞーさん
馬琴は深川生まれだったのですか!
知らなかった~。
やっぱり千葉というと里見八犬伝のイメージですか?
私も、千葉を舞台にした有名な小説というとこれくらいしか思い浮かばなかったです。
他にあるなら、親や先生が教えてくれたはずだから、多分、ないのでしょう。(がっかり)
同じ、海辺でも伊豆は、有名な作家が長く逗留したりしていますが
千葉はどうも東京から近いからか日帰りコースみたいで。
そういうのも作品が生まれなかった原因のひとつかなあと思います。

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 09:16

>kyokyomさん
『野菊の墓』の舞台は、松戸駅のちょっとはずれですね。
矢切りの渡しの川向こうは、寅さんで有名な柴又です。
>鹿島神宮は茨城県
ですよね。
私、鹿島神宮もずっと気になってるんです。
中臣氏(藤原氏)とゆかりのある神社なんですよね。
それで、出自が謎の中臣氏だけれど、鹿島出身なのではないかといわれてるんです。
>外人が俺にアイスを食わせろーと絶叫
いるんですよねー、そういう変な外人。
船橋は異常に英語学校が多いので、外人率、高いです。
バーにいくと、うろうろしてます。
>LINさんがもっとも苦手とするお題
もしかしたら漫画ですか?(笑)
kyokyomさんのお題、楽しみにしてます。

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 09:33

>きみ駒さん
>『エッセイでも民俗学の文献でもOK』
お気遣い、ありがとうございます♪
お題を見た時は「あるかなあ?」と思ったけど、
考え出したら、結構、ありました(笑)
楽しいお題でした。
ありがとうございます。
母は、鈴木真砂女も好きなんだけど、文化的なことがあれこれ好きですね(笑)
山頭火も好きだし、絵もわりとよく見に行くし、そういうこと全般、好きみたい。
短歌もやってます。
鈴木真砂女さんのお店まで行ったはずです、確か。
鈴木真砂女さんの句って、きみ駒さんの都々逸の世界とちょっと似たものを感じます。
私はもう枯れまくっているので、きみ駒さんの恋する気持ちが、うらやましいです。

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 09:41

>四季さん
そうなんです、千葉ってもともとは上総、下総、安房に分かれてましたので
母が房総出身の私は、下総は同じ千葉でも、ちょっと遠い感覚です。
(なぜか、北側が下総で、南側が上総なんですよねー)
あー、東京から御宿は遠いかも。
特急に乗られたのでしょうか?
特急を使って1時間53分、使わないで2時間半ですね。
でも、東京からだと、まだ特急に乗れるからいいんです。
船橋あたりから行くと、特急に乗るために、千葉まで行かなくちゃいけないんで
3時間くらいかかっちゃうんですよー。
神話の話、おもしろそうでしょ?
四季さん、神話にお詳しいですものね。
先日、松本清張の『火の路』という本を読みまして、
かなりむずかしくてまだちゃんと理解してないのですが、
どうも日本の古代に、ゾロアスター教の影響があったんじゃないかってことなんですね。
私は、何か世界の神話って、つながっているんじゃないかなあと思います。

Posted by: LIN | October 27, 2006 at 10:06

こんにちは。
平安の時代に、千葉県に神宮があったことにちょっと驚いています。
あっちらへんはまだこの時代夷とかいって都はほとんどノータッチみたいな気でいたので・・・。でもアテルイとか坂上田村麻呂とかの時代とリンクするのかな・・・?得意だった日本史もどんどん忘れている今日この頃です。日本史検定受けてみたい。

南総里見八犬伝が地元なんてうらやましいです!大好きで漫画とかも一時期あつめてました・・・。ホウ
うちは大阪なので曾根崎心中とか・・・(暗
文楽で見ましたが睡魔との闘いでした。

Posted by: moji茶 | October 27, 2006 at 16:17

千葉文書館で来年1月20日まで「南総里見八犬伝」の企画展示があります。
http://www.pref.chiba.jp/bunsyokan/

オリジナル本の展示もあるようです。
時間ができたら、見に行こうと思っています。

千葉は広いです(^_^;
佐原や佐倉あたりなら、伝記ものがありそうですが・・・。
それか、成田空港建設にまつわる話とか(笑)
または、ネズミランド物語?

たら本参加はできませんが、
実家周辺を舞台にした話はいくつかあります。
坂東真砂子『桜雨』
大塚駅も近いので『ノルウェイの森』
落語の「王子の狐」
未読ですが堀江敏幸『いつか王子駅で』など。

Posted by: 美結 | October 27, 2006 at 17:44

こんばんはです。
千葉に関する本はまったく知らなかったんですけれども・・八犬伝はそうですね、千葉でしたね。
私は大学が東京だったので、友人も関東方面が多いのです。千葉にも1人います(現在はまだ東京在住)
ドライなイメージが大きい関東ですが、千葉はちょっと違う感じしますね。海に囲まれているせいでしょうか。
いい意味でウェットな印象があります。

Posted by: shosen | October 27, 2006 at 22:45

>moji茶さん
>平安の時代に、千葉県に神宮があったこと
moji茶さんにそういわれて気づきました!
そう、当時、関東一帯は多分、鬱蒼と茂った森ですよね。
森の中にある神宮を想像し、うっとりしてしまいました。
>得意だった日本史
日本史、得意だったのですか?
それはすばらしい!
今、高校の世界史の単位が問題になっているじゃないですか?
受験を理由に世界史を勉強する時間がないというなら、
そんな受験はなくなってしまえ!です(笑)
moji茶さんは里見八犬伝がお好きなのですか?
この間(お正月?)、確か、ドラマをやりましたよね。
私は見てないんだけど…(^^;
曾根崎心中の方が、私はいいなあ、大人っぽくて。

Posted by: LIN | October 28, 2006 at 10:14

>美結さん
千葉県文書館なんてものがあること、知りませんでした!
千葉市って船橋にいると意外と行く機会がないんです。
企画展、行かれたら、どんな様子だったか教えてくださいね。
>千葉は広いです
ホント、広いですよねー。
空から見ると、ゴルフ場ばっかりらしいですけど(笑)
美結さんは北区のお生まれだったのですね!
町田康が『東京飄然』で飛鳥山のあたりをさまようんですが、
ちょっと行ってみたいなあと思いました。
でも、実際に行っちゃうと、イメージと違うのかもしれないなあ。
美結さんは『東京飄然』お読みになりました?
オススメですよ。

Posted by: LIN | October 28, 2006 at 10:33

>shosenさん
千葉県民をウェットといってくださってありがとうございます(*^^*)
実際、相当、ウェットです。
千葉県出身の有名人は長嶋、高橋英樹、地井武男、中尾彬、ハマコー…
人情家っぽい人が多いでしょう?
そしてなぜかみな、顔がでかい(笑)
この間、TVで高橋英樹が真剣に顔が大きいことを悩んでました。
あと、千葉県民は男が弱いです(笑)
九州や四国のように、表面的には男が強いけれど、裏では女が強いというのじゃなく
表でも裏でも男が弱いんです。
仕事も女がメインで働いて、男は髪結いの亭主っぽいです。
県知事も女だしなあ。
それと千葉って、あけっぴろげなところがあるので、
京都の方には嫌われるかも…
shosenさん、私のこと、嫌わないでくださいね(;´Д`)

Posted by: LIN | October 28, 2006 at 10:46

こんにちは  内田 百けんは『百鬼園随筆』をいろんな作品の合い間でてれてれと読んでます 彼の作品ってなんか一気に読んじゃうのが 勿体無い気がするのです
安房神社ここは随分前(25年ぐらい)に初詣に行ったことがあります
洲の崎でお正月を過ごしたことがあったので・・・

千葉県って本当に広いですよね


Posted by: | October 28, 2006 at 20:03

LINさん、こんばんは。
前から、地図をみて不思議だったんですが、千葉県って山らしい山ないですよね。(地図見るの好きなので)
ホントに、そうなんですか?(*^。^*) どこまでいっても平野なんでしょうか。(笑)すごく見晴らしよさそうです。

>南総里見八犬伝
大好きなので、羨ましいです。中でも男装の麗人・・・じゃなくて、女装の麗人犬坂毛野が大好きでした。(あぁ。。どこまでもミーハーな自分が恥ずかしい。) この間のドラマも観てました。毛野は、男なのに山田優が演じてて。またそれがぴったりで良かったです。
>野菊の墓
叙情的な物語で味わい深いですね。

Posted by: ワルツ | October 29, 2006 at 01:47

>慧さん
私も『百鬼園随筆』は他の本の合間にちょっとずつ読みました~。
おもしろくてするする読んでしまうエッセイとは
また違う類の本ですよね。
おー、安房神社にいらしたことがあるのですね。
房総って、ホント、海しかないでしょう?(笑)
温泉もないし、これといった名勝もないので、
イマイチ、観光地としてインパクトに欠けるんですよねえ(・∀・;)
まあ、よくいえば素朴なんですが…
慧さんはその時、旅行でいらしたのですか?
房総をどのように感じられたのでしょうか?

Posted by: LIN | October 29, 2006 at 10:38

>ワルツさん
そうなんです、千葉って高い山がないんです。
でも暮らしている分には「ああ、山がないなあ」という実感は
あまりなくて、「そういわれてみるとそうだなあ」って感じかなあ。
のっぺりした土地柄のせいか、県民は性格ものっぺりしております(笑)
気候も温暖でいいところなんですが、難をいえば、温泉がないんですよねー。
里見八犬伝、この間のドラマは見なかったんですよー。
評判いいですよね。
年末に再放送するかな。

Posted by: LIN | October 29, 2006 at 11:34

香取神社の国宝の鏡、観てみたいです。

Posted by: kota | October 29, 2006 at 14:07

あ! 神宮でした。

Posted by: kota | October 29, 2006 at 14:09

ブンガクって、意外と地域格差が激しいですよね。歌枕に激しく「より好み」がある。
LINさんやpicoさんの記事を読んで、しみじみと( ;∀;)
まあ、昔は交通手段の関係でそんなに移動できないし、
メディアも未発達で、どこに何があるかわかってなかったせいもあるんですが。

しかし、房総半島には、八犬伝がある!
徳川時代にはディズニーランドより有名だった(いや当然ですがw)。

馬琴はすごい人で、当時読める文献はことごとく読んでいたようです。
おかげで、八犬伝を解読するのは、かなり大仕事。

私たちが今日読む「本」は、商品としての本がほとんどだけど、当時はむしろ「商品としての本」というものが、初めて出現した頃。
だから、何を本にしていいかわかってなくて、何でもかんでも文字を出版しようとしてた気配がある。
そのため、馬琴は、すごくいろんなコトバを読むことができた。

江戸時代後期よりも以前の本は、古事記でも源氏でも徒然草でも、商品じゃないんですよね。
いろいろ事情があって書いた本で、たいていは、ほんとにやむにやまれず、コトバを発するしかなくて、書かれた。

馬琴は、そういうコトバを結集させた焦点にいます。
八犬伝は読むのがすごく難しくて、ぜんぜんわからないといってもいいくらい。
「かなまり」って人が出てくるんですが、私はこの名前にここ数ヵ月、悩まされています(笑)

Posted by: overQ | October 29, 2006 at 20:42

おおおお、八犬伝!
私も毛野さん、大好きですー。
対牛楼のくだりも千葉県内じゃなかったですか?確か馬加=幕張って。。
といいながら千葉県はちゃんと行った事がないので訪ねてみたいです。

Posted by: 天藍 | October 29, 2006 at 20:48

>kotaさん
私も国宝の鏡は見たことがありません。
日本三名鏡なんだそうですね。
あとの2つは奈良の正倉院と伊予国一宮大山祇神社。
大山祇神社って知らなかったです。
日本中の神社めぐりをしたら楽しそうです♪

Posted by: LIN | October 30, 2006 at 08:57

>overQさん
>馬琴はすごい人で、当時読める文献はことごとく読んでいた
今でいう、荒俣宏のような人?(笑)
千葉にいると「八犬伝」のありがたみって全然、わからなくて
「ああ、はいはい、八犬伝ね」という扱いなのです。
何しろ、子供の頃、必ず、読まされますから、千葉の子は。
でも、考えてみたら、大人用のは読んだことがなかったです。
そんなにむずかしいのですか!
これを民俗学のテーマにしたら一生、研究できますかね?
(老後の趣味として、何か、一生、研究できるテーマがないかなあと
最近、考えているので…笑)
ただ、ちょっと時代が新しすぎるかなあ。
overQさん、このサイト↓はご存知でした?
http://www.mars.dti.ne.jp/~opaku/hakken/menu.html

Posted by: LIN | October 30, 2006 at 09:21

>天藍さん
>馬加=幕張
地元のくせして、知らなかったです~。
今、調べたら、馬加城なるものがあったらしくて、
地図で「ああ、あそこかあ」とびっくりしてます。
いやあ、千葉の歴史もきちんと調べたらおもしろそうです。
>千葉県はちゃんと行った事がない
あれ?天藍さんはどこにお住まいでしたっけ?
とブログを拝見していて、「あわれ彼女は娼婦」の感想、発見。
これ、来月、WOWOWで放送されるんです。
見るべき?
WOWOWのインタビューによると、三上さん、最初は
「古典ですし、いま上演する意味がまったくわからなかった」
そうです。

Posted by: LIN | October 30, 2006 at 09:42

>千葉の歴史
香取神宮、阿波神社。面白そうですー。
しかしゾロアスターまで出てくるとは!
きっと里見パワー…いやいや。

>あわれ彼女は娼婦
い、いつ?いつですか?(興奮)
舞台、未見でしたら是非ご覧ください。三上さんを!(ここ強調)
確かに今やる意味は…ですが。閉塞感という意味では通じる時代背景なのかも。

Posted by: 天藍 | November 03, 2006 at 02:58

>天藍さん
>ゾロアスターまで出てくるとは!
京極夏彦の作品には房総を舞台に、ユダヤ教が登場するんですよー。
「あわれ彼女は娼婦」は今月の24日ですね。
天藍さんはWOWOWは見られる環境ですか?
三上さん、昔、ドラマに出ている頃、好きでしたが、
最近、TVに出ないでどうしてるんだろうと思ってたんです。
見てみますね♪

Posted by: LIN | November 03, 2006 at 10:39

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