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November 08, 2006

無意味良品

パソコンが新しくなってCPUがCore2Duoになりました。
画像の処理が早いっ!

最近、<インプット>と<アウトプット>について考えていました。
<インプット>はわからないことをネットで調べたり、本を読むこと。
<アウトプット>はブログに書くこと。
それがあまりに安易になっているような気がしてきたのです。

今や、ネットで調べられないことはないといってもいいわけですが
何でもかんでも調べてしまうことによって、感動が薄れるんですね。
たとえば、ネットで評判のレストランに行っておいしかった時よりも
街で偶然、見つけてふらっと入ったレストランがおいしかった時の方が
感動するわけです。
本も今や、発売前に、その内容がネットで噂になるのは常識ですが、
そういう青田刈り的な買い方はどうなのかなあと。

また、本の読みすぎはいけないのかなあと思いはじめました。
次から次へとどんどん読むと、熟成する時間がなくて、
書物が通り過ぎていくだけになってしまうんですよね。

そして、ブログに書くこと。
これも、その時の感情を書き残すという意味でいいことだと思ってたのですが、
「書く」ということは、自分の思いを、文字に乗り移らせるわけですから
自分の気持ちの方は薄まってしまうような気がするのです。
魂を売るとでもいうのでしょうか…
だから、「書く」ということがお金になるのではないだろうか。
本当は書かない方が、感動は、後々まで自分の中に残しておけるんじゃないだろうか?

そんなことを思い、ブログや読書と少し距離を置こうかと考えています。
そういうわけで、記事の更新がのんびりになるかと思います。
どうぞご了承くださいませ。

最近、興味があるのは
●古地図
女優で地図好きの真矢みきさんが、TVで古地図のことを紹介されていて、
興味を持ちました。
もともと、日本の古代に興味がある私には、どんぴしゃりです。
とりあえず、この2冊を買ってみました。

天保国郡全図でみるものしり江戸諸国 東日本編

日本の謎と不思議大全 東日本編

●無意味良品
Muimi

BSフジで放送中の番組で
「無意味な商品たちを世界中から集め、あくまで良品として紹介」するというもの。
先週、紹介されたのは、キャンディでできた下着や、
マッチ箱でハエをつかまえる道具など。
プレゼンターは都内某所に事務所を構える
「金蛇商事(キムスネイク・カンパニー)」の社員たち。
アニメなんだけど、キュート。
特にキム社長の声がいいです。
彼らの動画がココで見れます。
DVDも買っちゃいました。
ああ、よいねー。(キム社長の口癖)

特選「無意味良品」VOL.1

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Comments

 逆に、たくさん書いている方が脳にエンジンがかかって色々考えられるような気もするのですが。
 僕は最近あまり書かなくなりましたが、じゃあ何か考えてるかと言えばそうでもないのです。

 地図はちょうど最近欲しいなあ、と思ってました。江戸切り絵図が欲しいなと。昔持ってたけど捨ててしまったかも知れない。

Posted by: LSTY | November 08, 2006 at 13:57

あらあら。
正直、LINさんの記事を楽しみにしている私としては、
エントリーの回数が少なくなるのは寂しいです。
でも、のんびり待ちます。

書いて落ち着くってこともありますし。
しごく重要なことは書ききれないし、
宝物として持っていたいので書かないこともあります。
インプットとアウトプットは、私もテーマのようにいつも抱えていて。
丁度いいバランスにする為に書くってこともあるかもです。

BSフジの無意味良品、おもしろそう。
先日の須賀敦子さんのも見れなかったですし、
私もそろそろ地デジ対応にしようかな。
「日本の謎と不思議体験」西日本編もあるのかしら。
こちらも、おもしろそうです。

Posted by: pico | November 08, 2006 at 15:07

LINさん、こんにちは∈^0^∋
お久しぶりです。いつも、リーダーで拝見しております。(*^.^*)エヘッ
core デュオのパソコン快調ですか?
使っている方と接するははじめてかもしれません。
うーん、羨ましいですね。
くまさんことくまボンでした。ではでは(^.^)/~~~

Posted by: くまさん | November 08, 2006 at 15:12

>次から次へとどんどん読むと、熟成する時間がなくて、
>書物が通り過ぎていくだけになってしまうんですよね。
 
 判りますぅ!!。
私もブログで書評書き出してから、
本を選ぶ段階で、短いのをたくさん読む方向に知らず知らずになっていることに気付いて、ちょっと悩んだりしてました。
 それに、図書館で乱読気味の私には、
本当に考えさせられます。
 一冊を丁寧に読む。それも読書のあり方です。
平野啓一郎も、作家は、一文にも拘って書いているので、
ゆっくり読め!と、言っていました。 
 

Posted by: indi-book | November 08, 2006 at 20:13

例えば目的意識をもって読むっていうのはどうでしょう?書評のために読むのではなく、、、。私の場合「食の安全」についての本なんかはほとんど資料集めという感じで読んでます。時々ブログにちょこっと書いたりはしますが、何かの機会にもっと大きなプロジェクトとして書ければいいな、という感じです。あとはそのときに興味のあるもの。課題でどうしても書かなくてはいけないものが優先ですが。今は来年の修士課程にむけた準備読書期間でしょうか。無目的だとある日その目的の無さに気づいてしまうのかも?書評ということにこだわらずに、自分磨きのために読書は最良の方法だと私は思いますよ。

Posted by: Miwako | November 09, 2006 at 03:29

インターネットの出現は、生活を変化させましたね。
調べ物をする場所、作品を発表する場所、自分の意見の場所。
ブログを書いている理由は、ライヴは記憶の倉庫、本の感想は覚書、でも、赤裸々日記にはしない、ネガティブなことはなるたけ書かない、と決めています。
LINさん自身が、思ったとおりに行動すれば、結果やナニかが見えてくると思います。
ぼちぼち、ゆるゆると。。。

Posted by: 美結 | November 09, 2006 at 08:42

お邪魔します。
LINさんも読みすぎた反動がでてるのかもしれませんね。
私はけっこう短い周期で読めない・書けない・しゃべれない地蔵病になります。すぎればまた楽しく読めんるんですけど。
量をこなして見えてくるもあるし楽しくないの無理にするのもなんだし、難しいところですが自分で色々試すのがいいのでは。
なんか急に寒くなったり温かくなったりしてますから
お体に気をつけてくださいませ。

Posted by: faaa | November 09, 2006 at 08:44

>LSTYさん
何を書くかにもよるかもしれないです。
企画書なんかは頭を使うと思うんですが、
ブログはまたちょっと違う頭の使い方じゃないです?
私だけかもしれないけれど、“考える”というより“まとめる”に
近いです、ブログの場合。
特に本の感想はそうですね。
>最近あまり書かなくなりました
書かなくなったのは、何か理由があるのでしょうか?
ちょっとブログも下火かなあという気はしますよね。
江戸切絵図、いいっすねー。

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:00

>picoさん
私の記事を楽しみにしているなんていってくださってありがとー♪
「書いて落ち着く」っていうのはありますね。
特に映画や小説で腹が立った作品の場合(笑)
どうも年齢のせいなのか、最近、感動しにくくなっていて、
いろいろ考えてみて、「読みすぎ、書きすぎ」に原因があるのかもと
今回の結論になりました。
のんびり更新になりますが、今後ともよろしくお願いします。
picoさんのブログはマメにチェックしてますからね~。

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:09

>くまさん
私の記事をリーダーで読んでくださっているそうで、
ありがとうございます。
ところで、Core Duoではございません。
Core“2”Duoでございます。←ちょっと自慢(笑)
作業の同時進行に強いらしいのですが、
システムスキャンをしつつ、iTunesで音楽を聴き、ネットをするなんて芸当が
楽勝でできちゃいます。
くまさんも、今度、お買い替えになる際には、是非、Core2Duoを♪

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:14

>indi-bookさん
わかっていただけますか!
ナカーマ(*・∀・)人(・∀・*)イイ!!
>本を選ぶ段階で、短いのをたくさん読む方向
うんうん、あるある。
私も以前はそうでした。
最近こそ、そういうことはなくなりましたが、
でも、相変わらずネットの情報には影響を受けちゃうんですよねー。
自分が読まないような本も、まわりにあおられて、つい買ってしまう。
そういう読書でいい本との出会いをすることもあるんですけれど、
自分が見えなくなってきちゃったりするんですよね。
>作家は、一文にも拘って書いているので、ゆっくり読め!
こういう作家は多いですよね。
読むスピードは人によるかもしれませんが、
私の場合、週に1~2冊くらいがベストかもしれないです。

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:23

>Miwakoさん
目的意識を持って読むのは、いいですよね。
私の場合、最近は、哲学的なことに興味があって、そういう本を読んできたのですが
「こういう本を読んで、真実が見えてくるのか?」って思えてきて…
テーマが曖昧過ぎなのかもしれないです。
哲学というのは、そのものスバリ哲学の本を読んでわかるのではなく、
もっと狭いテーマの勉強から見えてくることかもしれないです。
今だと、私は民俗学に興味があるんですけれど、
そういう方向からのアプローチの方がいいかもしれないですね。
こういう学問的なことは、まったく素人なので、Miwakoさん、いろいろ教えてください。
>何かの機会にもっと大きなプロジェクトとして書ければいいな
いいじゃないですか!
是非、書いてほしいです。
で、私にも読ませてね♪

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:30

>美結さん
インターネットは使い方次第ですよね。
私は何でもわからないことがあると、すぐネットに頼ってしまうので
いかんなあと思ってます。
ブログは私も記録という意味で書き続けてきたのですが、
記事がワンパターン化してしまって、
「あれ?これって書く意味ある?」という気がしてきてしまったのです。
そうですね、ぼちぼち、ゆるゆる行こうと思います。
アドバイス、ありがとうございます♪

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:40

>faaaさん
そうか!反動なのかもしれないですね。
ここ2、3年、ずっと読み続けていましたから。
どうも、本を読む意味、ブログを書く意味がわからなくなってきてしまって…
ちょっと休憩してみようかと思います。
でも、まったく読まないわけじゃなく、ブログの更新を気にせず、
自分のペースでのんびり読むという読書はするつもりです。
今年は、なかなか寒くならないで、ファンヒーターもまだ出していないのですが
やっと寒くなってきた感じですね。
それでも、普段に比べて、まだまだ暖かいような気がします。
地球温暖化によって千葉がハワイになる日は近いです(笑)

Posted by: LIN | November 09, 2006 at 09:46

私が学生だったころ、このままのペースでエネルギー消費が増えたら、廃熱のエネルギーが気象のエネルギーに匹敵するに至り、気候に大変動を起こすかもしれない、という本を読んだことがあります。
もうそれが現実になっているような気もします。

情報量も然りなのかもしれませんね。

食べられるだけのものを食べ、読めるだけのものを読み、書けるだけのものを書くので、もういいのでしょう。

また、お会いできるのを楽しみにしています。

Vale!

Posted by: Lamium | November 09, 2006 at 19:56

Linさんが哲学的なことに興味があり、民俗学にひかれているのはよくわかります。なんか一緒に人類学やりませんか?っておさそいしたくなります(笑)お金にはなりませんが、、、。
「哲学」っていうと漠然すぎて、何からどうとっかかっていいのかわからないのですが、たとえば「科学」という新しいコンセプトがどう成り立ってきたのか、ということを考えるとすると、そこには歴史、哲学、宗教がからみあってできたことがわかります。また、歴史を教科書通りではなく、たとえば「塩」という面からみた場合、世界の大国の勃興は塩に起因する、という裏の歴史が見えてきたりもします。梅原史学がおもしろいうのもそういう絞込み方がうまいんだと思います。
私の持論は本を読みすぎるということはない、なんです。ただ、一つの人生で読める本も限られるし、また熟読しなくては意味がとれない本もたくさんあると思います。自分の未知の分野に踏み込んでいくときはなおさらでしょう。ゆっくり良書にあたって下さい。

Posted by: Miwako | November 09, 2006 at 23:26

>Lamiumさん
>食べられるだけのものを食べ、読めるだけのものを読み…
これ、大・大・大賛成です。
日本はコンビニなどで、賞味期限切れのお弁当が捨てられたり
おかしいと思うんです。
食べる量だけ生産するというシステムがあればいいのですが。
外食やお弁当の類は、前日予約制にするとか。
先日、「その時、歴史が動いた」の柳田國男の回で、
椎葉村が紹介されていました。
そこは日本で、唯一、焼畑農業をしている村です。
猪猟においては「「のさらん福は願い申さん」といって
「余分な獲物は望まない」のだそうです。
柳田はこれを見て、
「富を均等に配分するというユートピアの実現で、一つの奇跡だ。」
といったそうです。
ちょっと、マルクスっぽいと思いませんか?

Posted by: LIN | November 10, 2006 at 09:20

>Miwakoさん
人類学、いいですね~。
私もちょっと調べてみたのですが、人類学や民俗学は
お金にならないらしいですねー(笑)
柳田とか折口はどうやって食べてたのでしょう!?
でも、これらの学問を趣味としてやる分には、かなり楽しそうです。
「塩」については、確か、Miwakoさんはレポートをお書きになってましたよね?
そうなんです。
「歴史」を大きくとらえるんじゃなくて、狭いテーマから歴史を見ていく方が
結局、歴史をとらえることになるんですよね。
>梅原史学がおもしろいうのもそういう絞込み方がうまい
同感!同感!
>ゆっくり良書にあたって下さい。
ありがとうございます。
何か、自分のめざす方向がちょっと見えてきたように思います。
人類学のこと、またいろいろお話させてくださいね。

Posted by: LIN | November 10, 2006 at 09:32

新パソコン、いいですね!
スペックがすごすぎて、なかなか実力を発揮できる場がないのですが、
私の友人は、オンラインゲームを二つ同時にやるとかムチャクチャやってるそうです(笑)

古地図は、今、京都の古地図の本を眺めてました(今日は雨で京都探検にいけない…泣)。
車道がないですね。当たり前だけど、車道がない。それがけっこう大きなちがいで、どこなのかよくわからなくなります。
「~大路」といっても、けっこう細い道だったようです。
あと、お寺や神社の敷地が、役所や学校など公共施設になってるんですね。デカい用地はそういうところから手に入れるしかないから。
廃仏毀釈も、信仰のこと以上に、実際的な必要性があったのかもしれません。

古地図は江戸時代のものがほとんどで、測量技術が定着したらしい。
検地みたいな公共の用途だけじゃなくて、広く出回ったようで、わりとたくさん残ってるみたいです。

柳田国男はとても読みやすくて、学問といっても、随筆のような書き方になっています。
ほんとは子供に読んでほしかったみたい。
近代政府のいう「美しい日本」ではない、ほんとの日本が身近にあることを、「声を大にして」ではなく、ささやくように、つぶやくように、告げたかったらしい。
「折口君は神主を読者に想定して書いていると思いますが、私は小学校の先生を仮想の読者にしています」というような発言があります。
柳田の本はどれから読んでもいいし、途中から読んでもいいし、詠み終えなくてもいいような書き方になっていて、その点でも気楽に読めるし、
どれも身近なところから出発して、不思議なところへみちびくような話。引き込まれてけっこうどんどん読めます。

Posted by: overQ | November 11, 2006 at 16:12

>overQさん
Core2Duoは画像処理が早いです。
今まで、動画が遅いのは通信速度のせいだと思ってたのですが、
パソコン自体の問題だということがわかりました(笑)
最近、overQさん、民俗学的な記事が多いですよね。
興味深く拝見しています。
京都は、謎がたくさんあってうらやましいです。
今まで、日本は、「欧米に追いつけ、追い越せ」できたけれど、
ここにきて、その価値観にゆらぎが出てきたのかなあと思います。
で、「ディスカバー・ジャパン・アゲイン」というか、
「日本人とは何なのか」と考える時期にきているのではないでしょうか?
私自身が民俗学に興味が出てきて注目しているせいもあるかもしれませんが
TVで民俗学者の特集が増えているような気がします。
先日の「その時、歴史が動いた」は柳田國男だったし、
今月の「知るを楽しむ」火曜日は折口信夫。
今夜のウィークエンド・ジャパノロジーは南方熊楠。
民俗学キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!なんですかね?

Posted by: LIN | November 12, 2006 at 11:27

LINさん、おひさしぶりです。
かなり遅れての書き込みですみません。
私の場合、打たれ弱くて、人との衝突や議論が苦手で
ついスローライフやゆるゆる系に「逃げ」てしまうし、
最近そういう人が増えているとも思います。
こういう「逃げ」のムードが蔓延するなかで、
あえて問題に直面する姿勢のLINさんのブログはいつも刺激的です。
特に映画や小説でLINさんが腹を立てた作品の記事(笑)。
これからはご自分にあったペースで読書を楽しんでください。
ブログの更新も楽しみにしています。
今年もまたこたつの季節ですよ。
私も松本清張とクリスティをまとめて読み返したいものだと思っているんですけど、なかなか……。
LINさんの清張とクリスティのベストは何ですか?
もし差し支えなければ教えてください。


Posted by: yomunel | November 13, 2006 at 00:19

>yomunelさん
コメントありがとうございます。
私は逆にyomunelさんのようなゆったりした生き方を
うらやましく思っておりますよー。
本の読み方にしても、私のように変な力が入ってなくていいなあって。
yomunelさんは打たれ弱いというよりも芯が強いというイメージです。
ブログはゆるゆる更新させていただこうと思います。
他人の視線があるせいか、ブログの私と本当の私が
どんどんかけ離れていってしまっているような気がします。
以前はつまらない本はつまらないって書けていたんですが、
この頃は「あ、この本は○○さんが好きな作家だから」とか
「あんまり悪口ばかり書くと感じ悪いかしら?」とか気になってしまって…。
そもそも本の感想なんて、秘めてこそ花なのかもしれません。
さて、松本清張とクリスティのベストですが、うーん、むずかしい。
松本清張は推理ものならやっぱり短編じゃないですかね。
長編はややだれる傾向が…
私自身は清張の考古学がらみの作品が好きです。
クリスティは、私はポワロ好きなので、ポワロものならどれも好きです。

Posted by: LIN | November 13, 2006 at 10:16

お久しぶりです。

>「あんまり悪口ばかり書くと感じ悪いかしら?」とか気になってしまって…。

放送作家の高田文夫氏は、悪口は筆が荒れるからと言う理由でよくなかったものはスルーの方向で、という姿勢なのだそうです。もっともな選択だと思います。

読んだ冊数とかで読書ははかるものではないので、読みたいときに読みたい物を読めばいいのだと思います。これまでもこれからも一読書人としてその姿勢を貫いていければいいではないですか。

Posted by: Izumi | November 15, 2006 at 01:40

>Izumiさん
おひさしぶりです~。
お元気でしたか?
おー、相変わらず、落語、たくさん見ていらっしゃいますねー♪
>悪口は筆が荒れる
ああ、確かにそれはあるかもしれないですねー。
>読みたいときに読みたい物を読めばいい
アドバイスありがとうございます。
そうなんですよね。
Izumiさんはとても芯がしっかりしていてゆるぎがない方にお見受けしますが
私って、すごくまわりに影響されやすくてぐらぐらしちゃうんです(^^;
どうもブログをやってますと、みなさんに本を紹介されるたびに
どんどん目移りしてしまって…
これからは、自分というものをしっかりもって自分の読みたい本を自分のペースで
読んでいきたいと思います。

Posted by: LIN | November 15, 2006 at 10:22

いやー、私もなんとなくわかるような気がします。
あまりにも簡単に調べられちゃうと、おぼえたつもりでも、ちゃんとおぼえてなくて、また調べればいいやってなっちゃったりとか。

あ、無意味良品。面白いですよね。
でも、最近見てなかった。また見てみよう。

Posted by: tsuu | November 17, 2006 at 08:10

>tsuuさん
わーい、わかっていただけました?(*^^*)
ブログを始めて、本を読み、ネットで調べ、ブログに書く生活を続けてきたのですが
何か自分の中に積み重なっていっているような気がしなくなってしまって…
ちょっと初心に帰ってみようかと思っています。
「無意味良品」おもしろいですよねー。
でも、この記事を書いてからいろいろ調べてわかったのですが
アトランダムに再放送されているだけで、今は新作は放送されていないようです。
そういえば、tsuuさん、片岡さんも執筆者の一人である『極上掌篇小説』
お買いになりました~?


Posted by: LIN | November 17, 2006 at 10:02

>これも、その時の感情を書き残すという意味でいいことだと思ってたのです>が、「書く」ということは、自分の思いを、文字に乗り移らせるわけです>から自分の気持ちの方は薄まってしまうような気がするのです。
>魂を売るとでもいうのでしょうか…


ごきげんよう。久しぶりにコメントさせていただきます。
私も上記のような事を、最近考えてました。自分の文章が上滑りを
始めている感じがして・・自分の書くものが嫌になりはじめ、ちょっと充電期間を置く必要があるかな?と・・思っていたところでしたので、ちょっとドッキリしながらこのフレーズを読ませて頂きました。

Posted by: ihoko | November 25, 2006 at 17:22

>ihokoさん
>自分の文章が上滑りを始めている感じがして
ああ、その感じ、よくわかります。
私も今まで、一度も書くことに疑問なんて感じたことがなかったのですが
ここにきて、突然、その感情がやってきました。
充電期間、いいと思いますよー。
多分、“書く”ということを過信しちゃいけないのではないでしょうか?
“書く”人は、それが万能だと思いがちですが、
“書く”だけでは伝わらないことっていっぱいあるんですよね。

Posted by: LIN | November 29, 2006 at 10:48

ご無沙汰しております。天藍です。
(反応遅すぎで申し訳ないです。コメントさせていただきます(^ ^;))
そうですねー、仰るとおりかと思います。私も、感じたことを文章にするほど安っぽくなるよなあ…と思ったりして。一番大事な感情は文章にしない方が多いです。。

民俗学!哲学!いいっすねー。「遠野物語」、現在読みさしなんですよう(汗)
そして「無意味良品」、いいなあ。面白そう。

Posted by: 天藍 | December 08, 2006 at 21:09

LINさん、こんにちは。
私は数年前まで地域のコミュニュケーションサイトを運営していて、LINさんと同じような気持ちになったことがあります。消耗戦みたいな感じかな。
それでネットをプライベートに楽しみたくてコミュニュケーションのコントロールできる本のブログをはじめました。というより、公開して読書の励みにしようという不純で自分勝手な動機もあったかな(笑)
多かれ少なかれネットは自分のペースだけにできなくなる場面が出てきます。
サイト更新やレスポンスにとらわれず、自分のペースで自分のために楽しむのが一番いいですよ。

Posted by: uota | December 09, 2006 at 22:15

>天藍さん
コメントありがとうございます。
ここはほぼ休止中状態でしてお返事が遅れましてすみません。
>感じたことを文章にするほど安っぽくなる
わーい、天藍さんもそう思います?
私も突然、そう思ってしまうようになってしまって。
書くとどうも安っぽいというか薄っぺらくなっちゃうんですよねえ。
それと同様に、書いてあることも何だか嘘くさく感じるようになって
すっかり本からも遠ざかっています。
そんなわけで民俗学にも興味はあるものの、
「遠野物語」もまだ読めていません(^^;
最近、はまっているのはお笑いとかラジオです。
お笑いとかラジオって一瞬芸じゃないですか。
だからこそ、そこに真実があるような気がしています。

Posted by: LIN | December 10, 2006 at 14:29

>uotaさん
おお、uotaさんはコミュニュケーションサイトの運営をされていたのですか!
大変だったのではないですか?
私はこのブログ、2年近く、書いてきたのですが、
何か書けば書くほど真実から遠のいているような気がするんです。
書くこともですが、読むことにも疑問を感じてきてしまって…
一気にわーっときました。
そんなわけで本も全然、読んでないんです。
せっかく、本好きのお友達がたくさんできたというのに…
>自分のペースで自分のために楽しむ
ホント、その通りですね。
ネットはどうしても、まわりに影響されてしまうようなところが
ありますから。
また本を読みたくなる時がくるのかわかりませんが、
今は自分の感情に素直でありたいと思ってます。

Posted by: LIN | December 10, 2006 at 14:37

 ありゃりゃ、もしかして「書きすぎた」のかもしれませんね。
 昔の誰かの言葉ですが、「書くということは怖いことである」というの思い出しました。
 安易に書いているとけっこうドツボにはまることもありますからね。お気をつけください。プロでも書くときはかなり気を遣うそうです。冗談を書くときはもちろんリラックスして書いているんだけれども、それとは違う頭のどこか奥の方で「書く」という行為それ自体に畏れを抱きつつ書いているものですよ。

 ……って久々に書いてるクセに長ったらしいウンチクをたれてごめんなさい。
 あらためて、LINさん、お久しぶりです。
m(_ _)m

 前にも書いたけれど、そういう「書く」ということを見つめているLINさんに、読む人よりも書く人のセンスを感じます。いやおべっかじゃなくマジで。
 そこを超えたとき、もっと深い「書く」という行為に行き着くんじゃないでしょうか。僕は冗談半分で、LINさんがもの書き仲間になってくれることを期待してたりもするんですよ。いっそのこと、おもしろい本がなければ自分が最高の本を書いちゃえばいいのだよ。LIN嬢。……って、あくまで冗談です(笑)。

 肉体はいっぺんに使うと筋肉痛になります。
 頭や心だって同じですよ。あせらず自分のペースでね♪
 ホントに本が好きなら、きっとまた読みたくなりますよ。本の世界は広いですから、まだご覧になっていないところに好きなジャンルやネタがあるんじゃないでしょうかね。
 それでも読みたくならなかったら…… いや、それも運命でしょう。趣味に無理はいけません。ゆっくりゆっくり。

(とかいいつつ、僕も休止して長いのであまり大きなことはいえませんが(笑)。お互いゆっくりいきませう♪)

Posted by: ろぷ | December 21, 2006 at 09:59

>ろぷさん
おー、お帰りなさい♪
出張に行ったきりずっと更新されなかったので心配してましたよー。
何かね、私は小説に期待しすぎていたのかもしれないです。
3年くらい前に、人生にいろいろ行きづまっていた時(今も行きづまってますが 笑)
人から「本を読んだら?」というアドバイスをもらって、
小説にその答えを探そうとしたんだよね。
でも本って結局、テキストでしかないなあって。
そもそも、最近の作家は、昔の作家と違って、人生にもがき苦しんでいるという感じじゃないので
ことばが薄っぺらいわけだけど、
人生にもがき苦しんだ人の本を読んだとしても、その人の本当の苦しみは
半分も伝わらないんだよね、テキストでは。
苦しみだけじゃなく、最近、私は「お笑い」が好きなんですけど、
「お笑い」はやっぱり見るもので、それを文章にしたらおもしろさが半減するじゃない?
うまくいえないけれど、そんなようなことを考える日々です。
今年もあとわずかというところで、ろぷさんとこういう話ができてよかったです。
よいお年を♪

Posted by: LIN | December 22, 2006 at 09:58

>でも本って結局、テキストでしかないなあって。

 あらら。そう思えちゃったら仕方がないですね。
 小説やノンフィクション以外にも本の種類はいっぱいありますよ(笑)。念のため。

 あと、小説はたしかに「人生の苦しみ」みたいなものを表現し得るメディアではあるけれども、必ずしも表現しなきゃいけないメディアではないと思うよ? っていうか、安直に答えを求めるために本を読むってのもねぇ……
 安直に私の答えを出せと言いながらアンタの悩みも見せろとな!? LINさん、ムチャな注文するねぇ(冗談だよ)。

 まだ物語を読む気があるのなら、素直に物語を楽しんでみれば?
 答えを探そうとか思わずにさ。じゃないとどんなに良い物語に触れても答えを求めた瞬間に消えちゃうよ? 恋愛もそうじゃん。ガツガツしてたら男は萎えちゃう。経験をかさね、自然体に大人のつきあいができるようになると、運命の人に巡り会えたりするもんでしょ。少なくとも僕はそう思う。
 LINさんが言わんとしている「答え」とは、楽しんだあとに少しだけ残るものをいくつも自分で組み上げて、ふと浮かぶものであって、どこかにデーンと「これが答え」と置いてあるもんなんかじゃないですよ。つうかそんな本、面白くもなんともないし、その程度の、たかがテキストに置き換えられるような答えをもった人生なんてつまんないぜっ。

 とっとっとっ。
 議論する気はなかったんだ。
 ただ、話を聞いてると、どうしてもズレてる気がしてたの。メールしようとも思ったんだけれどもね、ちょうどテキストエディタで書いてるしブラウザを開いているので投稿にしました(どんな理由だ!?)。だから読んだら消してくれてもOKよ。

 また本の話ができるといいね。

Posted by: ろぷ | December 22, 2006 at 15:52

>ろぷさん
>どうしてもズレてる気がしてたの
うーん、そうかなあ。
ろぷさんと私では考え方が違うだけじゃないでしょうか?
そもそも、小説がなくては生きていけないという小説好きと
まったく小説を読まない人と、どっちが多いかというと
圧倒的に後者だと思います。
>安直に答えを求めるために本を読むってのもねぇ
まったく小説を読まない人って、安直に答えを求められそうな
人生論とか「キッパリ!!」みたいな生活エッセイが好きだったりしない?
>ホントに本が好き
ブログに「やっぱり本が好き」なんてつけちゃってるけど、
そもそも私は本好きってわけじゃないんです(笑)
あ、本は好きなんですけど、小説嫌いだったんです。
で、ここ数年、読み続けてみたのですが、小説ってやっぱり小説でしかないなあ
という結論です。
いや、もちろん、まったく読まなくなるというわけじゃなくて、
またいつか読むかもしれないけど。
でも、私は、小説家が書いたどこにも存在しない偽の人生ではなくて
実在する人の本物の人生にもっとたくさん触れたいと思ったわけです。
今、ちょうど「王様のブランチ」で年間ブック大賞が発表されているところで
小川洋子がインタビューを受けていますが、作家ってどうも好きになれない。
胡散臭いんです。
で、その作家のインタビューの中に劇団ひとりが混じっていたのですが
すごく人間らしいというか、温度があるというか。
そう、作家って、血が通っていない感じがするんです。
多分、作家側にいるろぷさんにはこの気持ちはわかってもらえないかもしれませんね(笑)
でも、私がこんなに必死になって書いているのは、
ろぷさんには、私が嫌いなタイプの作家になってほしくないなあと思うからなんです。
明日はクリスマスですね。
ではでは、メリークリスマス♪

Posted by: LIN | December 23, 2006 at 10:05

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