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March 22, 2007

『猫は殺しをかぎつける』byリリアン・J・ブラウン

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猫は殺しをかぎつける
猫は殺しをかぎつける

グルメ記事の担当になった新聞記者クィラランは、
パーティーで昔の恋人と再会した。
彼女は陶芸家と結婚し、自分も女流陶芸家として活躍していた。
ところが、まもなく行方知れずになってしまう。
夫婦げんかが原因の家出と思えたが…

新聞記者クィラランが、飼い猫のシャム猫ココと協力して
事件を解決するというシリーズ。
現在、30作、発売されています。
この『猫は殺しをかぎつける』が第1作目だと思って買ったのに、
どうも早川書房がこのシリーズの中で初めて翻訳したのがこれで、
実際は第4作目だったようだ。
表紙には「新シリーズ第一弾」と書いてある。
まぎらわしいのう…

アガサ・クリスティファンとしては、
ミステリーとしての質は、やや落ちるといわざるをえない。
もたついているというか、キレがないというか。
犯人も動機も殺人方法も何だかなあという感じ。
アガサ・クリスティを読み終えた後のようなスッキリ感はない。
じゃあ、何がおもしろくて読むのかというと、
もう、ひたすら、シャム猫のココの賢さ&愛らしさにつきる。
ただ、私も相当、猫は賢いと思っている方だけれど、
「ここまで猫がするか!?」という気はする。

はまる人ははまるらしいけど、
もう2、3冊、読んだら、はまるのかなあ…

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