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September 29, 2007

『19時から作るごはん』

●今週、読んだ本
洋裁ばかりやっていて、読書ははかどらず。
行正り香さんの『19時から作るごはん』を買いました。
19時から作るごはん
おしゃれで簡単な料理ばかり。
初心者の人でも気軽に始められるるように、
最初に紹介されているメニューは「チーズオムレツ」。
またワンルームキッチンの人でも作れるように、
コンロ×1、フライパン×1、鍋×1、電子レンジオーブン、
小さなまな板、ぺティナイフ
だけあればいいようになってます。
この中に書いてある
「手作りの料理は、単に人のお腹を満たすだけでなく、
人の心を満たす力を持っています」
ということばは、まったくその通りだと思います。
行正り香さんのエッセイが、まごころドットコム
読むことができます。
ここの鮮魚宅配を取り寄せてみました。
どんなお魚がくるのか楽しみです。

●今週、考えたこと
コンビニのお弁当やおにぎりはまったく食べないし好きじゃありません。
ところが今、コンビニの残飯を、豚などの飼料に使うという動きがあるらしい。
ということは、私たち消費者は、自分の意思に関係なく、
知らないうちにコンビニのお弁当を間接的に食べることになってしまうのでしょうか?
コンビニの残飯を食べさせた豚なのかどうか、
販売時に明記してもらいたいものです。
肉類は、最悪、そんなに量を食べないのでいいとしても、
そのうち農産物の飼料にも使われないか心配です。

●今週のお買い物
・ミシン(ジャノメ モナーゼE-4000)

もともと持っていたミシンは、実家で活躍中なので、
そのまま貸しておくことにして、自分用に新たに購入しました。
直線縫い専用ミシンの方が、縫い目がキレイらしいのだけれど
やはりボタンホール機能(ボタン穴を作る機能)は必要かなあと
このミシンを選びました。
ロックミシンは持っているので、これで大抵のことはできるはず。
ミシン屋さんによっては、コンピュータ機能や刺繍機能のついた
高級ミシンを薦めてくる場合がありますが、
私は、コンピュータミシンは液晶が壊れやすいと思うし
刺繍も手でやれば済むことだと思っている。
それらの機能のために10万円以上出すのはもったいないです。
ただし、あまりにも安いミシンもダメです。

・外付けCD-ROMドライブ
ウチのパソコンのスーパーマルチドライブは
雑誌や楽譜についてくる付録のCDをまったく読みこめない。
それで、外付けのCD-ROMドライブを買いました。
電化製品というのは、進化しているようで
かえって不便になっているような…
DVDレコーダーにしても、画質の美しさや容量アップに
メーカーはやっきになっているけど、そんなことより、
簡単にSDカードに録画できる機能をつければいいのにと思う。
現代人はなかなか家でじっくりテレビを見る時間は取れないもの。
SDカードに録画すれば、パソコンやiPodや携帯電話で
時間と場所を選ばずに見ることがでできるのに…

・マルチトラックレコーダー(BOSS MICRO BR)

自分の演奏を、MP3ファイルとして録音できて、
USB接続でパソコンにデータバックアップできるというもの。
同じ機能を持つレコーダーは数あれど、これはとにかく小さくて軽量(本体重要130g)。
本当はギター用に開発されたものらしいのですが、
私は電子ピアノに使用します。
多重録音できるので、一人連弾が楽しめます。
マイク内臓なので歌も録音できちゃう。
最近、よく弾いている楽譜は、リットーミュージックのピアノスタイル
ピアノ用楽譜が掲載されている雑誌といえば月刊ピアノが有名ですが、
ピアノスタイルの方が断然、アレンジがかっこいいです。
特に交響曲や協奏曲をピアノソロ演奏にアンレジしてあるのがすごくいい。
PIANO STYLE (ピアノスタイル) 2007年 10月号 [雑誌](CD付)

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September 22, 2007

『ゲーム的リアリズムの誕生』『カラマーゾフの兄弟』「かもめ食堂」

読書を趣味にしていると、ついつい本ばかり読んでしまう。
あいた時間ができると、ごく自然に本に手がのびる。
が、そういう生活をしていると、日々の暮らしが雑になるような気がする。
私だけかもしれないが…
早く本の続きを読みたいからと、食事を簡単に済ませちゃったり、
とにかく次から次へと本を読むので、ぼーっとする時間がなかったり…
料理とかピアノとか、読書以外の趣味ももっと広げていきたいと思う秋。

実は、以前、洋裁を習っていた。
でも、先生も生徒も年配の女性ばかりで、作ってらっしゃる服がおばさんっぽくて
わくわくしない。
私自身はできるだけ、流行のデザインを選んで作っていたつもりだけど
できあがりはいつも野暮ったかった。
結局、洋裁教室はやめてしまった。
「洋裁の雑誌に作りたいと思う服の型紙が掲載されてない」
「大きい生地店でも既製品で使われているような布が売ってない」
といったことも原因だったかもしれない。
ところが、最近、調べてみたら、今はインターネットで
立体裁断の型紙やかわいい生地を売る店がたくさんある。
ひさしぶりに創作意欲がくすぐられて、またやってみようかという気になってます。
そのうち、完成品をこのブログに掲載するかも!?

●今週、読んだ本
『カラマーゾフの兄弟』byドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

やっと読了。
やけに明るい読後感だった。
旧訳で感じた鬱々としたロシアはそこになく、
まるでイタリアが舞台であるかのような明るさだった。
翻訳者である亀山氏による解題をまだ読んでいないので
それを読んだら、また書きます。

『ゲーム的リアリズムの誕生 動物化するポストモダン2』by東浩紀
ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2

『動物化するポストモダン』の続編。
Amazonのベストセラーランキングをながめていると、ライトノベルが多いなあと思う。
私はライトノベルを読んだことがないが、勝手にマンガみたいな小説と位置づけている。
マンガもほとんど読まない。
(「きょうの猫村さん」と「今日の早川さん」は持ってるけど)
ライトノベルやマンガを一般の小説よりやや下に見ているところがあるかもしれない。
しかしこの本を読む限り、ライトノベルやマンガは小説の未来形のようなのだ。
この本にこんなことが書いてある。
大塚(大塚英志のこと)は、純文学からミステリやSFまで含め、
ライトノベル以外の小説をすべて、現実を写生するものだと捉えている。
ミステリやSFは非現実的な事件を描くが、
それはあくまでも現実の写生を前提としたうえで、
そこに違和感をもちこむ手法だというのが、大塚の考えだ。
それに対して、ライトノベルは、アニメやコミックという世界の中に存在する
虚構を写生する点に特徴がある

小説が現実を写生したものであるということは今さらながら考えさせられた。
小説がいくら現実に近づけようとしたって、現実にはなれない。
私が日頃、感じている小説に対しての嘘っぽさというのはそういうことかもしれない。
一方、ライトノベルやアニメは、現実にはありえないデフォルメされた登場人物たちを
動かすことでそこに歪みが生まれおもしろい効果を与えるのかもしれない。
かえってリアリティが生まれる!?
最近、ドラマの原作にマンガがよく使われていて人気だが、
それもこのことに関係しているのだろうか。
この本については『動物化するポストモダン』を読んでから再考察したい。

~この本の作品論で取り上げられている作品~
『All You Nees Is Kill』by桜坂洋
「ONE」(ゲーム)
「Ever17」(ゲーム)
「ひぐらしのなく頃に」(ゲーム)
『九十九十九』by舞城王太郎

●今週、見た映画
「かもめ食堂」
かもめ食堂

群ようこが本作のために書き下ろした小説を
『バーバー吉野』の荻上直子監督が映画化。
サチエ(小林聡美)はヘルシンキで“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。
ある日彼女は最初の客で日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)に
ガッチャマンの歌詞を教えてくれと言われるが、出だししか思い出せない。
彼女は偶然本屋でミドリ(片桐はいり)を見かけ……。

全体の雰囲気やキャスティングはとてもよかったと思う。
が、私は原作である小説を読んだ時の方が、もっと感動した。
サチエ、ミドリ、マサコの3人が、それまでどうやって生きてきたのかが
映画ではあまり描かれていない。
サチエがどうして強くなってしまったのか、
天下りの会社で21年間、ぼんやり過ごしてしまった
ミドリの人生は何だったのか、
両親の面倒を見続けたマサコは幸せだったのか、
考えると、何だかとても切なくなった。
トンミ君も小説の方がおもしろかったような…
映画だけで原作を読んでいない方は、
小説の方も是非読んでみて。
かもめ食堂

●「ザ・シンプソンズMOVIE」のこと

近頃、アニメ映画というと、お笑いやらタレントやらが吹き替えをやり
派手に宣伝しているなあとは思っていた。
でもアニメ映画なんてあまり見ないので、影響はなかった。
しかし!
私の好きなアニメ「ザ・シンプソンズ」が映画化され、
その声優が所ジョージ、和田アキ子、田村淳、ベッキーだという。
すごい違和感…。
ぎりぎり、田村淳のバートはOKだが、
所ジョージのホーマーと、和田アキ子のマージはありえない!
(もともとの声優さんの声は上の画像をクリックすると聞けます)
ネットでも問題となっていて、署名運動も行われています。

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September 15, 2007

『今日の早川さん』『カラマーゾフの兄弟』

引き続き今週も、光文社刊、亀山訳の『カラマーゾフの兄弟』を
読んでいる。
今は4巻の第12編。
4巻にはいってから気持ちがのらずなかなか先にすすまない。

今後、発売予定で気になる本を下記にピックアップしてみた。
ノンフィクションばかり。
やはり私はそれほど小説が好きではないのかもしれない。

ここ数年、料理がうまくなりたいと思っているのだけれど、
なかなかそう簡単には上達しない。
昨日は40cmほどの金目鯛と格闘したがかなりの苦戦を強いられた。
キッチンの床が魚のウロコだらけ。
魚をじょうずにおろせるようになりたい。
味噌汁の具もワンパターンになりがちなので、
バリエーションを増やしたい。
この間、宮沢りえが味の素のCMで作っていた
小松菜とさつまいもの味噌汁」を作った。

ついでに他のシリーズも貼っておこうっと。
<ブタダイコン編>レシピはこちら

<つくねじゃが編>レシピはこちら

小松菜は栄養もあって本当においしい。
最近、私は青菜といえば、ほうれん草より小松菜だ。
新鮮な魚と野菜が手にはいる海沿いの田舎に住みたいなあ。

●今週、読んだ本
『今日の早川さん』by COCO
今日の早川さん

本好きの女の子たちの日常を描いて大人気のブログが、
大幅加筆、新作描き下ろしをくわえて書籍化。
SF者の早川さん、
ホラーマニアの帆掛さん、純文学読みの岩波さん、
ライトノベルファンの富士見さん、レア本好きの国生さん。
本好きの女の子たちの本と読書をめぐる日常のアレコレ。

詳しくはコチラ
元ブログはコチラ
私はマニアになれない薄っぺらな人間なので、
これほど夢中になれる趣味がある人たちを心からうらやましいと思う。

●9月、10月発売予定で気になる本たち

9/14 『カラマーゾフの兄弟続編を空想する』by亀山郁夫

9/20 『岩波文庫解説総目録』

9/26 『爆笑問題ニッポンの教養 現代の秘境は人間だった』by太田 光・田中 裕二・中沢 新一
TV番組の公式サイトはコチラ
今月の28日に90分スペシャル
「爆笑問題 VS 慶應義塾 2030の衝撃!ニッポンの未来を激論(仮)」が
放送されます。

10/6 『退屈論』by小谷野敦(文庫化)
『文藝2007年冬季号 特集:笙野頼子』

10/10 『梅原猛の授業 道徳』by梅原猛(文庫化)
『高村薫 時事発言集』
高村さんの新刊!嬉しい!

10/16『暗黒館の殺人』by綾辻行人(文庫化)
読んだのになぜか中身を忘れているので再購入の予定。

10/25『生首に聞いてみろ』by法月綸太郎(文庫化)
読んだのになぜか中身を忘れているので再購入の予定。

10/30『その名にちなんで』by ジュンパ・ラヒリ(文庫化)

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September 08, 2007

『あじあ号、吼えろ』『カラマーゾフの兄弟』

●今週、読んだ本
『あじあ号、吼えろ』by辻真先
あじあ号、吼えろ!

あじあ号とは昭和9年から昭和18年にかけて満州で運行していた
特急列車である。
この小説は、ソ連参戦が噂される昭和20年8月の満州が舞台。
国策映画撮影のため、満鉄が誇る超特急あじあ号がハルピンを出発した。
乗客は、東邦映画のスターとその付き人、ハルピンの高級料亭の芸者、
満映の女優とその付き人、満州日日の記者、関東軍中尉。
そして貨車には謎の積み荷。
果たして列車はどこへ向かうのか?

著者自身が鉄道ファンということで、鉄道冒険小説を書きたかったのだとか。
実際、鉄道マニアにはたまらない作品だと思う。
が、鉄道マニアでない私でも楽しめた。
先が気になり、一気に読んでしまう。
しかし、戦争がテーマであるにも関わらず、全体的に作品が軽いのが気になった。
登場人物もみな爽やかで、悲壮感がない。
それでいて後半、ばたばたと人が死んで(←ネタばれOKの方のみドラッグしてね)
後味が悪い。

『カラマーゾフの兄弟』byドストエフスキー
カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

話題の亀山訳で再読中。
(一度目は原卓也訳で読みました)
今週は2巻を読了。

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