『信長の棺』by加藤廣
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「本能寺の変」の後、織田信長の遺骸が忽然とこの世から消えた…。
「信長公記」の作者・太田牛一の視点から描いた歴史ミステリー。
冒頭で、牛一は信長に5つの檜の箱を渡され
「そなたに、あれなる物を預け置く。
こたびの事、決まれば即刻、早馬にて伝える。
直ちに持参の上、京へ駆けつけよ。」
と命ぜられる。
しかし、信長は本能寺の変で死んでしまう。
私は、もうその箱の中身が気になって、気になって。
でも、最後にならないと、その中身はわかりません。
わかってみると、「そうだよな、それしかないよな」と思うんだけど
もっとドラマチックな中身を期待しちゃいました。
信長の最期も、正直、えー(;´Д`)という最期なんですが
なんだかんだおもしろくてどんどん読んじゃいました。
歴史ミステリーとしてもおもしろいですが
牛一の老人としての生き様が
現代の老年の方々の参考になるように書かれているように
思いました。
これは著者が1930年生まれであるということもあるでしょうね。
宇月原晴明の『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』に引き続き
これを読み、信長づいております。
今月末に佐藤賢一著作の『女信長』が出版されるようなので
これも読んでみようかな。
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『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』by宇月原晴明




